人を襲う動物

動物に関連したヘンなムックを買ったのですが、出てくる写真がことごとくネット上から拝借したようなものばかり。許可を得たのかどうか知りませんが、大したものです。ホントにいい加減な本です。

内容は猛獣や不思議動物やらUMAについて。酷い本とはいえ、こういうネタは大好きなんですｗ

で、その中で興味を持った（というか知らなかった）のが、チンパンジーのブルーノの話と苫前三毛別事件の話。怖い話なんですよ。

チンパンジーのブルーノの話は、多分半年くらい前の話。チンパンジーが人を襲って殺して顔面を食って逃走、続いて車を襲撃してフロントガラスを叩き割って運転手を引きずり出し、地面に叩きつけた上で両手両足の生爪を剥がしてこれまた顔面を食ったという陰惨そのものな事件。

苫前三毛別事件というのは大正時代の北海道、冬眠し損ねた1頭の大きなヒグマが開拓農家を次々に襲撃し、死者8名＆重傷者2名を出したという日本最大の獣害のことです。

熊はともかくね、チンパンジーとかサルの怖さってのは別格なんですよ。自分に似た動物が襲ってくるんですから。チンパンジーの獣じみた眼（実際に獣なんですが）は、本当にキモ怖い。やつらは握力300kgくらいありますからね。ゴリラはもっと強力で700kgだか800kgだか（とにかくシャレにならない数値）になりますが、彼らは基本的にチンパンジーよりはるかに温厚だそうです。チンパンジーはレイヨウやサルを狩ったりもするし、とにかくこいつらは怖いんです。性文化なんかもメチャクチャです。

熊に襲われて死ぬのとチンパンジーに襲われて死ぬ、どっちか選べというなら、俺は確実に前者を選びます。熊ならまだ諦めがつきますよ。サルに襲われて死亡なんて嫌すぎです。まあ、もし動物によって殺されるとしたら、そうですね、1,000匹の子猫に囲まれて萌え死ねればそれはそれで本望ですｗ