JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

JTマーヴェラスと高木理江選手 その②

2005年09月07日 23時15分42秒 | JTマーヴェラス/高木理江選手
台風14号が過ぎ去りました。阪神間では比較的影響が小さかったのですが、九州・四国・中国地方には甚大な被害を及ぼし、死傷者も出たとのこと。被災者の方々にはお悔やみ申し上げます。

なお、前回までの「だ」「である」調の文章にすごく違和感があることに気付いたのでやめます。堅いですよね(笑

ところで、このブログを読んで下さっている奇特な方の中には、「リエ」ってずいぶんなれなれしいな、と思われた方もいらっしゃるかもしれないので、一応補足しておきます。
バレーファンなら誰でも知っていることなんですが、バレー選手にはコートネームというものがあります。つまりニックネームですね。高木選手の場合は名前の理江からそのまま転じて「リエ」。まあファンは「リエさん」とか「リエちゃん」とか呼ぶんですけどね。

閑話休題。初観戦の後も、リエはベンチ入りするけど、なかなかコートに立つ機会を与えられませんでした。監督イチオシプレーヤーなのになんで使わないんだろう、と思ったりもしたものです。ただこれは仕方ない部分もあって、まずマーヴェラスには実績もキャリアもある凄い選手が揃っていること。そしてそれらの選手の多くは、いわゆる生え抜きではなく、旧知の一柳監督(当時)を慕ってマーヴェラスにやってきた、ということ。監督が贔屓していたとも思いませんが、やはり長年の信頼関係は強かったんでしょうね。このあたり、マーヴェファンからは「もっと若手を使えよ!」という声も多々上がっていました。確かに、選手にとっては実戦が一番の成長の場ですからね。

ファンになって以来、ワンポイント起用を除くと初めて(かな?)リエがコートに立ったのが、1月29日の対シーガルズ戦でした。同じセンターポジションの森山選手が怪我をされ、その代役(失礼)として、リエがスタメンに名を連ねたのです!もちろんVリーグの試合では初スタメン。関西の試合だったらその歴史的瞬間に立ち会えたのですが、いかんせん山形ですよ。遠すぎます。出るとわかっていれば、行ってたんでしょうけど(笑。

その試合でリエはアタック6点、ブロック1点、サービスエース1点(すべてVリーグ初)を決めました。サーブレシーブに至っては13本中11本成功(84.6%)という、センタープレーヤーと思えない数字を上げ、勝利に大貢献しました。最後のマッチポイントもリエが決めたのですが、その瞬間、リエはコートで泣いてしまったそうです。これまでの努力や苦労、試合でのプレッシャー、それらが報われた安堵、様々な想いが絡み合った涙だったと思います。俺はそれを聞いて、リエのファンになって本当に良かったと思いました。なかなかいないでしょ、こんな選手。

その後もリエはスタメン出場を続け(森山選手の調子が良い時は併用で)、試合毎に成長しながら、「高木理江ここにあり」と多くのファンにその存在を印象付けました。試合に出るたびに、人気も急上昇。やはり露出というものは重要なんですね。俺が応援に行った試合では、サインもらったのが俺一人(推定)、ということもあったのですが、スタメン出場後は、いつのまにかマーヴェの中でも人気選手になってしまいましたよ。ファンサイトもできたりして、ファンとしては本当に嬉しい限りです。

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2 コメント

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Unknown (ペコ)
2021-02-20 03:31:02
ごめんなさい、読んでて泣きました。
リエさんファンだったのですね。
アマゾンさんのブログ面白すぎて。あと、泣けます
これから、リエさんがキャプテン時代の記事も読めるかと思うとぞくぞくします( ;∀;)
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返信遅れましてスイマセン② (Rodoriguez)
2021-09-29 00:22:26
リエさんはどちらかといえば記録に残る選手ではなかったかもしれませんが、記憶に残る選手でした。人生のうち何年間かを高木選手とマーヴェの応援に費やしたことは、今でも僕のいい思い出です。一度引退されて姫路で復活されたのですが、僕も変なこだわりがあって、一度も会話をしませんでした。あくまでも自分はマーヴェサポなのですが、高木選手に迂闊に絡むとその魅力のせいで姫路サポにもなりかねないと思って(苦笑)。姫路がV1に昇格してマーヴェと戦うことになれば、それは邪魔な感情ですからね。今思えば素直になって、ちゃんと挨拶くらいしておけばよかったと思います。結局姫路を引退されるまで、薄情なまでに一言も声をお掛けしませんでしたが、自分って悪い意味で不器用なんだなと今でも時々振り返ったりしますよ。
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