JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

先週の東京三連戦の感想(ライスコ観戦など)

2007年02月17日 02時27分20秒 | JTマーヴェラス/高木理江選手
すっかり遅くなってしまいました。


[2月10日 v.s. 武富士バンブー]
 結果  2-3 (25-23, 15-25, 25-23, 17-25, 15-17)
 概要  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15557_1.pdf
 詳細  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15557_2.pdf

[2月11日 v.s. 日立佐和リヴァーレ]
 結果  3-1 (18-25, 25-21, 25-20, 25-18)
 概要  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15562_1.pdf
 詳細  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15562_2.pdf

[2月12日 v.s. 岡山シーガルズ]
 結果  0-3 (22-25, 13-25, 18-25)
 概要  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15557_1.pdf
 詳細  http://www.vleague.or.jp/data/result/2006/15557_2.pdf


感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[武富士戦]
家で仕事しながらライスコ観戦。最後はほとんどケニーとエステスの打ち合いだったけど、最後はエステスが貫禄を見せてマーヴェは敗れました。熱戦だったけどはたして良い試合だったのかどうかは知りません。


[日立佐和戦]
録画を観戦。アイとリツ、良く頑張った!そしてケニー様様。ケニーはやっとヒロインインタビューが回ってきてとても嬉しかったです。リツのインタビューは・・・俺が磯野波平なら「ばっかも───ん!!!」と雷を落としたくなるようなダメダメぶりだったけど、初めてだし初々しかったし、まあ、おめでとう!ということで(笑)


[岡山戦]

全般)
個人的には一番負けてほしくないチームに負けたのでそれだけで腹が立つのですが、それ以上に内容が酷すぎると思うんです。ライスコとスタッツしか見てないけど、捨て試合だったんですか?サーブレシーブボロボロの岡山がこの日は79.2%!岡山は1レグでマーヴェとやった時も70%越えたしね。このサーブの弱さ・・・というよりマーヴェのサーブと岡山のサーブレシーブは奇妙に相性がいいんかな、とすら思ってしまいます。

どっちにせよ話ならんがな。感想書くのやめようかなとも思ったけど、一応書きますよ↓

第2セットが13点・・・そして試合通じてブロックが1本!1本ですぜ1本!我々、応援する時に「1本!1本!」とか言いますけど、実際に1本しか取れなかったんだからこれはシャレにならない。っていうか5セットマッチの6人制バレーでブロック1本ってありえないやろ!?と思います。

「どうしちゃったの?」というよりは「なにやってんの?」という感じです。

そりゃセンター線の状態が悪いのは重々承知ですよ。これまで騙し騙しやってきて、でもそれが通用しなくなってきたのはわかってますよ。マホの怪我が完治してないのも知ってるよ。みんな頑張ってるのもわかってる。

でもそれはファンだからですよ。初めて会場に来た人や初めてバレーを見に来た人、そんな事情を知らないテレビ視聴者に弁明はできない。少なくともとにかくこの試合、画面の向こうからなんとも言えない雰囲気(すごく薄っぺらい感じ)が漂ってきてイヤだったなぁ。

よかったね、テレビ中継なくて!!!などと言ってみる。


リエ)
リエは2試合連続で開始早々交代させられたわけですが、俺はリエの調子が悪いのか怪我なのか病気なのか精神的にまいっているのか疲れが蓄積しているのかやる気がないのか(それはないと思うけど)知らないけれど、気持ちで負けていませんでしたか?大丈夫ですか?見ていないのでなんともいえないけど。。。

リエはことあるごとに「私は私のできることをやる」と言っていますが、これは多分自身のなさの現われだと思うんです。謙虚さを差し引いても、不安な気持ちは痛いほど伝わってきます。

それはさておき、これは推測ですが、この早々に交代させられた2試合は、リエは高木理江という一選手にすらなりきれていなかったのではないかと思うんです。

リエは今期キャプテンということでプレッシャーもあるし、決定率も低いし、とても苦しんでいると思う。思うに、リエはレフトになりすぎようとしている。「レフトであれ」「レフトたらん」意識しすぎている。

そりゃ実際にレフトポジなんだからレフトの仕事はしないといけないでしょう。だけどレフトにコンバートして1年半です。今期のマーヴェの戦術的に平行トスを打たなければならないのは当然ですが、あまりにも典型的なレフトのスタイルにこだわりすぎると、高木理江という選手自信にすらなりきれない。

リエの特長はセンターの動きもでき、ライトからの攻撃もでき、その上でレフトにチャレンジしているということではないのかな。トレーニングで腕も脚も太くなった。これまでよりパワーもついた。だけど一朝一夕にレフトを極めることは無理ですよ。たとえ中学校までレフトエースだったとしても、やっぱり基本はセンターとして実績を積み、12Vの前からまたレフトをやっている。俺はそれがリエの基本だと思うけどね。

それに、別にいいじゃないですか、まだまだ二段打ちがヘタでも。その分、いいレシーブが返って来た時はクイックもやったらいいじゃない。ブロードもやったらいいじゃない。どんどんライトから打ったらいいじゃない。ケニーやMBに遠慮するなよ。レフトとしてのスタイルを固めていこうとする努力や気持ちは大歓迎だけど、俺はもっとカラフルなリエの攻撃も見たいなぁ。こんなに攻撃パターンが多い選手ってなかなかいないんやで。今の自分にもっと誇りを持って、そして自分を信じて!楽しくいこうや!

でもやっぱり一方で、センターが使えないからどんなトスでも打たなければなりません。それはエースの仕事ですからね。リエはこのリーグ途中からずっと指にテーピングしてないんですが、多分少しでもボールの生の感覚を掴もうとして素手でやってるんだと俺は勝手に推測しています。いろいろ必死に頑張ってます。

まあ俺に言えることといったら、とにかく顔を上げて、声を出そう!コートに立っていなくても声を出そう!コートに立っていなくても、タイムアウトやセット間では進んで円陣に入って声をかけよう!遠慮すんな、それはキャプテンの大切な仕事なんだから。そしてSmile!笑っていこう!ってことくらいですかね。

寺さんがなぜ自分をキャプテンに指名したのか、それだけは忘れないで下さい。誰よりも「負けない心」を持っているからじゃないのか!

気持ちで負けたら、相手チームどころか同じチームの選手にも負けちゃうよ。しんどいけど、踏ん張りましょうや。まずはレシーブ1本!それが今期の基本。


寺さん)
ただこの試合、敗因は俺はなによりも監督にあると思います。なぜ早々にリエを交代させるのか。そしてセイも。申し訳ないけど、経験の浅いリツとアイでは河本教徒に対向するのは苦しかろう。

目先の結果を、それも1試合の中でだけ追い求めないで頂きたい。そんなに早く交代させるのなら、最初からメグスタメンでいいじゃないですか。アイスタメンでいいじゃないですか。リエは1試合休ませればいいじゃないですか。あんな交代のやり方はないですよ。セイの代わりにリツを入れ、高さがないからか(?)またセイに戻す。だったらずっとセイを使えよ。リツが入ったからって簡単にリズムは変わるとは限りません。少なくとも俺は、前日のリヴァーレ戦での交代が成功したことに「味をしめて」、そしてものの見事に失敗したとしか思えない。守備固めの交代については上手いこと機能していると思うので、なおさら残念ではあります。

まあリエに関しては試練を与えていると思いますが・・・

それにしても。寺さん、もっとどっしり構えなよ。こっちが不安になってくるよ。

あと、個人的希望としてローテを見直してほしいです。そしてそろそろ、ヨウコかエミを試す時期じゃないでしょうか?


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2 コメント

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Unknown ()
2007-02-18 19:35:06
今更ながら、現地に行って来たのでその時のことを。
シーガルズとやる時にしてはいけないことを全部やった。そういう試合でした。
事前に当然準備し、意識しなければならないのは
・フェイント対策(ブロックと後ろの連携、位置取りや誰が行くかなど決まり事の徹底)
・森選手に好き勝手させない(サーブで崩し、サイド単発にする)
の二点ですが、どちらも無策の一言。何を考えていたのやら。
粘り合いになったらJTに勝ち目はありませんから、先手を取って火力で押していかないといけないのに、現実は逆に相手の波状攻撃に押され、ケニー選手と谷口選手しかない単調な攻めが、高さはなくてもきっちり揃ったブロックで仕留められて連続失点。高木選手や位田選手で前2枚のローテの得点力の低さが…。
慢性的にレセプションの悪いシーガルズが成功率80%近くを叩き出すなんて、かなりの珍事です。当然森選手が大暴れして、JTのブロックがかき回される。森選手に意識が行っている隙を突かれて、高松選手や神田選手、若浦選手に決められる。チョロを駆使してくる相手なのはわかり切っているでしょうに、何度ブロック裏やコーナーに軟打を落とされたことか。森選手はともかく、神田選手が大エースに見えましたよ(苦笑)。川井選手にもいいようにやられてました。
おまけに流れを断ち切るサーブミス連発。
シーガルズは、別に奇策を使ってきたわけではありません。
ただ、JTがあまりに酷かった。特にセンター線。何度チャンスを1本で切れずに切り返されたことか。
今週は二連勝ですが、これから上位とやる時にケニー選手に頼り切った状態では…最終的にはケニー選手の決定力に縋るしかないにせよ、もう少しどうにかしないと。ケニー選手がいなかったらと考えるとゾッとします。
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シーガルズ (Rodoriguez)
2007-02-19 03:24:35
鍋さん、貴重なレポありがとうございます!

シーガルズ戦は、ライスコ見ながらフラストレーションだけが溜まりました。もうグダボロだったんだろうなというのだけはわかりました。

シーガルズといい1月7日の日立佐和といい、粘るチームに工夫なくぶつかっていくとキツイものがありますね。シーガルズのレセプション成功率には目を疑ってしまいました。珍事どころか事件ではないでしょうか(笑)

ブロックフォローやチョロへの対応については、基本的にユウとリエ(アイ、メグそしてテン)しかいないので、シーガルズのようないわゆる小ざかしい攻撃を仕掛けてくると思いっきりかき乱されてしまいますね。そして組織的なブロックの強いチームですからそれに対応しなければならないのは必定でしょうね。僕は策がなかったのもさることながら、どうにも気力負けしていたような気がするんですが、そこはどうでしょうか?あと、森選手の機動力に対応できるほど、今の(少なくともこの日の)マーヴェはサーブもブロックは良くなかったでしょうね。

神田選手は高年齢とはいえ良い選手だと思いますけど、若浦選手と川井選手のプレースタイルについては僕はほとんど知識がないので良くわかりません。基本的にシーガルズの試合は観ないようにしているんです。応援が不愉快だからです(選手が嫌いというわけではない)。これは冗談ではなく、僕はあの応援を聞くととても苛立つんです。幸いなことに今期は1度も聞いておりません。あとこれまたファンの人には怒られそうですが、僕はシーガルズの独特のリズムとチームカラーが大嫌いなんですよ(くれぐれも個々の選手が嫌いというわけではない)。見ていてスカッとしない。シーガルズは素朴で爽やかなチームのはずなんですが、どうも好きになれない。敵チームのファンにそう思わせる時点で大成功だと思いますが。。。もちろん尼崎や神戸でマーヴェ対シーガルズがあれば応援に行きます!

それにしても、マーヴェの若手選手には活躍してもらいたいのに東レの青臭い若さが嫌いだったり、マーヴェが粘りの試合を見せれば大喜びするくせにシーガルズの粘りは大嫌いだったり、多分僕は心が狭いんですよ(笑)

サーブミス連発というのは確かに頂けない。どの試合でも頂けない。それでもまだ攻めの姿勢が見られたらまだ救いはあるのですが、シーガルズ戦はそういう風には感じられませんでした、画面からも。ただほんとにライスコじゃわからないことが多すぎるな、というのはいつも思います。

現在のマーヴェのセンター線については、正直僕はあまり期待していません。ナオさん&マホはそれぞれアタック5点&ブロック2本が基準、それより良かったらまあいいか、と思っています。ナオさんはだんだん調子出てきたな、とは思いますよ。マホは怪我とはいえ今期は少し厳しすぎます。12Vなどは非力なペチンでも不思議と決まっていたんだけど、今期はちょっと・・・。まあ気合だけは見せてくれたら、それでいいと思います。数字に出ない部分の活躍もありますからね。

あとケニーがいなければ、と思うと確かにぞっとしますが、まあケニーがいることを前提に戦術を組み立てているはずですから、各選手が自分の役割をきちんとこなせばそれでいいと思います。ただアウトプットがケニー一辺倒だとどうしても読まれてしまいますから、そこが課題であることに変わりはありませんね。一層の頑張りを見せてほしいと思います。
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