JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

バレーの話題あれこれ(セミファイナル以降のおさらい) その1

2007年05月18日 08時01分40秒 | バレーボール
セミファイナル以降、マーヴェ以外にいろいろありましたので、こちらについても先に整理しておこうかと。目に付いた記事と感想などを。


バレー井野亜季子が仏リーグのカンヌ移籍
井野が仏リーグのカンヌへ

日立佐和リヴァーレを退部した井野選手ですが、フランスリーグのカンヌに移籍が決定しました。

カンヌといえば佐野ちゃんがいたところですから、当ブログからリンクさせて頂いているhamutaroumimiさんがブログでちょくちょく取り上げて下さるのかな、などと期待してみたり(ご無沙汰しており恐縮です)。

これからは「企業の社員」から「プロ選手」となります。日立佐和では社業とバレーの両立をこなしていましたが、バレー漬けの毎日が始まります。恐らく井野選手はそのありがたさを痛いほど実感することと思います。逆に、日々バレーに専念できる環境に身を置いていると、その恩恵を感じることに麻痺してしまうかもしれません。ここはひとつマーヴェの選手の皆さんも、あらためて現在の恵まれた環境(市街地に専用の体育館と立派な寮があり、1日中バレーができ、会社のブランド戦略に組み込まれ、広告も出してもらい、HPも頻繁に更新され、韓国に親善試合に行けば地元支社のおもてなしがあり、ユニフォームはステキなデザインで*、社員でもないたくさんのファンが毎試合会場に足を運び、負けても野次が飛ぶことなく・・・予算面を除けば**おそらく国内で最も恵まれた女子バレーボールチームでしょう)を思い出していただき、今後の更なる励みとして頂きたいと思います。

なんか説教臭くなりましたが、くれぐれも感謝の気持ち(この人のように)を忘れずに頑張って下さい。

それにしてもリヴァーレ、大丈夫でしょうか。と書けば他の選手に失礼かもしれませんが・・・井野選手は高い守備力を誇るチームにあってその要の選手でしたからねぇ。。。まあ時期、年齢、2年連続サーブレシーブ賞、全日本入りなどなど、経歴とタイミングを考えれば確かにいい選択ですよねぇ。。。

リヴァーレファンからすれば、表現がヘンだけど、家計が苦しいけど大学で勉強したいと希望する娘の願いをかなえたい親の気持ちってこんな感じなのかな。決めたからには頑張れ井野ちゃん!リエの後輩でもある井野ちゃん!(←結局そこかよ)

そんな井野ちゃんにこの歌詞を捧げます。少しばかり俺の意訳が入っていますが。。。


QUEEN 「Spread Your Wings ~永遠の翼~」 (抜粋)
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Spread your wings and fly away
Fly away, far away
Spread your little wings and fly away
Fly away, far away
Pull yourself together
'Cos you know you should do better
That's because you're a free man

翼を広げて飛び立とう
飛びたつんだ、遥か遠くまで
その小さな翼を広げて飛んでいこう
飛んでいくんだ、遥か彼方へと
自信をもって!
きっと上手くいくってわかってるだろ?
だって、君は自由なんだから
----------------------------------------

大きくなって帰っておいで!


* 余談になりますが、以前、ユニが袖なしに変わるという話を小耳に挟んだとき(このとき)、事務局の方に「国際的な傾向に沿って『露出を増やせ』と協会からお達しがあったのですか?」などとしょーもない質問をしてみました(笑)。事務局さんのお答えとしては「暑いから袖なしにしてほしいという選手サイドからのリクエスト」だったそうです。たしかに涼しいでしょうし、なによりも動きやすそうです。袖といえば日立佐和の飯田選手はいつも長袖ですが、暑くないんでしょうかねぇ。

** 我々が想像するほど予算があるわけではないそうです。一例を挙げると、バスを自前で所有しないことなどからも伺えますね(バスはメンテナンス費用や税金・保険・燃料費、ドライバーのお給料、その他維持費などの面から、レンタルの方がかなり割安だそうです)。

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さて次に全日本なんですが、初回召集の22人から有田選手と高崎選手が代表辞退したため、当面20人となり、その中から12人に絞り込むことになりました。

美雁さんのブログ(5/14の記事)に集合写真が載っていますが、最初見た時「左端の8番の人は誰???」と思いました。JVAの選手名簿で確認して多治見選手だということに気づきました。なんか雰囲気が違ってて驚きました。それから「板橋選手の後ろの人は誰???」とも思いました。これは庄司選手ですね。庄司選手、大変失礼ながらこの20人の中ではパッと見が地味ですので、プレーでどんどん存在感を出すことを期待します。個人的には活躍してほしい選手の1人です。

しかしなんといっても注目は10番の先野選手でしょう。はっきり言って「赤ユニ似合わねぇ────(;´Д`)────!!!!!」と思いました。違和感ありまくりです(笑)。いや、久光の黒ユニのイメージが強すぎて、なんかこう。サキさんの魔女っぽいルックスにはやはり黒が一番です。

余談ではありますが、魔女のボスがサキさんなら魔女見習いは同じく久光の渡辺選手かなぁ、と。好きな選手なもんでトスを上げる姿を見たいのですがなかなか・・・あの高さ(身長170cmだけど最高到達点301cm!)は魅力なんですけどねぇ。サマーで見られるかなぁ。

ちなみに黒鷲決勝の朝、俺が偏頭痛に襲われカエルのまるごんが頓死したのは、この魔女2人組の呪いだと勝手に思っているんですが(笑)

集合写真の下のカットでは、サキさんがマホとなにやら談笑していますが、三田尻軍団の番長であるサキさんの前では借りてきた猫のようにおとなしそうですね(笑)。っていったい俺のサキさんに対するイメージはどんなんやねん!と。いやいや、苦労人で、とても面白く、そして素晴らしいアスリートです。そして今期は・・・マーヴェの前に立ちはだかる巨大な壁でした!

余談ですが、三田尻軍団といえば・・・
 センター  先野、マホ
 レフト  リエ、栗原
 ライト  泉
 セッター  セイ
 リベロ  井野

なにかの機会に観てみたいものです、このチーム。

個人的に一番嬉しかったのは、11Vでマーヴェのトレーナーを務め、その後全日本のトレーナーに転身した渋ちゃん(渋谷理恵トレーナー)の姿を久々に見たことだったりします(笑)。美雁ブログにもマホのストレッチを手伝っている写真が載っています。渋ちゃん、これからもチームを支えて頑張って下さい!


参考) メグ、カナらが公開練習に参加 バレーボール女子日本代表

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そして日本関係の記事をチェックしているうちに見つけてしまった超クソ記事がこれ。いやクソ記事かどうかは個人の主観だけど(笑)

【バレーボール】サオリン&浅尾美和が五輪へ向け“共闘”!

この記者会見に浅尾選手は立ち会ってないと思うんです。木村選手がいきなり喋りだしたわけでもないだろうし・・・だとしたら記者の誰かが質問してこんな流れにもって行ったんですよね?馬鹿みたい・・・っていうか、スポーツ記事というよりは芸能記事のノリですよね。全日本メンバー発表会見でしょ。他に聞くことないんでしょうか?w

それにしても、木村選手は全日本チームの一員、かたや浅尾選手は西堀選手とのペア。言ってみればナショナルチームと1個人ペア。オリンピック出場という目標は同じでも、置かれた状況が違います。まるで「ビーチバレーの日本チーム」が五輪出場をかけて各国と戦うかのような印象を受ける記事ですが、実際のところは五輪出場を目指して浅尾選手も国内外のいろんなペアと戦うわけで。。。1個人競技者に過ぎない浅尾さんがインドアのナショナルチームと共闘って、ともすればまるでビーチバレー界における唯一絶対の正義、ひいてはビーチバレーイコール浅尾(少なくとも五輪出場最有力)みたいな印象を受ける。もちろんそれはマスコミの扱い方が悪いんだけど。豹柄のお姉さんたち(浦田・鈴木ペア)あたりがこの記事見て怒ってるんじゃないかなぁ・・・という気がしないでもないです(笑)

くれぐれも、木村選手や浅尾選手がどうこうというわけではありませんのでお間違い無きよう。報道サイドの問題です。

まあ協会やマスコミは、浅尾・西堀ペアに出場してほしいんでしょうねぇ。っていうか浅尾選手が出場できたらコンビは誰でも良いんでしょうねぇ、多分。そんな印象を受けます。

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で、そのビーチバレーなんですが、少々古い話題を。

浅尾を守れ!一般撮影禁止

俺は、これはちょっと変な話だなぁ・・・とも思います。

> ネット上にセクシー写真が流出する騒動もあった

そういう(皮膚の露出が多いユニフォーム)競技なんだから、仕方ないのではないかと。そもそもプレー中の写真がネットに出て、そしてそれが騒動になるくらいなら、むしろ競技としておかしいんじゃないか、とも思う。ってか、ビーチバレーって卑猥な競技なんですか???

セクシー写真って、なにをもってセクシー写真とするのか、ビーチバレーの場合は客観的な判断が難しいところではないでしょうか。多分胸やお尻の写真とか股間アップとかそういうことを言ってるんだと思うんですが。。。

まあ、たしかにビーチバレーのファンでもなんでもなくて、ただ単にユニ(水着)姿を撮りに来てる人もいるんだろうけど、はたしてそれは「悪いこと」なんでしょうか。昔、高校野球のチアの写真ばっかり撮ってる素人カメラマンたちが問題になったことはありますが、少なくとも競技者の写真を撮ることがそれほど悪いこととも思えません。水着が恥ずかしいのならビーチバレーするな、と思う。

まあネットオークションで写真を売るために撮りに来ている人、これは非難されるべきでしょうね。インドアにもいるけどね。

一口にカメラマンといってもそういった区別はできない(判断できない)から、一律に「撮影禁止」となるのでしょうけど、なんか少し腑に落ちないところもあります。

写真撮影禁止だと、例えばマーヴェ時代から西堀健実選手を応援している女性ファンが(いたとして)、自分のブログに彼女のプレー写真を載せることができなくなった・・・そういうことですよね。インドアだったら抗議&苦情殺到ですよね。

ただ、結局はプレーする選手の考え方次第。もし選手がプレーに集中できないというのであれば、撮影禁止措置も致し方ないことなんでしょう。だけど選手ってカメラ程度で集中できないものかな・・・ビーチはフラッシュ焚く人もいないだろうし・・・でもシャッター音は気になるかなぁ。まあ俺はビーチバレーの会場の雰囲気を知らないから、なんともよくわかりませんが。

結論として、結局すべての問題は「肖像権」云々ということで片付けられる、といえばそれまででしょうか。

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