JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

老人とPC

2012年03月13日 21時24分17秒 | 雑感
うちの家人はもう70歳を超えておりますが、パソコンを始めたのが65歳前くらいだったかと思います。

そもそもパソコンをやりたくなったきっかけが、画像や動画を編集したいという1点のみだったようです。

家人は昔、映画の撮影所に勤めており、かつて家には8mmの映写機や大型カメラなどがたくさんあったものです。

そのようなわけで、ことあるごとにフォトショップなどをサクサク動かしているのですが、なにせ他のことにはあまり興味がないので、パソコンの基本操作などはまったくわかっていないのでございます。

先ほども「ちょっと教えて」と訪ねてくるので、なにかいなと思ってPCの前に行くと、どうやらメールが送れないらしい。

どれどれ・・・と画面を覗くと、添付ファイルが150MBくらいありました(笑)

(笑)って書きましたけど、沸点の低いワタクシは半ギレですよ。そんなこともわからんのかとw

ほとんどがJPEGファイルですが、これが1つあたり7MBくらいありました。どんだけでかい画像なのかと。そして別の2つはフォトショップのファイルそのままで、これがひとつ80MBくらいあった。

「なんでフォトショップのファイルやねん」「知らんわ。普通に保存したらこうなったで」「んなことあるかいな」などと言いながら、「一般的なマナーとして添付ファイルは5MB程度までに抑えること」「相手のパソコンにフォトショップが入っていなければファイルは開けないこと」などをレクチャーしました。

ワタクシはフォトショップが扱えないので、使いこなしているのは単純に凄いなと思うのですが、それ以上に、150MBのファイルを添付しても何ら疑問を持たないことに驚愕しました。

まずフォトショップのファイルをJPEGにするように言いましたが、やり方がわからないというので添付を諦めてもらいました(さらにパソコンの調子も悪くメモリがうんたらと表示が出たので)。後日編集してCDに焼いて送りなよ、と。続いてJPEGのサイズダウン。「Microsoft Office Picture Manager」で25%に縮尺し、1つ500KB程度になりました。ちなみに「Microsoft Office Picture Manager」を初めて使ったらしく「なんやこれは」と言われました。

なんだかもう、大げさにいうならば、レーザービームは扱えるけど電子レンジの使い方がわからない科学者、みたいな感じです。ワタクシは少しばかりカルチャーショックを受けました。

というわけでなんのオチもない話ですが、世の中って面白いなぁ、自分の常識だけで物事を捉えてはいけないんだなぁ、ということをあらためて感じた次第です。


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