JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

最終戦 大阪市中央体育館 その2

2009年03月31日 02時47分58秒 | JTマーヴェラス/高木理江選手
2009.03.21 パイオニア戦

2時半前に体育館へ。玄関に向かう途中、事務局の方と関係者の方がボケーと空を見ていた。ああ、ご心労が絶えないからなぁ、俺も遠くを見つめて放心したくもなるよ。で、挨拶をしたら何も言わずに空を指差された。見上げると、凧が何枚か飛んでました(笑)。面白い形の凧で、ずっと眺めていたかった。そういや長いこと凧って上げてないな。凧は釣竿にセットして上げると面白いんですよ。もちろんリール付き&頑丈な竿でね。スポーツカイトとか楽しそうだけど、なかなか場所もないんだよな。

【試合前 エアリー応援】
体育館入りが遅かったので最終セットだけ応援しました。今シーズン最後の「矢野──!!!」を叫んできました。当ブログを読んで下さっている方ならご存知の通り、矢野選手は大好きな選手です。キラターンよりもサーブ時の矢野コールの方が好きだったりします(笑)。コアサポの皆さんには「ファイナル頑張って」と伝えました。4強チームは東レ、久光、NEC、デンソー。この中にJTマーヴェラスの名前がないのは悔しいですが、ぜひともエアリーに優勝してほしいと思います。

【パイオニア戦】
マーヴェが勝つとパイオニアが入れ替え戦に進み、パイオニアが勝つと武富士が対象となる、そんな試合でした。パイオニアが昨日勝っておけば・・・と言いたいところですが、そうじゃないよな。先述のように、マーヴェがもっと勝っておけば・・・ということです。

いずれにせよ最終戦というのはハラハラドキドキの駆け引きがありまして。なんの飾りもなく書きますと、試合前の整列で隊長とマホの姿を確認できなかった時点で、「ほう、こう来たか!」と思いました。仲間の某氏は「へぇ~、寺さん、こんなことできるんや」と感心していました。

・・・心にもないきれいごとを書きたくはないですよ。実際そう思ったんだから(笑)

いやしかし!テレビの解説によると隊長とマホは体調不良だったそうです。そうか、体調不良なら仕方ないよな。特に隊長はここ数試合、少しキレがなかったので、この日に無理させる必要は決してないしね。早く治して万全の体制で大和に臨んでほしいです。それこそもう体調不良ならぬ不良隊長というほどにビッシバシ情け容赦なくスパイク決めてほしいですね。

試合は結果としてハニーフ選手の高さにやられたという印象が強いです。庄司選手も良かったな。マーヴェは第1セットを快取して本当に素晴らしかったですよ。ただこれはパイオニア戦の一般的な傾向で、マーヴェがすんなり第1セットを取ったときはその後3連続で取られることが多いんだよね。残念ながらこの日もそうでした。これはひとことで言うとマーヴェに工夫がなくてパイは学習能力と対応できる攻守パターンのストックつまり経験があるということではないでしょうかね。チームとしても個々としても。いや、ニワカ素人ですからよくわかりませんけど。

リエは途中交代で入って、初っ端にキャッチをオーバーで逸らしましたが、無理しないでもアンダーでいい(笑)。アイもコトエもオーバーやるからって、一緒のことやっていてもあまり意味がない。まああのキャッチは身体の高い位置に来たので仕方ないですが、じゃあ位置取りが悪かったんじゃないのかな、ってこと。リエの前後の位置取りは昨シーズンあたりから急激に悪くなってきた。一時期俺は彼女の視力が低下したのかなと思ったくらい。理由はわかりません。そこが結局最大の弱点になってますね、現在。スパイクは良かったと思いますよ。最近動きが良いのでなによりです。リエヲタ的には、記録員がちょっと、というかかなり厳しかったですね。恨みでもあんのか!

いかん、取り乱した。

まあこの日のマーヴェは、やっぱりレイがいい経験を積んだということに尽きるのではないでしょうかね。それが一番の収穫でしょう。

俺が唯一不満だったのは、ベンチ入りが12人なのに、センターのエミと緑ユニのケイキを一度も出さなかったことくらいかな。専門家じゃないから起用についてはよくわかりませんがね。特にエミはワンポイントでも出した方が。。。隊長は日本人最高得点がかかっており、出場すれば高確率で栄誉を掴むことができたのですが、残念でしたね。マホも3セットでブロック8本決めたら1位になれたかもしれなかったんだけど、これはちょっと難しかったかな(笑)

そういや第1セットを取ったことで、セット率の差でトヨタ車体の最終順位が5位となり、車体ファンから随分感謝されました。べつに車体のために取ったセットじゃないけれど、結果的にお役に立てたのであればなにより(笑)

パイオニア戦のメンバー構成については様々な意見や憶測が出ていますが、何が正しいとか間違いだとか、答は出ないと思いますよ。我々、誰も当事者じゃないもんで実際の事はわかりません。こういう話を始めると、結局Vリーグのあり方や企業スポーツの現状とかいった話になってしまいます。俺はマーヴェについては、ただ単に「入れ替え戦を戦うにあたっての最大のキーパーソンである隊長とマホが休めて良かった」とだけ思っておくことにします。これは某氏から来たメールの意見そのまんまですが、真似したわけじゃないですよ。同意です、同意(笑)

それと、これは声を大にしていっておきますが、「仮に」隊長もマホも健康であったのに休ませたとしても、それはまったくおかしい行為じゃないですよ。優勝争いしていたわけでもなく、現在マーヴェの最大の目的は入れ替え戦勝ち抜けです。そのために全力を尽くすことが「戦略」として悪いはずがない。例年この手の試合があると必ずといっていいほど引き合いに出されることで有名な「Vリーグ機構規約19条」(※)ですが、本質を考えると結局はファンが納得する形であればいいんだと思います。そして恐らくマーヴェファンの99%までは寺さんの戦略に理解を示していたと思います。ただ、例えば「宝来選手のプレーが見たいので小遣い握り締めてチケット買って期待に胸膨らませて観戦に来た子供さん」などにとっては正直かわいそうでしたね。

「手抜きは出来ない」「負けたくはない」「入れ替え戦最後のチームは武富士の方がありがたい」・・・そう考えると寺さんのやり方は唯一にしてもっとも賢明な選択ですよ。シンもレイも当然一所懸命戦っていました。隊長とマホが出ていても勝てる保証などどこにもなかったのはファンならご存知の通り。だから彼女たちは決して隊長とマホの代役ではなかった。マーヴェは一所懸命戦って負けたのです。パイオニアにも武富士にも失礼のない形で。

いずれにせよ、もしチャレンジマッチでマーヴェが優勝すれば、パイオニア戦の敗戦はどんな勝利にも勝る『マケ』であったと実感すると思います。勝てばね。もちろん勝つけどね。だって勝たないとあとがないもの。

以上、「仮に」の話でした。

なおデンソー戦とパイオニア戦は、マーヴェ公式にレポートが上がっています。このレポートといい、選評といい、今シーズンは非常にクオリティが高いですよね。適確にポイントを押さえ、かつ公平な視点で書かれています。本当に素晴らしいのひとことですよ。

※ 秋田のNEC戦についても試合直後からネット上ではさまざまな意見が出ていましたが、それについてはファンでもなんでもないので突っ込んだ意見は差し控えます。俺は「四強とはいえ、1位通過以外になにもメリットがない」今の制度に根本的な問題があると思っています。結局、この手の話は「それぞれの思ったことがそれぞれ正しい」んだと思いますよ(それにしてもあの19条、恐らく文面が間違えており、本来は「第17条、第18条」と記載されるべきなんだよな)。

【出待ち】
負け試合だったけど、レギュラーシーズン最終戦だったので例年通り出待ちをしました。今回は選手に接触(笑)。リエを激励し、久々にサインを頂きました。私設応援団スタンディング部門で作った「緑化活動ハッピ」に書いて頂きました。チャレンジマッチではこれを着て試合に望めます。ありがとうございました!

それにしても「○○選手にサインもらってください」と違う選手に色紙を渡す人が目立ったな。うーん。

【その他】
日立佐和リヴァーレ、今シーズンは27試合全敗という結果に終わりました。非常に残念ですが、事実は事実です。チャレンジマッチ初日でマーヴェと戦うことになりましたが、マーヴェもレギュラーシーズン全敗のチームに負けるわけにはいきません。問題は、メンタルに弱いマーヴェが平常心で戦えるかどうか。一方の佐和は、失礼ながら、入れ替え戦の経験は豊富です。なにはともあれ、多くの方がご指摘されている通り、メンタル勝負ですね。

ちなみに入れ替え戦の日程に関して、俺は4日が宿直、翌5日は日直という最低コンボだったんですけど(笑)、両日とも交替してもらえることになったので、予定通りイスカンダル、いや大和へ「はるばる臨む」ぜ!運命背負ってるのは選手の皆さんですが、援護射撃はまかせろ!週明け、声が出なくても構わん!そこ、口撃薄いよ!なにやってんの!(誰に言っとんねんw)


踏ん張れ、高木理江選手!
踏ん張れ、JTマーヴェラス!


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