komakusaと花そう♪

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食の安全について

2005-10-16 17:00:16 | Weblog
  10月はサツマイモの出荷時期だ。
戦後の食べ物が無い時代に、一番貢献した食材でもあるが、その時代の人達には人気が無く、評判が良く無いようだが味の濃い食事に傾いた事を考えると、カリウム(ナトリウムを排せつする)とビタミンC(活性酸素=ストレスで傷んだ細胞を修復、イモ類のビタミンCは熱で壊れない)が豊富な栄養価の食材である。
  中南米が原産と言われるこのイモは、紀元前からあるが、日本に伝わったのは近代に成ってからと言う。  荒れ地でも実る生命力旺盛な植物である、植物は葉の裏にある気孔と呼ばれるトコで、吸い上げた水を蒸散しているが、サツマイモは乾燥期には気孔を閉じて水分の流出をくい止める為に、淡水不足が現実化した現代に打ってつけの食料とも言える。 将来、宇宙ステーションで水栽培するにも、根(この部分がサツマイモ)、葉や茎も食べられる品種もある為、捨てるトコが無い意味でも宇宙食にも適してると期待されているようだ。  
  ところで、今の石油高騰がストップをかけられないと、みられている中で植物を(特にサツマイモが注目)使った石油系繊維に代わって繊維を作る事で、コストを安定しようと企業は動き出しているようだ。 当然、品種改良をし、繊維に適する方向で改良が加えられるだろう…。 遺伝子レベルでの改良が行われた場合に、安価に走る為に食べる物に混ざる事が無いとは言えない。 これをくい止めるのは消費者の意識ではないだろうか…。  物には適性価格がある;最大大手の乳産業が潰れた背景に、消費者の安価に走った事が無いとは言えないと、私は思う。 
  世界の人口増加に向かう中で淡水事情も悪化を考えると、この適合性のあるサツマイモの未来にも暗躍たるモノを感じてしまう…。

2 コメント

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2020キロカロリー (hinokinojikei)
2008-02-28 16:09:44
komakusaさん、久しぶりに書き込みをします。
ブログに書いていますが食料自給率39%を踏まえた996kcal、2020kcalの実体験報告会を傍聴しました。
 カロリーの高い食物生産を進めた前提での自給率45%。この場合に一人当たりの供給エネルギー2020kCal。しかし机上計画の部署と実行部署が異なっているため、縦割り組織のお役所を信じられませんが。

 当然ながら全量輸入原料の醤油、納豆。飼料輸入の鶏卵、豚・牛肉などは制限されて芋とご飯中心のメニューになっています。昔懐かしい食事ですね。
 自給率UPは簡単ではありませんが先進国最低の自給率。メタボから栄養失調スタイルに変身しなければならないのでしょうね。
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さつまいもですか (somojin)
2005-11-12 03:41:03
焼きいも食べたくなりました。

植物繊維豊富!!

我が家の庭の畑はさといもです

食べあきたので.......。
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