神様のブログ(スマホで見てはいけません!必ずパソコンで表示して下さい)

善悪中毒について無知な人は、このブログを読むと99%の確率で心の健康を害します。まず下記リンク先サイトを一読して下さい↓

漢方薬(煎じ薬)の調合

2010年05月18日 22時34分27秒 | 陰陽五行説の漢方薬
今回は 漢方薬の調合についての話をしたいと思います!
上の写真(2枚)は 今日の煎じ薬を調合している現場を 激写した時の写真です☆
2枚ある写真の 上のほうの写真は 枸杞子(クコの実)の計量をしている時の写真で どの薬草の写真を撮ろうかな~と思ったんですけど やっぱりクコの実が 一番 色鮮やか?な感じなので クコの実を選びました!
ちなみに 左側には「半夏」が 保存容器?に入ってるのが見えますよね?
そして 左上のほうには 「牛膝」が ジャムの空き瓶に入れてあります。
右上の袋には 「クコの実」が入っていて これは福岡パルコがオープンした時?だったか 家族に連れられて半強制的に(苦笑) 1回だけ行ってみた時に 地下のスパイスとかハーブとか売ってる所らへんを ウロウロしてたら偶然にも発見してしまって 当時は「クコの実」を処方に加える事なんて考えてなかったんですけど 一応 知っている薬草だったので 興味半分で買ってみたというか(汗)
「クコの実」は そのまま食べても良いらしいんですけど 味がイマイチで しかも歯に くっつきやすいので 僕は そのまま食べるのは あまり好きじゃないんですよね・・・
でも その効果は ブルーベリーみたいに? 視力回復の効果があったり ノドを潤してくれる効果とかもあるみたいで 漢方の五行説で言えば「肝」「腎」「肺」あたりを 陰陽に偏らず補ってくれる効果があるんだとか。
・・・で 真ん中の計量器は 業務用じゃないですけど 0.1グラム単位での軽量が出来る かなり優れた計量器です!
この計量器は たしかIEON(イオン)で 3500円くらいで買ったんだっけ?
この漢方薬の調合のためだけに・・・(苦笑)
そして 一つ一つの薬草の量を計って それを軽量機の上にあるカップに入れて行ってて こんな風にして調合してます。
軽量機は やっぱり0.1グラム単位で軽量できるタイプのヤツじゃないと 上手く行かないというか 最初は1グラム単位の計量器は すでに持ってたので それで出来るかな?と思ったんですけど ちょっとずつ薬草の量を追加してやると 1グラム単位のやつは いつまで経っても反応してくれなくて まだ1グラムにも達してないのに 実際の薬草の量は 膨大な量になってたりするので ぜんぜんマトモに計れないんですよね(汗)
で 0.5グラム単位の計量器っていうのも 市場に出回ってるらしいんですけど 僕の感覚から言えば 0.5グラム単位の計量器でも なかなか上手く行かないと思いますね。
だって 0.3グラムの違いなんて計れないでしょ?
それくらいの誤差は別に良いじゃん!とか思う人もいるかも知れないけど 薬草の量が0.3グラムも違ったら 見た目の量は かなりの差があるんですよね・・・(汗)
でも 漢方薬局では たしか抑肝散加陳皮半夏とかで せいぜい30グラム前後の量しかないのに 10日分とか買って それぞれの量を計測してみたら 同じ処方のハズなのに 「これは28グラム?」 「これは30グラム?」 「これは31グラム?」 「これは29グラム?」みたいな感じで 前々から かなり大雑把な計り方をしてるんだろうな~とか思ってたけど 一番多いのと 一番少ないので 全体量に4グラムも誤差が出たりするとか そんな事やってたら 効果がマチマチになってしまう場合も多いと思うけどね・・・
しかも 一応 業務用の計量器で計測してるんでしょ?
業務用が ぜんぜん活かされてないよね・・・ちゃんと計測すれば 今の僕の処方みたいに 50グラムを超える処方を 家庭用の計量器で計測しても 多い時と少ない時での誤差は せいぜい1グラム程度に収まるんだけどね。
まあ その代わり 調合には15分くらい掛かったりしてるんだけどね(汗)

・・・で 下のほうの2枚目の写真の右側に 薬草を調合し終わった後 カップに入っている薬草の全体量を激写してみました!
1日分で この量は やっぱり多い気がするけどな・・・(汗)
でも今は 薬草の量が多いか?少ないか?とかを気にするよりも まずは病気を完全に治せる処方を見つける事が先決だ!
薬草の全体量を気にするのは 病気が ほとんど完治して元気になって 生活に余裕が出てきてからで良い!
薬草の全体量を気にするあまりに 病気が治らないなら 意味がないじゃん!
っていう感じの意気込みで頑張ってます♪

・・・で 2枚目の写真の 左側に移っているのが 今 僕が使っている「お茶パック」です。
今までに 3種類の「お茶パック」」を試したんですけど 2種類は 薬草を「お茶パック」に入れた後 折り返してフタをしないといけないんですけど(これが一般的みたい) それだと薬草の量が多くて いっぱいいっぱいになってしまう感じで ちょっと こぼれそう?という感じになって使い辛かったんですよね(汗)
で 写真に写っている「お茶パック」は 3種類目なんですけど 「特許」のマークが入ってて 「折り返し不要」とか書いてあって たしかに薬草を詰め込んだ後に かなりフタを閉じやすいし お茶パックの大きさは ほとんど同じハズなんだけど(107ミリ×110ミリ) この「お茶パック」に入れると 薬草の量が50グラムくらいあっても また何とか余裕が残されてる感じに入ってくれるのが 何とも不思議なんですけど やっぱり「特許」というだけあって 色々と工夫されている「お茶パック」なんだろうね(笑)
メーカーは「日本デキシー」っていう株式会社で ルミエールで89円で売ってました!

まあ こんな感じで調合しているので マネしたいと思う人がいたら 参考にしてみて下さい!
でわでわ ちょっと休憩してから 後でまた 今日の処方の煎じ薬を飲んだ感想文を書きますね・・・アデュー^-^

知母が耳管開放症に効いた?

2010年05月18日 00時50分22秒 | 陰陽五行説の漢方薬
漢方薬の話の続きですけど 上の写真に写ってるのが 今日の煎じ薬を 煎じている時を激写したもので やっぱり「熟地黄」が入っているので 真っ黒な煎じ薬になってますね(笑)
それと 最近は夏も近づいてきて気温が上がっているせいなのか? 煎じる時に かなり泡が上昇してくる感じになってきたんですよね・・・冬の間は 中火くらいで煎じてた時もあったんですけど そこまで泡が上昇してくる事は無かったんだけど 今の時期は 最弱の弱火にしてても 溢れ出す寸前みたいな感じ?(汗)
もしかしたら こんな風に泡が多く出るのは 薬草の全体量が50グラム以上とか大量すぎるのも原因かも知れませんけど(汗)
ちなみに 煎じる時は 調合した薬草たちは 「お茶パック」に入れて煎じてます。
最初は お茶パックとか使わず そのまま煎じてたんですけど やっぱり煎じ薬を作った後の掃除が大変というか かなりアクが出て こびりついたりするので(汗)
でも お茶パックに入れてしまうと 煎じている間は お茶パックの中に空気が たまってしまって 水面に薬草たち浮かび上がってしまって うまく煎じられてないのか 出来上がった煎じ薬の効果も弱くなる感じなので どうしようか?と考えてたんですよね。
で 今のベストな方法は 煎じる直前に 「お茶パック」に つまようじで10箇所くらい穴を開けておいて 薬草を煎じた抽出物が 湯液の中に出やすくしておいて 更に お茶パックの上のほうに ハサミで割りと大き目の切り刻み(3センチくらい?)を入れておいて 煎じている時に お茶パックに空気が溜まって浮かび上がるのを防止するようにしておけば 結果的に薬草たちが ほとんど水の中に沈んでくれる感じになるので この方法だと お茶パックを使わない場合と比べて 効果が落ちてる感じは ほとんどないし お茶パックに穴が開いてはいるものの やっぱり何もしないよりはアクが出にくいし 掃除が遥かに楽なので 今は この方法で煎じてます。
水の量は 薬草の量も多い事を考えて 650ccくらいから開始して 沸騰し始めてから40分後に だいたい350~400ccくらいになってる場合が多いですけど やっぱり熟地黄が3グラムも入ってるし 全体的な薬草の量も多いので これでも結構 濃い目な感じの煎じ薬になってますね(汗)

・・・で 今日の煎じ薬は 昨日の煎じ薬よりも 知母と牛膝を それぞれ1グラムずつ追加して 処方の構成は 以下のような感じなんですけど・・・

●●●●●●●●●●
柴胡   5
香附子  3
当帰   6
芍薬   6
川きゅう 3
地黄   3
枸杞子  5
牛膝   4
茯苓   5
半夏   4
陳皮   3
生姜   2
甘草   2
黄耆   3
知母   4
●●●●●●●●●●

全部で58グラムと ますます薬草の量が増えてるんですけどね(汗)
でも これがなんと! 耳管開放症に対しては 1日分(3回分)のうちの 1回分の煎じ薬を飲んで5分くらいで ほとんど耳管開放症が出なくなる処方に大変身!!
・・・と まあ それは良かったんだけど 昨日みたいに100点満点で点数化するなら この処方は 昨日のよりも悪くて 50点くらい?
最初は 80点以上は確実!みたいに思ったんだけど どうも副作用というか たぶん「牛膝」を増量したのは失敗だったみたい(汗)
「牛膝」は 本来は足の方向に向かって 血を送る作用があるらしいんだけど 処方全体の構成では これでも やっぱり のぼせ気味の処方になってたみたいで 足の冷え性には 思ったほど効かなかっただけなら良いんだけど 本来は足の方向に血を送る「牛膝」のエネルギーが 別の所に行ってしまって? 微妙に発汗するようになったんですよね(汗)
そんな状態で 夕方にジョギングとかしてたら 脱水症状?みたいな感じになったというか 持久力の低下は当たり前で なんかノドと胸の間あたりの 肋骨の真ん中あたりの位置で 体の内側から何かが突き出してくるような違和感がしたんだけど これって もしかして「腎虚」の症状?(汗)
以前 漢方薬局で聞いた話では 「腎虚」になると そういう症状が出る場合があるっていう話だけ聞いたことがあったけど 今までに こんな症状は経験した事なかったんだけど 何となく あの時の話が耳に残ってたから 「これって もしかして腎虚の症状かな~?」みたいに思ったんだけど どうなんだろう?
それにしても 漢方薬局で 「白朮」バージョンの抑肝散加陳皮半夏とか飲んでた時は 5キロくらいジョギングしても まったく汗が出ないくらい止汗作用が強すぎて 逆に気分が悪かったんだけど 「蒼朮」バージョンの抑肝散加陳皮半夏に変更したら 逆に こんな風に発汗作用が強くなったんだけど あの時みたいな感じになってるのかな?(汗)
こんな感じなので 煎じ薬を飲んで5分後くらいとかは かなりバッチリ耳管開放症には効いてて その後も じっとしてるんだったら良いみたいだけど 汗をかくような運動とかしてたら 1時間後とかには また耳管開放症が少し出てくるみたいな感じで かなりの即効性はあるものの 効果が持続しないみたいな処方になってるみたい(汗)
・・・まあ とにかく このままで良いハズがないですよね。
でも 「知母」を追加したのは正解だったというか 今 耳管開放症が ほぼ完治しているのは 「知母」の増量だけによるものなのか?
それとも「牛膝」も同時に増量した事による相互作用で良くなったのか?
どっちなのかワカランけど たぶん僕の感覚的には「知母」が良く効いてる実感があって 耳管開放症が消滅しただけじゃなくて やっぱり鼻の詰まりや ノドの渇きとかの症状も かなり良くなったし・・・

という事で この状況で 今度は どの部分を どんな風に配合を変えれば良いのか?って事で いろいろと考えたんだけど まず「牛膝」は3グラムに戻してやるのは当然として 代わりに「知母」を あと1グラム増量して5グラムにしてみようかな?
ちょっと「腎虚」の症状が出てきてる感じでもあるみたいから 「知母」は滋陰の効果もあるみたいなので適任かな?とも思うし。
でも「知母」は 収散の どっちか?と言ったら 発散するタイプの薬草のようなので 滋陰しても発散したりしたら意味がない?とかも考えたけど・・・たぶん考えすぎだろうね(汗)
それから 今は耳管開放症が ほとんど治まってるので こういう時こそ「柴胡」を減量するチャンス到来!ってな感じで 本来なら「柴胡」は3グラムくらいにしておきたいというか そんなに5グラムとか大量には使いたくないんだよね。
「柴胡」って 何となく解熱剤みたいな感じの対症療法薬に近い感じの薬草みたいで 僕の場合は 特に「少陽胆経(半表半裏)」という部分に熱があって 耳管開放症とかの症状が出てる感じの時に その熱を消すために入れてるんですけど 今は耳管開放症が出てないという事は 「少陽胆経」には ほとんど熱が無いと考えて良いと思うので 5グラムとか大量に使う必要性がないので 3グラムくらいで 維持療法的に入れておけば良いかな?みたいな・・・
それに 何の症状も無いのに「柴胡」を大量に使うのは 薬草のムダ遣いになるだけじゃなくて かなり瀉する作用があるようなので ムダに体力を消耗してしまう恐れもあるらしいので・・・
そう言えば ずっと以前に 漢方薬局に行ってた時に 抑肝散の柴胡5グラムバージョンを飲んでた時の記事とか書いてたけど あの時の薬剤師は「柴胡を増やせば耳の症状が良くなるという事は分かっているんです!」とか 自信満々に言ってたけど 確かに最初の数日間くらいは良く効いてた感じはあったけど それ以上の日数を飲み続けてたら 逆に 耳管開放症が復活してしまって その後もずっと 全く良くならなくて 逆に「血虚」の症状が強くなったような感じにもなったんですよね・・・
今になって思い返してみると 完全にハメられてたんだけど(汗)
それから 今 僕が持っている「柴胡」は ウチダ和漢薬の商品なんですけど 中国製の商品で たしか500グラムで 4000円くらいで買ったんですよね。
で 漢方薬局では 日本製の「柴胡」を使ってるとか言ってて あの薬剤師も『日本産の「柴胡」って かなり高価な薬草なんですよね~』とか言ってたんだけど 確かに ネット上の通販サイトとかで調べたら 日本産の「柴胡」は 500グラムで 1万円以上とかで売られてたりするみたい(汗)
そんな高すぎる薬草を買ってられるか! みたいな感じなので 僕は安い中国製の「柴胡」を選んだんですけど もしかしたら薬草の品質に多少の差はあるかも知れないですけど 煎じ薬を実際に飲んでみた実感としては ほとんど効果は変わらん感じなんですよね。
あの薬剤師は 「日本産の柴胡は値段が高いですけど 効果も高くて 本来なら2グラムで十分に効くんです! 中国産の柴胡だったら8グラムくらい入れないと効かないけどね・・・」みたいな話もしてたと思うけど そんな話があるか! ボケナスが!!!(激怒)
というか 薬草の品質が云々とか言う前に 体質と処方が合ってなかったら どんなに優れた品質の薬草を使ってても 意味がねーって(苦笑)
逆に 体質と処方がバッチリ合ってたら そこそこの品質の薬草でも バッチリ効くんだから やっぱり僕は これからも日本産の柴胡なんて買う事は無いだろうな・・・中国産のヤツで十分!
要は 使い方の問題だ!
弘法(こうぼう)筆を択(えら)ばず?(笑)

・・・なんか話が それた?ような気がするけど とにかく今は 耳管開放症が無くなってるので 柴胡を即効で3グラムに戻して そうすればムダな体力消耗も抑えられて 補益薬たちの効果がバツグンになってくれるかも知れないし 今日は発汗しすぎて? 「腎虚」みたいな症状まで出たので 柴胡を減らせば 間接的に「腎虚」にも効くかも知れないし・・・みたいな事を考えてます。
という事で 話をカンタンに まとめると 明日は「知母」の量を あと1グラム増量して5グラムにしてみる。
そして 「牛膝」は もとの3グラムに戻して 今は耳管開放症が出てないので「柴胡」も3グラムに減量するってな感じにしたいと思います!