虹の橋

親愛なるルーキー

虹の橋とは、どんな所でしょう？
天国に渡る橋だそうですね。
手前にある草原で、この世を去った動物が集まり、会いたい人を待っている。
そして、やがて再会した時、一緒に渡るという詩がある事を知りました。
じゅうべえとは、会えましたか？
パールとは、どうかしら？
ママは、あなたがそこで、大好きなリンゴやサツマイモやゴハンをお腹いっぱい食べて、ボールで遊んだり、走り回っているに違いないと思っています。

最後まで気丈に、パパの帰りを待ち、立てなくなってからも、目で意志を示そうとしていたあなたを、本当にけな気でいとおしく思います。
お家のいつもの布団で家族の中で穏やかに眠って旅立ったことは、何よりの慰めです。
獣医さんは、ほぼ老衰、よくがんばりました～と言ってくれました。
近所からお花が届いたり、今も、みんなが寂しいと言ってくれます。
たくさんの人に愛されて、よかったですね。
あなたがどんなに素晴らしい犬だったか思い知らされ、つくづく、一緒に過ごせた幸せを感じています。

ヤンチャな幼少期、トレーニングとフリスビーに明け暮れ走りまくった青年期、心が通じ合いまるで空気のように居るのがそこに当たり前だった老年期、介護・・・
すべてが素晴らしい思い出です。
ママは、スゴく寂しいけれど、すべてを全うしたあなたを心から誇りに思っていますよ。
あなたは本当に素晴らしい犬です。

ウチに来てくれてありがとう！
楽しい時間をありがとう！
長い間、一緒にいてくれてありがとう！

しばらく、寂しいけど、ゴメンネ。

ママは、もう前を向くよ。
あなたがそれを望んでるから。
きっと、また会えるから。