ミュージカル三昧

18日は抽選で当たったミュージカル「モーツァルト！」の製作発表に行ってまいりました。
4500人応募だそうです。

場所は東京會舘。
少し早く行って東京會舘1階のカフェでお茶をしました。
涼しいところでゆっくりしようと思ったのですが
居合わせたお客さん、私と同じように製作発表に当選した方。
よく通る声の方でして会話が筒抜け。
お年、ご主人のこと、娘さんの仕事のこと、観劇スケジュールなどetc...。

聞きたくなかったけど、聞こえて来ちゃった。
ゆったり過ごしたかったのに、ちょっと疲れてしまいました。
ああいう、ホテルのラウンジのようなところでは、
あまり大きい声で話さない方が良いですね。
自分も気を付けよう。
誰が聞いているかわかりません。

さて本題に。
お目当ての山口さん、かなり遠かったですが、真正面に見える席でした。
でもでも、出てきてびっくり。あまりにも普段着過ぎる（ーー；
他の出演者の方々はびしっと決めていたので、余計に目立ってました。
いいのかそれで？？と思ってしまうコーディネートだったなあ。
何度か見たことあるカーゴパンツ姿。
他の人が話している時は、何処を見つめているのか、眠そうだし。
最近の製作発表や雑誌ではキメキメの姿が多かったので、今回はどうかな？
思っていましたが、うーん、こう来たかー。
でも普段着の山口さんになぜかホッとしている自分。
いいよ、それで（＾＾）

質疑応答やダブルキャストの主役2人の歌、囲み会見や写真撮影などがあり
1時間で終了です。

出演者の中に市村正親さんがいましたが、山口さんの先輩で
2人いいコンビだなあ、会場を沸かす術を知っているベテラン2人
だなあと見ていたのですが、17日に市村さんの奥様、篠原涼子さんの
お父様が亡くなられていたのですね。
そんな状況でも会場を笑いに包んでくれるコメントが出来て…。
市村さんはモーツァルトの父親の役ですが、実生活でも父になり
また義理のお父さんを亡くすという心境でこの言葉を言っていたのですね。

「僕自身、人の親になったことによって、
ここにいる2人のヴォルフガングとの間にどんな親子関係が生まれるのか？
きっと今までとは違うと思いを抱きながら稽古をするのが今から本当に楽しみです。
心の動きがお客様にちゃんと伝わる様に、観てもらえればと思います」

翌日の19日の夜に帝劇に「エリザベート」を見に行きました。
2日連続でミュージカル三昧です。
エリザベートは決して明るいミュージカルでは
ないのですが、曲も素敵だし、なんてたって山口さんの歌を堪能できるもの。
彼の歌を聴くとすっきりします（＾＾）
「闇が広がる」という曲では、歌が終わった後、曲がすべて終わりきらないうちから
拍手が起きていました。
うーん、今期の山口トート、トリプルキャストですが
新しいトート2人に触発されてかなり良いのではないか！と思いました♪
お声もつやつや、ダンスもキレが良く？？前日のボーっとした
風貌の方と同じとは思えない素敵な舞台を見せてくれました。
エリザベート初見の友人、「祐さん踊れるんじゃない！！」と
驚きの様子（＾＾）
大変な舞台をこの猛暑の中演じているのだから、
普段はボーっとした姿でもOKよ～。

ちょっと涼しくなった夏の夜、秋の虫の声がするなか、
エリザベートの歌を口ずさみながら帰宅しました。
やっぱり舞台は良いな。