エリザベート

今日の空はなんて青かったのでしょう。

気温もぐっと下がった本日、ミュージカル「エリザベート」を
帝劇に見に行ってまいりました。
初めて見るミュージカルです。

エリザベートさんについて、全然知らなかったので
見る前に少し本を読んでおきました。
生きる時代が100年後だったら、彼女は違う人生を歩んで
いたかもしれないのですね。
自由に生きたいと願う彼女に「死」が隣り合わせになっている…
そのテーマを黄泉の帝王「トート」を通して描くことで、
エリザベートの人生を具現化した作品だなと感じました。

エリザベートは宝塚出身の朝海ひかる。
トートは山口祐一郎。
朝海ひかる、凛としたエリザベートでした。
好感持てました。
エリザベートはもう一人、涼風真世がダブルキャストで演じていますが
どうなんでしょう、ベテランだから、また違う感じなのでしょうか。

トート、山口さん。
トートは山口祐一郎のための役なのではないかと思うくらい
たっぷり歌を聞かせていただきました。
もう素敵。物凄い声量で歌うかと思えば、ささやくように歌ってさ、
すっかり虜です。
篤姫の島津久光さんと違いすぎますわ。
篤姫でも歌って欲しかったなー。なんて。
でかい貴方は舞台の上が輝いています！（186センチらしい）

輝いていると言えば、丸の内の町並みはすっかりイルミネーションに包まれ
今日のキーンとした空気の中、とても美しかったです。
もう冬ですね。
空気も乾いてきました。
みなさまも風邪をお召しになりませぬよう。。。

写真：丸ビルのクリスマスツリー