2010年 ハワイ島旅行⑲ レイを頂いて・・・

2010年10月31日（日）:ハロウィンの夜の出来事

アメリカでハロウィンを迎えるのは3回目。

夜はどこかレストランでも繰り出そうかなどと言っていたのですが、

それより何より、素敵な方との出会いで、思い出の一夜を過ごすことが出来ました。

イルカツアーを終えて、コナのベトナム料理屋さんで冷えた体を

温めるべく、フォーを食べました。ＢＡＬＥというお店。

ここのチキンフォーが美味しいです。

コンドに戻りシャワーを浴び一息ついているうちに眠くなり昼寝。

ウトウトしていると部屋をノックする音が。

うん？夢か？いや誰かノックしてるぞ。

ドアを開けると、そこにはノーマン坂田ご夫妻がいらっしゃいました。

ノーマン坂田さんって？？

コナコーヒーフェスティバルの理事は30年以上勤められ、今やコナコーヒー

フェスティバルの生き字引といえる存在。

ハワイの人間国宝でいらっしゃいます。

さて、なぜこの方が私たちのコンドミニアムまで来てくださったか。

それは夫が自分のブログにて書いた記事が、そもそもの発端でした。

 

ノーマン坂田氏のお兄さんはハロルド坂田といって、1948年のロンドンオリンピックに

アメリカ選手として出場、重量挙げで銀メダルを獲得後、プロレスラーに転向。

また、「007ゴールドフィンガー」の映画にも出ています。

彼のことを夫がブログに書いたところ、この坂田家の日本在住の

遠い親戚の方からご連絡があり、弟さんのノーマンさんがハワイ島に

いらっしゃるので、是非会ってきてくださいと。

私（遠い親戚の方）も元気にしておりますと伝えてください・・・

とかなんとかで、何故だかお会いすることになったのです。

 

初対面の我々にレイを持って訪問してくださり、

予想もしていなかった展開でしたので、レイの重みと感激でじわじわと感動しました。

レイを贈られる事がこんなに嬉しいことだったんだーとしみじみ思いました。

このレイは旅の最終日、海に流しました。

 

このハワイ島に来てノーマンさんのことを知るに至った経過など

夫は英語で説明し、またコナコーヒーの生産地ホルアロアのことなど、

色々お話しました。

夕方近くになり、夕ご飯どうするの？というので

特に予定はないけど、私はマナゴのポークチョップが大好きで・・・

なんて一言言ったら、じゃあ、マナゴに行こう！ということに即決。

ノーマンさんの車でマナゴ食堂まで行きました。

マナゴも日系人のご夫婦が始めたホテルと食堂。

もう、ノーマンさんはコナの日系社会では知らない人はいないのでしょうね。

マナゴの食堂に行っても、厨房にズンズン入って行っちゃうし。

ここのポークチョップ、最高に美味しいの～。味付けが日本人好み。

大きさはアメリカ人好みだけど。

初めてハワイ島に来た2005年以来だから、5年ぶり！

ハロウィンの夜でしたから、お客さんも扮装しながら食事している人も

いたし、店員さんも魔女になってました。

↓良く働く魔女（＾＾）

私はもう両親がいませんが、なんだかね、お父さんとお母さんと一緒に

ご飯を食べている気分でとっても嬉しかったです。

ノーマンさん今年84歳って言ってましたが、食欲が凄い！

いつまでもお元気でいてほしいなあ。

素敵な出会いに感謝の1日でした。