ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

忘れな草を ポニョちゃんとキナコちゃんに。

2017-04-16 12:38:22 | ワンコの日記

今日のポニョちゃんとキナコちゃん。
母さん、忘れな草を摘んで 花束にしました。
少女の頃を思い出すわ。
昭和の田舎にはレンゲ畑が一杯あってね、
レンゲ摘んで花束や 首飾り作ってました。

怪訝なお顔のキナコちゃん

とりあえず 匂いを嗅ぐ。

忘れな草を 可愛いお姉様方に。
いや、違った。どすこい犬達に。

今 kindle で 中西典子さんの 犬バカですが、何か? を読んでます。
彼女は ちょっと 常識を覆す考え方の ドッグトレーナーさんです。
ところで、その常識って なんなんでしょうね〜?
例えば、母さんが子供の頃は 犬は外でチェーンの鎖に繋いで飼うのが常識でした。
今は もうそういう飼い方は非常識で 殆ど見かけないですよね。
たまにそういう犬を見かけると むしろ動物虐待なのでは?と疑います。
また 全然違った例ですが 母さんが結婚した頃は 寿退社という制度がありました。
結婚したら スーッと家庭に入って 家庭の主婦になるというのが 普通でした。
今は まず無いです。非常識の世界です。
それから 嫁入りには 婚礼ダンスなんて一式揃えたものです。
しかも 和ダンスには 着もしない和服を詰め込んで。
それが 嫁入りの常識でした。 今では ナンセンス、非常識です。

常識はいつか非常識となり 非常識は いつか常識になる、という事です。
中西さんの本には 今までの犬の躾の常識は 非常識ですよ、と書いてあります。
例えば、キナコちゃんの様に シャイで臆病なワンコの場合
人や犬と仲良くなって社交的になるというゴールなど持たずに
飼い主の私とキナコちゃんが幸せなら それでいいんじゃないの?
これを治す躾、矯正って 必要ないじゃん、ということなんです。
確かにそうです。 キナコちゃんを社交界デビューさせる訳でもなく
母さんと我が家で幸せに暮らしていければいいだけなので
これ以上の事は望みません。
散歩も 刺激の少ない夜に行ってますし 父さんが帰ってきた時は
昼間に父さんに引いてもらっています。
それから キナコちゃんの様に 良く吠える犬は 怖いから吠えているのであって
これを無駄吠えとか言って矯正できないという 事です。
むしろ 吠えるのは犬の本性だそうですよ。
太古の昔 人間のパートナーとなった犬は 警戒して吠える事で人間を外敵から守った訳です。

中西さんの本を読んで 肩の荷が下りた様な気がしますよ。
キナコちゃんと私が幸せなら 不必要な躾で犬を苦しめる事はないし
私も苦しむ必要ないという事ですね。