おーロッテかわいいねー、ってこれ私の椅子……。
日照時間が極端に短い「世界の東北」出身のH。Hはろうそくが大好きで、冬はもちろん暖かい季節にもよく灯します。
先日も、夕食を食べ終わった後、ろうそくを灯しておしゃべりをしていました。
(というと「なんかすてきー♡」と言って下さる方がいるのですが、
話している内容はだいたい仕事の愚痴だったり、どこの誰がおっぱい大きいとか、
超くだらないことです)
その日、会社でちょっと嫌なことがあったH。話に熱が入り、私も普段より真剣に話を聞いており、
ロッテはソファの片隅で寝ていました(はずでした)。
が、目の片隅にちらちらと動く黒い影。
はっ! と思ってそちらを見ると、ロッテがろうそくの火に戦いを挑んでいるではありませんか!
猫パンチ! パンチ!
しかもへたれの猫パンチなのに、ろうそくの火が、消えた……!
後には毛が燃えるこげ臭いにおいが……。
さすがに熱くてびっくりしたのか、ロッテはそこらじゅうを走り回っていましたが、
その後すましてお風呂タイムを決め込んでいました。
火に戦いを挑むだなんて、動物らしくありません。
ひとりっ子ロッテは、ついに動物の魂を忘れてしまったのかもしれません……。
Hが撮影した「悪ロッテ」。こええええええ。
先週、Hの親友、スペイン人のMが遊びに来ました。
Mは実家で猫と犬を飼っているのですが、猫は「基本、庭飼い」で(それって野良猫を餌付けしているだけなのでは…)、
家の中に猫がいて、しかもロッテのように自由気ままに人間の体によじのぼったり、
食卓にジャンプしてご飯の匂いをくんくん嗅ぐのが許せないのだそうです。
(確かに食卓に上られるのは嫌ですね…でもロッテ、言うこと聞きゃーせん!)
というわけで、Mのロッテいじめが始まりました。
ロッテいじめと言っても、吠えたり噛んだりするわけではありません。
ロッテが大好きな羽根つきの棒を使います。
羽根つき棒を、ロッテがぐるぐるまわるように動かすのです。
20回ほど回転させると……なんとロッテはバタンキュー!
子どものとき、ぐるぐる回った後ふらふらになるのが面白くて意味もなく回っていましたが、
あれと全く同じことが猫にも起きるのです!
しかもロッテは猫にしては賢いとはいえ、所詮は獣。
「もう気持ち悪いからやめておこう」とはならずに、Mに「遊んで!」「遊ぼう!」と
羽根つき棒をくわえて何度も何度も持っていき、最後のほうは本当にふらっふらになっていました。
それを見て、私とMはげらげら笑っていたのですが、Hは涙目。「ロッテがかわいそう」というのです。
いやいやいや自分から遊ぼうって言ってるんだから、大丈夫だって! と反論したのですが、
その日から3日連続で、ロッテは毛玉を吐きました……。
ぐるぐる遊びは、猫には厳しかったのかもしれません……。
ロッテがいちばん好きなおもちゃ。会社の同僚にいただきました。
好きすぎて、自分が取れないところにとんでいってしまった場合(例:本棚の下とか)、 半狂乱のように鳴きわめきます。
※すみません。ロッテがかじりすぎているのできちゃないです。
Hが就職前の里帰りと称し、自国に旅立って行きました。
1か月もロッテとふたりだけの生活に耐えられる自信がありません……。
というのも、避妊手術を終え、もうすぐ(あと2か月ぐらい?)で1歳だというのに、
最近のロッテは子猫もびっくりな運動量&いたずら野郎(?女の子だけど)なのです。
まず朝起きると、こいつもびっくりなほど部屋中を疾走。 「ブッブー」という音が聞こえてきそうです。
次にパソコン部屋のドアを開けようと試みる。
ドアの前には、ロッテがドアノブにとびかかれないように、 トルソーが置いてあるのですが、
そんなものは簡単にどかすようになってしまいました……。
そしていちばん困っているのが粗相(またか!)。
なんと最近、洗濯機の中に入るのが面白い! ということを知ってしまったロッテ。
こっそり忍び込んで、洗濯機の中でおしっこをしていたのです。
そのことに私、しばらく気が付きませんでした。
いくらふたが開いていたとはいえ、まさか猫があんなところに入り、
しかも自力でひょいっとジャンプして出る=自由に出入りする なんて思っていなかったのです。
気づいたのはおととい……。洗ったはずのブラから、 そこはかとなくどころか、くっきりと猫尿臭がしたのでした。
昨日の夜は、寝室のクローゼットの前に座り込んでまーったく動かず、
にゃーにゃーにゃーにゃー鳴いているので何事!? と思ってほそーく開いた引き戸を覗くと、
上記写真のお気に入りおもちゃのほか、3匹ものおもちゃねずみが出てきました。
いったいどうやって3匹ねずみ+1匹アヒル全員をクローゼットに追いやったのか、ロッテよ……。
「なくした場所を覚えていて、人間なら取ってくれると分かってるなんてロッテえらいジャン!」
とHは目を細めてなでなでしていましたが、そういう問題なのでしょうか……。
最近見つからないあれやこれ(ピアスとか、ペンとか)も、
もしやロッテが隠したんじゃなかろうか、と疑ってしまいます。
ロッテが成人(猫)するのは、いつなのでしょうか……。
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こちら、ロッテは窓の外を眺めているのではなく、
下の道を通る人間に襲い掛かるためまちぶせしていると判明しました。
(人が通るとシュタッ! と窓に飛びつく←あほ)
2月22日は、猫好きのみなさんご存知猫の日です。
ロッテにもうまいものを時には食わせねばならん、というわけで、ささみをごちそうしました。
ロッテはささみには目がないのです。冷蔵庫を開けるとささみがもらえる!
と思い込んでいるようで、最近は冷蔵庫が開く音が聞こえると飛んできます……。
まあ、それは良いのです。ささみはロッテ用。水で茹でただけ、味なし。
人間が食べたっておいしくありません。
ところがロッテはさすがにヴィ猫(BY H。「美猫」ではなく「Vild=Hの国の言葉でWild」猫らしい)でした。
その日、我々人間は焼肉をしたのですが、はっと気が付くと、ロッテがそのうち1枚を食らっているー!
味付けしていない牛肉だったので「まあしょうがない…1枚だし…」で済んだのですが、
夕食後、片づけをしていると、もう1枚盗まれているー!
ロッテ、我々が食べるのに夢中になっている間に、牛肉を2枚もちょろまかしていたのです。
でもですよ、これ、全部食べるのならまだいいんです。
「しょうがないよね、猫は肉食だもんね」って感じで許せもします。
がこの小食ロッテ、1枚を食べきったところでギブアップ。
もう1枚は残しやがった!
しかも、残しやがったくせにカリカリは食べたいらしく、
エサ皿に入っている牛肉を「あーらやだ。ばっちい!」とでも言いたげな手つきで
ぽいっと外に放り投げ、カリカリを食べやがった……!
ロッテちゃん、野良にお戻り。ここはお前のいる場所じゃないのよ(ナ○シカ)。
と言いたくなります。
そしてその後、人間が食べたお刺身のパックを捨てたごみ箱をあさっていました……。
食いしん坊なのか美食家なのか、もう訳が分かりません……。