水飲み猫

写真は酒飲みロッテ。うそです、お酒は飲ませていません。

　我が家はHも私も鯨飲大食です。そしてたとえHがいなくても、私は鯨飲大食です。
飲んだ日は、夜中に無性に喉がかわくので、コップに水を入れて、ベッド横の机に置いておきます。
夜中に喉が渇いて目が覚めた時、いつでも飲めるようにしておくのです。

　さて、ロッテはとっても「水飲み猫」です。最初、「ちょっと病気？　どこか悪いの？」と
心配になったくらい、水をごくごく飲みますし、おしっこもよくします。
結局、血液検査でどこも異常がなかったので、「水飲み猫」なんだと理解することにしました。
いちばん好きなのは、観葉植物水やり用のジョウロに残っている水を飲むこと……。
次が水道の蛇口から流れる水をごくごく飲むことです。

　さて、先日、いつものようにロッテが6時ごろ起こしにきました。
前は私も律儀に起きていましたが、最近では「もうちょっと寝かせて―」と二度寝します。
そして甘美な二度目をむさぼろうとしたその時！
枕元からピチャピチャという音が聞こえてきた！
ふと見ると、ロッテがコップから水を飲んでいるではありませんか。

　しかもとっても慣れた舌つき（？）で、これは普段からやっているに違いありません。
も、もしかして私たち、ロッテの飲んだ水を飲んでいたのかも……おえっ！
しかし非があるのは明らかに、「水飲み猫」であることを忘れて、コップを置いておいた私たちです。
これからはふたがしまるペットボトルの水を置くことにします……。