娼婦猫

いい湯だな、ハハハン♪　姿勢のロッテ。
これは毛糸入れだったのですが、いつの間にかロッテベッドになっていました。


　Hが帰ってきました。
　10日以上も留守をしていたので、もう忘れてるんじゃないか、と思い、
「ロッテどうだった？」と訊くと「全然普通だったよ」とH。

　もともとロッテはまーったく人見知りがなく、
Hの友人が家に遊びに来てもすぐに慣れ、遊んでー攻撃を繰り返します。
こうした誰にでも愛想の良い猫を、Hの実家では「娼婦猫」と呼んでいます。
ロッテは間違いなく娼婦猫です。

　10日間えさをやり、水をかえ、トイレを掃除し、一緒にベッドで寝ていた私は
Hと仲良くしているロッテを見てちょっと複雑な気分…。
猫の世話というものは、あまり実にならないものなのですね……。


　Hが「大きくなった」というロッテ、ただいま2700グラム超え。