1957．日本のマスコミの視点って・・・？

　未曾有の被害をもたらしている「東北地方太平洋沖地震」の発生後
日本中が一丸となって被害の全貌把握、被害拡大防止、被災地の復興
にあたっています。その結束力に大きな感動を覚える一方で、残念な
出来事も発生しています。

　福島原発の危機を救うべく、日々懸命に現場で命をかけながら対処
している東電に対して叱責した菅総理。このような緊急事態で指導者
がとるべき振る舞いはどのようなものなのでしょうか。昨年発生した
チリの鉱山事故の例をとってみれば明らかです。

　首都圏のスーパー・マーケットやコンビニエンス・ストアからは、
パン、米、カップ麺、水、および災害必要品が棚から消失しました。
これは、一部消費者による買いだめのためです。

　そして、もっとも残念なのは一部のマスコミです。福島原発の東電
の対応については、まったく疑問がないわけではありません。しかし
こぞってその対応のアラ探しに終始している新聞もあります。そのよ
うな中、ＣＮＮテレビでは

　自然が人間の最善の努力に挑戦しようとしているのです！

　とコメントしていました。日本とアメリカのマスコミの視点の差を
あらためて感じてしまった次第です。

　

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