「東北地方太平洋沖地震」の発生から6日目の本日、東京・港区の
オフィスに出社し日が西に傾いた頃
予測不能の大規模停電が発生する恐れがある
との情報が入りました。情報源は、海江田経済産業相の会見でした。
厳しい寒さによる電力需要の急増のため、本日の夕方から夜にかけて
予測不能な大規模停電が発生する恐れがあるとして、さらなる節電を
産業界と国民に要請したのです。
「この状況だと帰宅命令が管理部門から出るだろう」といっせいに
フロアは仕事に対する集中力を欠く空気が流れ、中には帰宅の準備を
始める従業員も・・・。そして数分後、やはり「帰宅命令」が発信さ
れました。
さて、これからが大変です。というよりも、大変なことになるだろ
うとその時点で予測がつきました。なにせ「大地震が発生した11日の
再来になるのでは」つまり「交通機関がすべてストップしてしまうの
ではないか」という不安感が、その時点で首都圏に滞在していた人々
に蔓延していたからです。
帰宅難民
悪夢の再来が訪れるかもしれないという「浮つき感」が最寄りの駅
に向う人達の姿から見てとれます。時刻は17時過ぎ。退社にはやや早
い時刻ですが、すでにJR浜松町駅周辺は、駅に急ぐ人々が集中して
いました。駅に入る直前に、ガードの上を走行するJR山手線が見え
ましたが、気のせいか窓の中は黒々と見えました。車内にたくさんの
人が乗っているのかもしれません。
駅の中は・・・。ホームから今にも溢れんばかりの人がごった返し
騒然としていました。少し危険すら感じられました。
北方からすべり込んでくるJR京浜東北線に乗ろう・・・とします
が、すでに満員の状態。それでも意を決して体をねじ込みます。ドア
付近にスペースを確保したのも束の間、続く田町、品川から人が続々
車内に流入してきます。必然的に、身柄は車内の中方面に押しやられ
スタンスがとれない状態になりました。
かくして、列車が横浜駅に到着するまでの約40分間。ひたすら流れ
に身をまかせざるをえない状態が続いたのです。
Turn off your mind, relax and float down-stream
It is not dying
頭の中には、ビートルズの‘Tomorrow Never Knows’が鳴り響き、
カモメが飛び交う中、丘の上で何千人もの僧侶がそのフレーズを地上
にいる人々に唱えていたのでした。
◇◆◇
後日談。その日、名古屋に出張し帰京した同僚に
東京で降りたら大変だっただろう
と訊ねたところ
20時くらいだったけれど、ガラガラだったよ
↑If this article is quite good, will you please click?
オフィスに出社し日が西に傾いた頃
予測不能の大規模停電が発生する恐れがある
との情報が入りました。情報源は、海江田経済産業相の会見でした。
厳しい寒さによる電力需要の急増のため、本日の夕方から夜にかけて
予測不能な大規模停電が発生する恐れがあるとして、さらなる節電を
産業界と国民に要請したのです。
「この状況だと帰宅命令が管理部門から出るだろう」といっせいに
フロアは仕事に対する集中力を欠く空気が流れ、中には帰宅の準備を
始める従業員も・・・。そして数分後、やはり「帰宅命令」が発信さ
れました。
さて、これからが大変です。というよりも、大変なことになるだろ
うとその時点で予測がつきました。なにせ「大地震が発生した11日の
再来になるのでは」つまり「交通機関がすべてストップしてしまうの
ではないか」という不安感が、その時点で首都圏に滞在していた人々
に蔓延していたからです。
帰宅難民
悪夢の再来が訪れるかもしれないという「浮つき感」が最寄りの駅
に向う人達の姿から見てとれます。時刻は17時過ぎ。退社にはやや早
い時刻ですが、すでにJR浜松町駅周辺は、駅に急ぐ人々が集中して
いました。駅に入る直前に、ガードの上を走行するJR山手線が見え
ましたが、気のせいか窓の中は黒々と見えました。車内にたくさんの
人が乗っているのかもしれません。
駅の中は・・・。ホームから今にも溢れんばかりの人がごった返し
騒然としていました。少し危険すら感じられました。
北方からすべり込んでくるJR京浜東北線に乗ろう・・・とします
が、すでに満員の状態。それでも意を決して体をねじ込みます。ドア
付近にスペースを確保したのも束の間、続く田町、品川から人が続々
車内に流入してきます。必然的に、身柄は車内の中方面に押しやられ
スタンスがとれない状態になりました。
かくして、列車が横浜駅に到着するまでの約40分間。ひたすら流れ
に身をまかせざるをえない状態が続いたのです。
Turn off your mind, relax and float down-stream
It is not dying
頭の中には、ビートルズの‘Tomorrow Never Knows’が鳴り響き、
カモメが飛び交う中、丘の上で何千人もの僧侶がそのフレーズを地上
にいる人々に唱えていたのでした。
◇◆◇
後日談。その日、名古屋に出張し帰京した同僚に
東京で降りたら大変だっただろう
と訊ねたところ
20時くらいだったけれど、ガラガラだったよ
↑If this article is quite good, will you please click?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます