ザ・タイガースの隠れた名曲シリーズ!? 第三弾です。「光ある世界」。
この曲は1968年秋、シングルでのリリースと同時にザ・タイガースの「最高傑作」と誉れの高いアルバム
『ヒューマン・ルネッサンス』のA面のトップを飾っていました。ちなみに同アルバムのB面ラストの曲が
シングルのもう一つの曲「廃墟の鳩」です。『ヒューマン・ルネッサンス』は、極めてメッセージ性の高い
アルバムですが、これはTHE BEATLES の“SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND"の影響を受けていたと
思われます。
ビートルズをリスペクトしていた彼らですが、ちょうどジョンとポールが「自作曲がシングルA面になる」
ように当時競っていてついに「恋を抱きしめよう/デイ・トリッパー」で両A面のシングルをリリースして
しまったのと同様に、「光ある世界/廃墟の鳩」がジュリーとトッポがあたかも競い合っていたかのように
両A面シングルとしてリリースされたのは面白いですね。このシングルがリリースされた半年後にトッポが
突然、ザ・タイガースを脱退してしまったのは興味深い出来事でした。
この頃になると、もはや「GS」としてひとくくりに出来ない存在に昇華してしまったザ・タイガース。
格調高いこの曲をお聴きください。
光ある世界 ザ・タイガース
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