【写真:西武プリンスドームの天井 2015年06月12日17時34分撮影】
★この写真と記事内容とは直接関係がありません。
プロ野球ソフトバンクホークスの松中伸彦選手が、退団を表明しま
した。
2004年には打撃部門の三冠王に輝くなど、ホークスのみならず球界
に対する彼の貢献度は、計り知れないものがあります。しかし、ここ
数年は残念ながら往年の雄姿を見ることができませんでした。今年、
ホークスがぶっちぎりのリーグ優勝を決定した後、一軍に登録されま
した。ベンチのお決まりのポジションで仁王立ちする姿を見るにつけ
「これで引退を表明するのかな」と思いきや、彼の選択は「現役続行」
だったのです。
(一軍に上がり)そのときにベンチにいた瞬間に『あっ、僕のポジ
ションはもうないんだ』と。『僕が教えることは全部教えたんだな』
と、そういう気持ちになりました。
ここで引退して後悔するよりは、ボロボロになるまで野球を続
けた方が後悔しないんじゃないかな、ということで決断しました。
引退じゃないので、これから現役続行という形になりますけど、
この先どうなるか分かりませんけど、頑張っていきたいと思います。
退団会見から、彼のコメントを抜粋しました。松中選手と比較でき
る立場ではありませんが、これらのコメントにとても共感しました。
なにか複雑な心境です。
思えば、松中選手は1973年生まれ。同級生のプロ野球選手としては
イチロー選手、三浦大輔投手(二人は現役)、小笠原道大選手(今年
で引退)、薮田安彦投手、中村紀洋選手の名前が浮かびます。いかが
でしょう。何か共通点があるように思えませんか。
実のところ、私自身は彼らと同じ年周りなのですが、その共通点を
見つめながら、変にうなずいているのでした。「共通点」については
とりあえず伏せておくことにしましょう。
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