2569．【北海道・北見市】焼肉道食さんを訪れて何を思う

【写真：焼肉道食＠北見市 2012年09月27日21時07分撮影】

　今年も北見市にある焼肉道食さんを訪れました。今や第二の故郷、
いや故郷そのものになりつつあります。

　最初に訪れたのは1994年のこと。『BIG RUN 北海道』という情報誌
にこちらのお店が掲載されていたのをきっかけに訪問させていただき
ました。そこからほぼ毎年のようにお邪魔しています。　　

　リピートで訪れるのは、「チャーミングな何か」の要素があっての
ことです。それは何か、具体的に説明するのは難しいのですが、その
まぁ、なんていう…いわゆるあれなんですね（長嶋茂雄氏みたいだ）。

　今回はおかみさんと「情報技術の発達とその影響」についてお話を
させていただきました。といっても、ふだん展開している「生業」の
ような堅苦しいハナシではありませんので、念のため。

　インターネット、携帯電話の普及でいとも簡単に情報を発信したり
得ることができるようになりました。道食さんも最初は、紙の媒体で
お店の広告を掲載したわけです。そしてその評判が伝わり私のような
リピータが出現します。そこまでよいのですが…。

　情報はそのスピードもさることながら、時として、主体が意図せぬ
方向に行くことがあります。昨今のＳＮＳ等では、主体とは異なる第
三者が「代弁者として」情報を発信し、その情報をまた異なる人達が
受け取るわけです。この過程、いっけんお店の情報が伝播し「よい」
ですよね。しかし、そうならない場合も多いと伺います。

　道食さんもその点で困惑しているようでした。

　自分の足で歩き、目で見、耳で聴き、口や鼻で感じ、手で触れ…。
このようにして感じ取ったものを、他者に伝えるために表現するのは
確かに自由でしょう。しかし、自然や人との触れ合いは、一時のもの
だけで「評価」なんかできるものではありません。「第一印象」だけ
ではない世界が必ずあります。「繰り返し」「長い間」でその印象が
変わるケースがいかに多いことか。そんなことを感じていらっしゃる
方も少なくないのではありませんか。

　情報を発信する側、受け取る側もこの点注意したいものです。もち
ろん、私がこのようにブログで情報を発信している行為も然りです。

炭火コンロ　これで肉を焼く！

そして、至福の時…

　ご主人、おかみさん、今年もありがとう。

　来年まで、しばしのお別れです。

本日の宿　ドーミーイン北見

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