【写真:『詳密世界史地図』(帝国書院) 2006年04月02日01時51分撮影】
高校の世界史で習った「絹の道」。地理も好きで地図を眺める機会
が多かったため、想像の世界が広がった。一時は大学で東西交易関連
の分野を研究しようかとも考えた。また、エジプトのピラミッドにも
興味があった。いずれも中途半端な志であったため、本当に「夢」に
終わっている。しかし、読み物や写真の情報しか得られないが「この
地をいつかは旅してみたい」という夢はまだまだ尽きることがない。
「旅」はその間が楽しいものだが、その前後に究極の楽しみがある
ようにも思う。旅の前には、地図などの情報をもとにあれこれを空想
してみる。また、あれこれと大雑把な計画をたててみる。この時間が
また楽しい。いっぽう旅の後では、実際に訪れたところの記憶を辿り
ながら、じっくりと回想する。この時間もまた楽しい。
シルクロードを旅する場合、おそらく「ひとり旅」になるのであろ
うか。齢を重ねた者が見知らぬ土地を一人で訪れるのは危険なのだが
元来、旅とはそういうものなのだと思う。
地図で見ると、天山山脈・崑崙山脈という文字が目に入ってくる。
この南北の山脈に挟まれたタクラマカン砂漠の中を東西に横切る自分
の姿とは。想像するとワクワクする。6時間疾走しても左右の風景が
まったく変わらないという。
なんと素晴らしいことであろうか!
悠久の歴史有る西安、敦煌、楼蘭に行ってみたいです。もう少し中国語が流暢に話せるようになって、ひとりで行ってみたいです。
「測量学概論」という授業で大航海時代について講義をする前に、マルコ・ポーロの話をするのですが、大きな世界地図を広げて「ここから海路、ここから陸路」なんて話するのは楽しいですよ。
世界史の授業じゃないので横道に逸れないようにあっさりと行きたいところなんですが、ついつい力が入ってしまいます(^_^;)
そうでした!
以前、地図のお話をされていましたよね♪
大航海時代。いいですね~。この響き。
何か、心を駆り立てるものがあります。
16世紀。ロマンを感じます。
もちろん、「実態」も歴史書である程度
読んでおります。
マルコ・ポーロのお話もいいですな~。
「思い入れ」を感じます。
私も遠い昔、教育実習の時
中世ヨーロッパでペストが流行した時の
「ネズミ」の話をしたら、生徒が興味をもって
聞いてくれました。
>世界史の授業じゃないので横道に逸れないようにあっさりと行きたいところなんですが、ついつい力が入ってしまいます
ですよね~。わかります♪
ついつい長く話してしまい、鐘がなる・・・。
ところで。
「地理上の発見」という言葉がありますが
これはヨーロッパから見た表現だと思うのですよ。
新大陸は元からあったわけで、先住民がずっと住んでいたのですよね。
歴史ってほんと、「表現の難しさ・複雑さ」を
感じます。
「相手への配慮」って言うのは簡単ですけれどね。