【写真:グッドウィルドーム 2007年05月02日17時54分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
モチベーションは、どのような世界でも重要である。例えばプロ・
スポーツの世界。ある選手のパフォーマンスが、以下の等式にて表現
できるものと仮定しよう。
パフォーマンス=実力×モチベーション
この等式を分析してみよう。「実力」は、いわば蓄積された財産で
ある。従って、増加こそすれ減少することはない。「モチベーション」
は、複雑である。その時期によって変動する。モチベーションを構成
する要素は「志」、「短期的な目標」、「自信」、そして「向上心」
である。従ってあるとき、これらの要素の中でひとつでも減少すると
モチベーションはたちまち減少してしまうのである。
この等式はいったい何を意味しているのだろうか。それは、いくら
実力があっても、モチベーションがZEROであればパフォーマンス
もZEROだということ、またその反対にモチベーションが高くとも
実力ZERO、パフォーマンスもやはりZEROだということである。
後者のほうは、モチベーションがあれば実力を向上させる可能性を
秘めているので、まだ先を見ることができる。しかし、前者は深刻で
ある。いったん下がったモチベーションを再度向上させるのは、簡単
ではないからだ。
特にそのような現象が複数の選手に蔓延した現場は、危機的な状況
である。短期的な調子の波の問題ではないからだ。もしも団体組織が
そのような状況に陥った場合、実行すべき施策は、ただひとつ。
選手がパフォーマンスを発揮する「環境」を変えることである。
ただし、前提条件がひとつある。それは、パフォーマンスが著しく
減少した事実を、当該団体組織の管理者が正確に把握した上で、原因
を徹底的に追求し、特定することである。それなくして安易な「変更」
を実行してしまうと、取り返しのつかないことになってしまう。
この場では、具体的な団体名を記載することを控えたい。しかし、
昨今の状況から、例示した団体がどの団体のことを言及しているのか
推察できるかと思う。この時期に、なぜ冒頭のような画像を掲載した
のか、その意味は重大である。組織再生として「CSR」をキーワー
ドとして掲げた団体が、たんなる口だけなのか、それとも口にしたこ
とを実行するのか。ファンや現場は、じっと見つめているだろう。
わたしも、その団体のここ1ヶ月以内のアクションに注目したい。
そして、ビジネス領域や自分自身についても、然りである。
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「口だけはいいこというけど、儲からなくなったらすぐに撤退。残された利用者はどうなるのか。」
「スタッフもビジネスライクすぎ」
「だいたい社長の動機が・・・。外車のって、高そうなスーツ着て、本当にこの業界でやっていける?」
みたいなね・・・
だから今の状況にはさもありなんみたいな。
なるほど。そのような経緯があったのですね。
冒頭の画像にある施設を保有している企業団体も
収入源として「このような名称」にしているわけですが
契約する段階でこのことを十分調査し
CSRの観点から厳粛に審査していれば
当該企業と契約しなかったのではと思うわけです。
いくら財政上、苦しくとも・・・。