【Maria Sharapova】
3日の日曜日の深夜、いや、もう24時をまわっていたので、4日
の未明というべきでしょうか。そんなことはどうでもいいのですが、
風呂からあがってテレビのスイッチを入れるとWOWOWでテニスの
試合をLIVE中継していたのです。「あ~、そうか。全仏オープン
やね~」とぼんやり観始めたのです。試合は、「マリア・シャラポワ
(ロシア)vsパティ・シュナイダー(スイス)」女子シングルス4回
戦。勝者が準々決勝進出です。
ちょうど、第1セットが終わったところでした。「あれっ、シャラ
ポワ負けている」。そうなのです。第1セットは、クレー・コートに
強いシュナイダー選手が快調なストロークでシャラポワ選手を圧倒、
「6-3」で取ったのでした。「少しだけ観たら、寝よう・・・」。
その時は、まさかその試合がこんなにも好ゲームになろうとは、予想
だにしませんでした。
第2セット。シャラポワ選手の「うなり」がヒート・アップしてき
ました。この試合のすごいところは「ブレイク合戦」。右肩の故障が
まだ完全に癒えていないシャラポワ選手が、サービスに難を抱えてい
たことと、ブレイクされた後のゲームを「鬼のような闘争力」で奪い
返したことがその要因でした。結局は「6-4」でシャラポワ選手が
第2セットを奪い返します。ポイントをあげたときに見せる、左手の
ガッツ・ポーズが激しさを増してきました。
第3セット。まさに死闘が繰り広げられました。もう「途中でテレ
ビを消そう」なんていう考えは、どこかに吹っ飛んでしまいました。
シュナイダー選手。シャラポワ選手に劣らず、ナイスファイトです。
幾度となくマッチ・ポイントでシャラポワ選手を土俵際まで追いつめ
ます。ところが、「わたしは絶対にあきらめない」というシャラポワ
選手の驚異的な精神力がここで発揮されます。まさにシンジラレナイ
(ちょと古い)粘りです。
あなたが勝者だ! Patty Schnyder
2時間30分を越える激闘。勝敗は決しました。第3セットも白熱
した展開の末、シャラポワ選手が「9-7」で取り、セットカウント
2-1で準決勝進出となりました。薄暮が暗くなりつつあるフランス
パリ。現地時間は既に3日の19時30分を過ぎ、日本時間は4日の
未明、2時30分過ぎになっていました。
「あきらめない」
口では簡単に言えますが、実行し続けることは、なかなかできない
ことだと思います。シャラポワ選手にあらためて賞賛を!
そして、惜しくも敗れたシュナイダー選手に惜しみない拍手を!!
↑If this article is quite good, will you please click?
偶然の出会いで、ひとりのカメラマンが彼女の写真を撮り(家族写真など)プレゼントしたそうです。
大有名になって 仕事がらみで大勢の大人が群がるなか
彼をさがし出し 個人で撮影を依頼したそうです。
あの時のことをずっと覚えていたシャラポア。
強さのなかにピュアな心
ますます応援したくなります!
シャラポアからお話がきた時はかなり驚いたそうです(友人です)
心温まるおハナシですね。
やはり、よい選手とは大胆さと繊細な感性を
持ち合わせているのだとあらためて思いました。
ピュアであることは、人から好かれる条件の
ひとつだと思います。
シャラポワ選手。
SFではイワノビッチ選手に敗れてしまいましたが
また次の大会で、素晴らしいパフォーマンスを
魅せてほしいなと思います。
余談ですが、わたしの第2HN「さらぽわ」も
彼女から拝借している次第です♪