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2491.プロ野球2012ペナントレース(パシフィックリーグ・8月終了)

2012-08-31 | 23.Baseball
【写真:夕闇迫るQVCマリンフィールド 2011年06月08日18時33分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2012年ペナントレースも100試合を超え、いよいよ終盤戦を
迎える。各チームとも負傷により離脱する選手が出る中、戦力を調整
しながら厳しい夏を戦っている。ここにきて一時は首位から9ゲーム
差の最下位だった埼玉西武が首位、反対に貯金15を有し首位だった
千葉ロッテがBクラスに沈んだ。

 ここで私の順位予想を振り返ってみよう。(→№2336の記事参照

■予想順位

【パシフィック・リーグ】

 1.福岡ソフトバンクホークス 
 2.北海道日本ハムファイターズ
 3.千葉ロッテマリーンズ
 4.オリックスバファローズ
 5.埼玉西武ライオンズ
 6.東北楽天ゴールデンイーグルス

 まず、7月31日終了時点の順位を確認しよう。

■順位(2012.07.31時点)

                          勝差 8月
 1.北海道日本ハムファイターズ   45勝38敗 7分   -  →
 2.千葉ロッテマリーンズ      41勝35敗11分  0.5  ↓
 3.埼玉西武ライオンズ       42勝39敗 5分  2.0  ↑
 4.東北楽天ゴールデンイーグルス  40勝42敗 4分  4.5  →
 5.福岡ソフトバンクホークス    40勝43敗 8分  5.0  →
 6.オリックスバファローズ     37勝47敗 6分  8.5  →

 そして、8月31日終了時点の順位は以下の通りである。

■順位(2012.08.31時点)

                          勝差 9月
 1.埼玉西武ライオンズ       57勝47敗 8分   -  →
 2.北海道日本ハムファイターズ   57勝50敗 9分  1.5  ↓
 3.福岡ソフトバンクホークス    54勝50敗11分  3.0  ↑
 4.千葉ロッテマリーンズ      52勝49敗13分  3.5  ↑
 5.東北楽天ゴールデンイーグルス  50勝55敗 7分  7.5  →
 6.オリックスバファローズ     44勝62敗 9分 14.0  →

■解説

 ライオンズはここまでよく盛り返したと思う。決して万全な戦力で
はないが、首位にたった要因はズバリ「チーム力」。今年キャプテン
に就任した栗山のキャプテンシーが大きいと推察する。本人は怪我で
戦線を離脱してしまったが、栗山の魂がチーム全体に乗り移っている
かのようだ。ここ数年9月にひ弱さをみせ辛酸を舐めているが今年は
どうだろうか。後ろが安定してきただけにファンの期待値は大。牧田
浅村がカギ。

 ファイターズはここにきて持ち前の攻守のバランスが崩れた。特に
競った場面の終盤で「自慢の鉄壁の救援陣」が調子を崩し、痛い星を
落としている。田中賢が離脱した今、糸井が復帰する9月にどう巻き
返しを図るのか注目である。武田久、中田がカギ。

 ホークスは小久保が引退発表をした時点から、逆説的だがあたかも
「まとまりが出た」かのような快進撃である。先発陣が安定しており
上位2チーム、ライオンズ・ファイターズに対してよい戦い方をして
いるだけに、首位に立つ可能性が高い。岡島、本多がカギ。

 Bクラスに沈む3チームでは、イーグルス、バファローズが調子を
さらに落とし、気持ちが切れかかっているかのような戦いを展開して
いる。チームとして踏ん張れる「何か」を見いだせるだろうか。4位
のマリーンズは、逆に不気味な位置である。ホークスとライオンズに
対し相性がよいので、十分に上位を狙える。

 さあ、9月。


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