らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

302.AND YOUR BIRD CAN SING("ANTHOLOGY 2")

2006-09-03 | 12.THE BEATLES
【1966年ビートルズ日本公演より】

これもひどい曲だ・・・ by JOHN LENNON

 'AND YOUR BIRD CAN SING'については、すでに#175で特集した。
ツイン・ギターのリフが印象的な軽快なナンバーではあるが、難解な
歌詞である。このツイン・ギターはジョージとジョンのプレイである
というのが通説である。しかしいかんせん"REVOLVER"である。どの曲
でいったい誰が何の楽器をプレイしているのか、特定できない部分が
あるという。実はポールが弾いているのかもしれないという説もある
そうだ。「謎」が多いというのもビートルズの面白さである。

 さて。この曲の"ANTHOLOGY 2 "ヴァージョンを聴かれたかたも多い
かと思う。

 「なぜ、みんなあんなに笑っているのでしょうか?」

 まさか○○の服用でハイになっているのだろうか。この頃ビートル
ズの曲の中にも「サイケデリック・ミュージック」なる領域に分類さ
れるものが登場しだした。それはまた別の機会に触れることとする。
それにしても、この笑いの原因は不明だ。

 この1966年 4月20日ヴァージョンを聴いて、不思議に思ったことが
ひとつある。それは、この後のポールのバイクでの事故との関連性で
ある。いや、関連などないのだが・・・。中間部の歌詞で'When your
bird is broken will it bring you down'という箇所があり「お笑い
ヴァージョン」では"bird"を"bike"にふざけて変えて歌っているのだ。

 「ね。なんか、意味深だと思いません?」

 ビートルズは1966年 5月19日と20日に'PAPERBACK WRITER 'と'RAIN'
のプロモーション・クリップの撮影を行っている。その時の映像で、
ポールの「変な顔」をご覧になったかたも多いかと思う。これは撮影
の直前にポールがバイクで事故を起こし、前歯が欠け顔も腫れている
からである。この「バイク」とは、いわゆる"Motor Bike"のことなの
であろうか。

 この災いをあたかも予測したかのように、みんな笑って・・・。

 ブラックだ・・・。

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2 Comments

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予感 (タケチャン)
2006-09-03 11:36:28
予感あったのかも知れませんね。

あの笑い声は、多分マリファナだろうと思ってました。



Come togetherのアンソロジーバージョンで、shoot meってジョンは歌ってますし。

ジョンは、キリスト発言の直後、アメリカで撃たれて死ぬだろうという予言をした人がいて、それは異常に恐れていたそうです。同様の脅しはあったのに、アメリカで撃たれるということを妙に怖がってたとシンシアが証言してます。
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>予感 (らば~そうる)
2006-09-04 00:19:13
to:タケチャンさん



やはりそうですか。

あの笑い声は確かに普通ではないですよね。

ポール死亡説といい、ほんとうに

ビートルズにはいろいろな「出来事」があります♪



キリスト発言直後の「予言」については

背中が寒くなります。

66年8月のアメリカでのコンサート

どんな気分でジョンはステージに立っていた

のでしょうか・・・。
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