【写真:「焼肉道食」さん@北海道北見市 2015年09月01日20時33分撮影】
北見市に入った。今年は会える。目指すは「焼肉道食」さんである。
道食さんとの出会いは、1994年のことだ。当時はインターネットが
普及する前の時代であり、旅の情報はもっぱら「ムック本」から調達
していた。北海道で言えば『ビッグ・ラン北海道』であった。
そこに掲載されていたのが「道食」さんであった。焼肉好きという
ということもあいまって、ともかくも行ってみることにした。そして
それからというもの、長いお付き合いが続き21年になる。
今や情報はネット。情報量は広がる。広がればお店にとってプラス
に作用するのだろうか。確かにその側面もあるが、マイナスにも作用
するという。ネットの書き込み。皆が好意的なわけではない。ほんの
一度だけお店を訪れて立ち去り、表面的なお店の印象をネットに書き
込む。万人が情報発信者の時代であるが、少しだけ考えさせられた。
道食さん・1
話を戻そう。
歳月がそれだけ経過するということは人の年齢もそれだけ加算され
るわけだが、人は経年的な劣化がそれにつきまとう。伺ったところ、
ご主人も腎臓を患っており生活に制約が生じているとのこと。おかみ
さんがそう話してくれた。私はと言えば、やはり胆嚢を患っているの
だが、話題はそのあたりのことから始まった。
おかみさん「あら、今年もそろそろかと思ったんよ~」
らば~ 「ええ、ちょっと胆嚢を壊しましてね…」
おかみさん「うちのも腎臓が悪くてお店も早く閉めているのよ」
らば~ 「やはり、なんでも体あってのことですよね」
道食さん・2
かつてはビールを5本も注文し、肉を爆食いしていたっけ。いくら
若かったとはいえ無謀である。そしてそのツケを今支払ことになった。
胆嚢を患っている私は、本当は焼肉どころではなく、お店に行くのも
失礼になるくらいの制約があった。アルコールがNGでウーロン茶を。
肉の量も抑える必要があり、わざわざ少なめの盛り付けをしてくれた。
そんな心遣いがありがたい。道食さんはそんなお店なのである。
道食さん・3
ご主人、おかみさん、来年またお会いしましょう。
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