
【写真:サロベツ原野の「お気に入りの場所」 2010年08月02日16時38分撮影】
誰にでも「お気に入りの場所」がある。賑やかな場所/静かな場所
人工的なスポット/大自然の中、外国/国内・・・。その場所に行く
頻度も様々だ。毎日、月一、年一、行きたいときに、生きているうち
で1回かも・・・。大勢でワイガヤで行く、少人数でしんみりとする
一人でしみじみと感慨を味わう・・・。
シチュエーションは様々だが、それはその人の感性や価値観による
ものだ。私のとっての「お気に入りの場所」のひとつは北海道のサロ
ベツ原野である。
ビートルズのジョン・レノンは、かつてこのように歌っていた。
There's a place where I can go
When I feel low, when I feel blue
And it's my mind
And there's no time
When I'm alone
沈んだとき 憂鬱なとき
僕にはいつも行くところがある
そこは僕の心の中
ひとりでいると
時のたつのも忘れてしまう
サロベツ原野を訪れるときの心象風景は、この歌に近いものがある。
大きな自然の中の自己を感じたい顕在的な要求の影で、実は心の平和
を求める潜在的な要求があるのかもしれない。
今後もこの場所に行き続けるのだろうか。来年になれば気分が突然
変わるのかもしれないし、生きている限りこの場所をずっと訪れるの
かもしれない。そんなことはどうでもいいじゃないか。5年後も10
年後もこの場所が同じ状態であれば。

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