2345．ピッチャーとボウラー

　管理人の趣味から、当ブログでは過去に何度か「野球のピッチャー
とボウリングのボウラー」の投げ方についての類似点をコメントして
きました。本日の午後に、筆者がこの件につながると感じた興味深い
コメントに出会いましたので、ご紹介させていただきます。

　テレビ朝日系列でプロ野球の生中継が放映されていました。カード
は「埼玉西武ライオンズ vs 福岡ソフトバンクホークス」です。両軍
の先発投手は涌井投手と岩嵜投手でしたが、岩嵜投手の投球中にその
コメントは発せられました。

　コメントの主は、本日の解説者の工藤公康氏です。工藤氏は本日の
試合前に、引退セレモニーとして始球式を務めました。この時のメン
バーが実に豪華です。工藤投手の投球を受ける捕手としてライオンズ
渡辺監督、打者としてホークス秋山監督が登場したからです。「ライ
オンズ黄金期を支えた３人！」。オールド・ファンにとって実に心地
よいセレモニーだったのではないでしょうか。

　ハナシを元に戻しましょう。工藤氏は岩嵜投手が今年の自主トレを
ダルビッシュ投手と行ったことを紹介した上で、次のようにコメント
しました。

　岩嵜くんは、自主トレでダルビッシュ投手から
「投球の際に、ボールを放す時は『押し出す』の
　ではなく『手のひらを転がるように』する」と
　アドバイスされていました。

　実に深いアドバイスでありコメントだと思いませんか。ピッチャー
はもちろんのこと、ボウラーにとっても・・・。ただ、ボウリングは
『押し出す』要素も必要です。リリースの際に、『手のひらを転がる
ように』手首を柔らかく使いながら最後の瞬間に『押し出す』ことで
高回転のショットが生み出されます。

　『転がるように押し出す』。今、筆者が取組んでいるリリースです。
工藤氏のコメントを振り返りながら、反復練習を開始しました。


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