星のや軽井沢の食事処「嘉助」。
階段状になったとても広い空間です。
個室になっていないので、ロビーからも、ライブラリ―からも、丸見えです。
今回「星のや軽井沢」の中で、私が一番想像と違っていてがっかりしたのがこの「嘉助」
写真では雰囲気良く見えましたが・・・いざ近くで見ると
高級感は全くなく、プライベート感も一切なく、まるで広い「大衆食堂」みたい。
赤い電気が「赤ちょちん」に見えちゃいました。
イスのクッションも硬いので、座り心地ちもあまり良くなくて。。
外席もあり、朝食を外で食べている写真をブログで時々見ましたが
この席もほんの数席で、スペースも狭く「写真は良く見える」・・・写真マジックを実感しました。
さて・・・「嘉助」の夕食です。
「山の懐石 夏」バージョン。
星のやは外食OKなので、軽井沢の有名店「タムラ」や「無彩庵」「ミクニ」まで
行ってみたいと思っていたのですが、結局夜になると、わざわざタクシーを呼んで
出掛けていくのが億劫になり、結局初日は「嘉助」で食べました。
あの「ユカワタン」は相変わらず2日間とも、満席。
夜のコース、税込で2万もするのですが、みなさん行かれるんですねぇー
これなんだと思います?
最初何が出てきたんだろう~~と期待一杯で蓋が開くのを待っていたら・・・
「え?玉ねぎ1個???」
玉ねぎ1個にまぁ~~重々しいこと!!笑
1人1個ならまだしも、2人で1個だし・・・
炭火焼した新玉ねぎを「チーズ」と「塩」と「オリーブオイル」でいただきます。
パっと玉ねぎが出てきただけなら、パパっと食べて終わりですが
ここまで重々しく登場したので、味わう方もゆっくりしずしずと食べましたがね・苦笑
玉ねぎをここまで真剣に味わって食べのは初めてざ~ます。
八寸「星のや夏の肴」
見た目も涼しげな夏らしい八寸でした。
これお代わり自由なんです。
食べて美味しかったものを何個でも追加出来ました。
メインは鮎。
最後のご飯は「ミョウガご飯」
これもスタッフの方が目の前でミョウガを投入。
とっても美味しかったですよ!
これで、12000円+18%(サービス料と消費税)
開業当初は「星のやの唯一の欠点は料理」という声をよく耳にしましたが
最近は高評価の口コミが多いそうです。
私も満足でした。
ただお肉や揚げ物の様なガッツリ系がないので、ちょっと物足りない感あり。
朝食は「嘉助」はやめて、隣りにあるホテルブレストンコートの「ノーワンズレシピ」で。
星のやから歩いて行ける距離ですが、少し遠いので、キューブで送ってもらいました。
ここの朝食、とっても良かったです!!
先日の「アド街ック天国」軽井沢グルメ特集でしたが、ここが1位でした。
器も並べ方も、オシャレで可愛い~
いろんな野菜がたくさ~ん並んでいます。
生野菜だけだとあまり量を食べられませんが
ここは、ピクルスになっていたり
蒸し野菜になっていて、いろんなディップがあり
彩りもとっても綺麗で、バリバリ食べられました!
窓が大きく、外の緑がキレイで、まさに森の中のレストラン!
ザ・軽井沢です。
メインは「ガレット」 季節によってトッピングが違うようです。
デザートのスイーツも種類が豊富。
ノーワンズレシピの朝食は3400円+18%
アイスクリームのサービスもありました。
「もう食べられないわ~」と言いながら、フツーに受け取るオバサン2人。
ブレストンコートの館内。
やはりこれも「写真マジック」・・・写真では素敵に見えますが
結構あちこち古いです。
2日目の夜は、「ハルニレテラス」の中にあるイタリアン「イル・ソーニュ」
ここが意外にもとても美味しくて、大正解でした!
ハルニレテラスには、「ベーカリー沢村」、お蕎麦の「川上庵」、「丸山珈琲」など
旧軽井沢まで行かなくても、人気のお店がたくさんありますが、その中の1軒。
「嘉助」の3分の1ほどの値段で
野菜一杯のイタリアンのコースが食べられました。
このバーニャカウダ 最高でした!
ピザも生地がモチモチ!
スライスしたマッシュルームがたくさん入ってるパスタ。
夜はライトアップされて昼間とは違った雰囲気のお店になります。
夜のハルニレテラス。ひっそりとしていました。
3日目の朝食はルームサービスで。( 24時間ルームサビ―スOK )
こんな眺望のいいベランダがお部屋にあるのですから、利用しない手はないです。
「嘉助」の朝食は 3500円+18%
ルームサービスの朝食は 2400円+18%
長々と綴ってきましたが、やはり「星のや軽井沢」は私好みの宿でした。
「日本温泉旅館」と「ホテル」の融合?
まさに「リゾート温泉旅館」
非日常を味わうにはピッタリのシチュエーションです。
ここでは観光にグルメにと、あちこち移動したりせず
現実を忘れて、ボ~っとゆっくり時間が流れる、雑音など聞こえない
木々のゆれる音、川の流れる音、風の音、野鳥のさえずり・・・
そんな集落の中でのんびりゆったり過ごす事が最高の贅沢かもしれません。
最近できた高級旅館は、高級なのは「見える部分だけ」であることが多いような?
「施設が豪華」「建材が豪華」「食材が豪華」
宿泊客のニーズより、いかに客単価を上げるかが優先されてる感じ。
「京都」「竹富島」「軽井沢」と3つの「星のや」に泊まって感じる事は
「星のや」は他の宿と比べると、どこか違うんですよねぇ~
他の高級宿とは一線を画してる感じ。モダンで個性的。
そういうのが好きな私にはピッタリの宿です。
抜群の環境、静かな客室、気持ちいい接客・・・
宿泊料金は高めですが、お金を払った分だけ必ずリターンがある
1度は自分へのご褒美に行ってみる価値の宿だと思います。
次は「星のや富士」狙ってます。
2日目観光タクシーで、半日近場を周りました。
浅間山。雲とダブってますが、白い煙が上がっていました。
白糸の滝・・・中国人だらけ。
初めて行けた「草津温泉」 この湯畑、テレビで何度も何度も見ましたが
もっと広いと思っていたら意外に狭んですね。
湯畑の前にある無料の立ち寄り湯。
入りたかったけど、時間もない、タオルもない・・・で足を少し入れただけ。
草津のお湯は熱いと聞いていましたが、本当に熱くて、とても入っていられませんでした。
1人地元のおばあちゃんがフツーに入っているので「熱くないですか?」と聞いたら
「今日はいつもよりぬるい」と!!
これでぬるい!!? (◎_◎;)でした~
私がそのおばあちゃんと話していたら、観光客の方が1人入ってみえました。
「熱いですか?」「めちゃ熱いです!」と・・・「どちらから?」「名古屋から来ました」
「私も名古屋です!」「名古屋のどこ?」
まぁ~そこからは一気に打ち解けてローカルな会話が始まりました。
「私、名古屋の熱田区に住んどるがね~熱田イオンの隣りのマンション」
「へ~~元市邨学園のあった跡地?」「そうそう、そこそこ」「金山も近いし便利な場所ですねぇー」
草津温泉で名古屋弁を話せるなんて、ちょっと嬉しかったし。
ちなみにその女性は、草津で1泊した後は、エクシブ軽井沢で3泊するそうです。
オーナー様かしゃん。。。
エクシブのオーナー様でも名古屋弁話すのね・苦笑
「星のや軽井沢」の宿泊記に長々とお付き合いありがとうございました。
また機会があれば、ぜひもう一度違うタイプの部屋に泊まってみたいけど
やっぱり宿泊料金がネック。
今回は1人分だったので「水波の部屋1泊 素泊まり50000円」でも、ギリ出せたけど
これが家族3人では・・・とても無理だし。 海外行けちゃうし。