強羅花壇の客室は全39室。
宿泊料金の高い順に
「離れ」4室
「貴賓室」15室
「露天風呂付和室」6室
「スタンダード和室」14室
私が予約した時は、東京発着が不可な時期で
ほとんどのお部屋が空いていましたが
4室ある離れのうち「花香」だけが埋まっていました。
このお部屋は、大きな石の露天風呂が売りの
離れの中で一番人気らしく
いつ見ても、予約が入っていました。
はじめお部屋を選ぶ時
gotoでお安く泊まれるのなら
「離れ」にしようかと思ったのですが
一番狙っていた「花香」が取れず
残りの3部屋はあまり魅力を感じなかった事と
1歳のくるみを連れて行ったので
移動の少ない本館の方が楽だと思い
結局「離れ」はやめました。
次のランクの「貴賓室」は、設えの違うお部屋がたくさんあり
どのお部屋を選んでいいのか迷ってしまいましたが
口コミやインスタやブログを見て
1階のお庭付き露天風呂のお部屋も良さそうでしたが
5階のバルコニー付きが明るく眺望が良さそうで
なかなか人気のお部屋のようだったので
そこにしました。
なんと私が泊まった2日後
モデルの田丸麻紀さんがご家族で
同じバルコニー付きのお部屋に泊まられていました。
(インスタで見てビックリ!)
5階のエレベーターホールです。
階ごとに飾ってある絵や置物が違います。
客室へ向かう廊下。
コロナ対策で窓が開けられていて
夜は結構寒かったですねー
タイルの廊下はピカピカです
少し目に付いたのは廊下の脇に
食事の時に使う小さなテーブルや
お料理を運ぶ荷台が置いてあること。
強羅花壇は朝も夜も部屋食なので
しょうがないのかもしれませんが
ちょっと気になりました。
501号室の「橘」
バルコニー付きの客室は3室あるのですが
エレベーターを降りてすぐお部屋だったので楽でした。
廊下が長いので一番奥のお部屋だと結構歩く事に。
これも1歳の子がいたのでご配慮でしょうか。
朝刊が届くお宿はたくさんありますが
夕刊が届く宿は初めて。
さてお部屋です。
こういう本格的な和旅館は久しぶりなので
なんだかとても新鮮でした。
この本間の奥に、次の間があります(写真撮り忘れ)
強羅花壇は専属の仲居さんが1部屋にお一人付きます。
私達は「ヨシコさん」という
とても物腰が柔らかな感じの良い方でした。
くるみがつかまり立ちをするようになったので
この高さでの食事は、テーブルの上の物を
触るので、きっと大変だと察して下さり
朝夕は、イスに座るタイプのテーブルに替えて下さいました。
ウエルカムドリンクは
緑茶と栗きんとんの入った和菓子。
このバルコニーがHPの写真で見るより
かなり広くて驚きました。
明るくていいですねぇー
紅葉にはまだ少し早かったんですが
お天気に恵まれ秋晴れの爽やかな2日間でした。
このバルコニー、くるみを遊ばせるには
ちょうど良い広さなのですが
この柵をすり抜けてしまうと怖いので
かなり気を付けていました。
お風呂も、と~っても広いです。
3人でも余裕で入れそう。
くるみは今つかまり立ちが楽しくてしょうがない時期なので
この大きなお風呂に入れると、立って
あっちへこっちへとず~っと遊んでいました。
くるみさん、ここは箱根の名旅館の強羅花壇よ。
ばあばは60過ぎてやっと来られたけど
あなたは1歳で強羅花壇に来たのよ。
分かってる?・・・って
分かるわけないか。苦笑
コップ類やドライヤーは右の棚の中に。
最近高級なドライヤーが置いてあるお宿がとても多くなりましたが
ここは普通のドライヤーでした。
木や竹を使ったすっきり清潔な洗面台ですが
シンクの中を見ると、少しサビがあり
年季が入っていることが分かりましたねー
木の箱にアメニティーが入っています。
スキンケア類は「SENSAI」
カネボウの最高級化粧ブランドです。
ご親切に?正規品のお値段が書いてあるパンフレットも
一緒に置いてありました。
化粧水が28000円、クリームが58500円ですって!
ああ~~お高い。
もったいないので使わずに持ち帰りましたー
(家でチマチマ使お)
メルカリでホテルのアメニティーを
売りに出してる人を見ましたが
あれ、売れるのかしらね。
ブランド系なら売れるのかなぁ。
こちらは手洗い場。
お部屋名が書いてある木の棒は、大浴場に行った時
自分のスリッパの上に目印代わりに置いて下さいと。
愉快リゾートは洗濯ばさみでしたが・笑
こんな感じに使います。 ↓
浴衣とたび、丹前類。
館内は浴衣姿で移動OKです。
この下に冷蔵庫がありますが
お水以外、すべて有料です。
この価格帯で冷蔵庫が有料の宿って少ないのでは?
ネスプレッソマシーンもありません。
夜用の氷水と豆菓子。
お部屋から下を見るとこんな感じです。
1階のお部屋はお庭に露天風呂があるんでしょうけど
木々や屋根で、まったく見えない様になっています。
(確かに上から見えたら困りますもんね)
強羅花壇は
最上階の6階に、玄関やフロントがあり
5階から1階が客室です。
正面玄関の方から、宿全体を見ると
あまり高さも広さも感じられませんが
裏から見ると、高さのある
かなり大きな建物だということが分かります。
最近はモダンな客室ばかりに泊まっていたので
こういう畳敷きの和の旅館のお部屋もいいものですね。
「あさば」以来かしら。
廊下にもところどころ
生花が飾られていて
こういう所はさすがに抜かりが無いです。
この料金表はHPに載っています。
これにサービス料と税金が上乗せされます。
スタンダードでも税込みだと6万超え!
さすが強羅花壇さま。
仲居さんのお話しでは
高いお部屋から埋まっていくそうでーす。
夕食です。
強羅花壇の食事は賛否両論ありますが
私はとても美味しくいただきました。
朝食です。
しいて言うなら「ご飯」
粒がとても小さくパサパサしているのが気になりました。
これも口コミでよく見たので、確かにそうだなぁ~と思いました。
それ以外は、全く不満はありません。
続きます。