2025年1月16日木曜日
体調不調です。
昨日の午前中、リハビリデイサービスから帰った後、何だか身体がグラグラするようで、頭痛も!
ベットで体温を計ったら37.7℃
妻は、風邪だろう。マスクをしろ。食事は別の所で・・・という。まるで病人だ!
今朝からは、体温36.7℃で安定。最近は平熱が高めなので、これなら平熱だろう?
妻は、こんなに寒いのに薄い物を着ているからだと、暖かいダウンベストを買って来てくれた。ありがたい。
これを少しずつ読んでいます
関根慶子語訳『更級日記』講談社学術文庫
私にとっては難しいので、気に入った所だけ摘まみ読みすれば良い。(笑い)
作者は1008年生まれ、菅原孝標の娘。読み物に興味のある少女が、上総介の任務を終えた父に従い京に上る所から始まる。夫と死別した1・2年後迄の約40年余りの物語。
読み物に興味を持つ少女時代から宮仕え、結婚。お寺に何度も参籠する晩年と心の変化が書かれている。上総から京に上る道中日記や、初瀬へ参籠する途中の話など、当時の事がうかがわれて面白い。途中、東山や西山に居を移すが、そこでの景色情景描写も美しい。
はて? これをなんと読み解く。
当時の中級貴族の女性は、17歳ごろなると読経をしたりするものだが、作者はそうもせず、源氏物語などを読んでばかりいたそうな。しかし身近の人を亡くし、宮仕えをし、結婚すると人生観も変わって来たらしい。夫や子供の事はたいして書いていないので何があったか分からない。しかし仏に頼るしかない寂寥感に襲われたのだろうか。
興味深い一冊でした。
この本のお気に入り度:★★★★☆
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