いつもの仲良し三人組で・・
ギエルミ・アンサンブルという、イタリア人のギエルミ兄妹+平崎真弓さん(バロック・ヴァイオリン)の演奏会でした。
チェンバロ+ヴィオラ・ダ・ガンバ+バロック・ヴァイオリン×2 のアンサンブル。
こんなに本格的な、バロックのアンサンブルを生で聴くのは初めてでした。 (ドキドキ!)
一曲目は、J.S.バッハの ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ BWV1028
昨年、このホールでヴァイオリンとチェンバロの演奏会を聴いた事が有りましたが、その時は、チェンバロが歌い過ぎたのか金属音が気になって不満でした。今回は・・・、なんと奥ゆかしいチェンバロの響き、ヴィオラ・ダ・ガンバを引き立てました。
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二曲目は、同じくJ.S.バッハの トリオ・ソナタ BWV530
元々、オルガンで弾く曲だけれど、このアンサンブルの演奏は、感動!
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ヴィオラ・ダ・ガンバもバロック・ヴァイオリンも初めて見ました。
ヴィオラ・ダ・ガンバにはフレッドが有るんですね。ギターなんかは竿の下までフレッドが有ると思うけど上の方だけ。竿の下の方は使わないのかと思ってみていたけど、下の方も使っていた??
バロック・ヴァイオリンは、ヴァイオリンより少しゴツそうに見えたけど、まろやかな渋い音を出していました。
三曲目、コレッリの ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.5-1
これは、ヴィオラ・ダ・ガンバ+チェンバロ+平崎さんのバロック・ヴァイオリン で演奏されました。
バロック・ヴァイオリンって、普通のヴァイオリンよりまろやかな音が出るんですね。
その後、マレ と フォルクレ の私の知らない作曲家の曲が演奏されました。
最後に ヴィバルディの 「ラ・フォリア」
これは、スペインの舞曲ですかね。私の好きな曲です!
二つのヴァイオリンが踊るように掛け合って演奏されていて、とても良かった。
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日本人の平崎さんは、ギエルミ兄妹の付け足しかと思っていたけど、違うんですよね。第一ヴァイオリンで、演奏をグングン引っ張っていた。
アンコールは、G線上のアリア
帰りは、雨が降っていました。濡れて帰るのは、嫌です。
演奏会の、余韻に浸って帰りました。