今日は雨です。時々雷。蒸して嫌な天気です。
起きた時は晴れていたので、朝食後、朝散歩。雨が降っていた。
雨帽を被って散歩を強行しました。蒸し暑くって嫌ですね。
昨夜は、ラグビーの試合を見ていました。楽しみですね。
日本文藝家協会 編『時代小説ザ・ベスト2016』集英社文庫
2014~2015年に発表された時代小説の短編小説が収録されていました。武則天の時代の中国の話だったり、日本の戦国時代の話、江戸時代の話、バラエティーに富んだ10編が収録されていました。それぞれ面白かったが、気になったもの・・・
澤田瞳子さんの『名残の花』 以前、宮部みゆきさんの小説『孤宿の人』を読んだ。鳥居耀蔵が丸亀藩に永預となった時のことをモデルにしたフィクションだったよね。この短編には、明治になって東京に戻った鳥居耀蔵が出てくる。何となく面白い。
宇江佐真理さんの『青もみじ』 これは、以前読んだことが有る。そうでした。髪結い伊三次捕物シリーズの最終巻「 擬宝珠のある橋」に収録されていました。この物語には、続きがありそうな気がしますが、宇江佐さんは亡くなってしまったので残念ですね。
さてさて、これを読んでみる気になったのは、朝井まかてさんの短編『紛者(まがいもの)』が収録されていたので。これは武士道の話。今まで読んだ、朝井まかてさんの小説には、侍の話はなかった。『恋歌』ぐらいかな。【作者のことば】の欄に、葉隠の事が書かれていました。武士道とは死ぬことと見つけたり。人生、嫌な人間関係からは逃げるに限る。それが出来ないのが武士道だったのだろうか。
この本のお気に入り度:★★★★☆
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