今日は合併球団「檻ウミウシ」の結団式というものが開かれ、その席で来季からのユニフォームが公開されました(ちなみに、当ブログでは差し当たり「オリックス・バファローズ」と自称する球団を「檻ウミウシ」、略称を「檻」または「ウミウシ」とすることにいたしました。この名前についてはこちらの記事をお読みください)。
で、そのユニフォームというのがこちら。デイリーの記事では村松選手が着用した写真が掲載されています。
はっきり申し上げるならば、
取って付けただけのユニフォーム
と言うよりほかに表しようのないものです。
ブルーウェーブのホーム用ユニフォームの胸に書かれた"BlueWave"の文字が消え、変わりにあるのはほとんど同じ(というより、どこが違うか分からない)書体の"Buffaloes"という文字列。
しかも、ブルーウェーブのユニフォームの袖にあったはずの"KOBE"の文字が消え、袖にはデカデカと書かれた「近鉄」のロゴ。
チーム1つ潰した成果が会社の宣伝ですか。
よかったですね、近畿日本鉄道さん。
それにしても、関西、しかも阪神間と呼ばれる地域に住む私にとってやりきれないのが、先ほど書いた"KOBE"の消滅とともに、バファローズのユニフォームにあった"OSAKA"の文字が受け継がれなかったことです。
こういうものを見て「大阪や神戸の扱いが悪くなった」と思うのは、地元民のやっかみでは済まされないはずです。
バファローズは球団名に「大阪」を冠したことに象徴されるように、大阪の球団としてのアピールに努めてきました。一方、ブルーウェーブの現場の方々もこれまで神戸に密着した球団作りに努力なさっていたのです。にもかかわらず、どちらの地名をも捨て去ることは、その努力を否定することにつながりかねません。
(ちなみに、ブルーウェーブの現場の方々がなさってきた努力の一端は、「ハムぞーの『職業野球研究所』」さんのこちらの記事に表れています。)
少なくとも、大阪や神戸の住民からは、そのように受け取られても文句は言えますまい。地元の名前を消して、それに代わり得るものを呈示していないからです。
ファンの怒りを買い、地元を顧みず、この球団は何を目指そうとしているのでしょうか?そして、ファンや選手の前にはまるで姿を見せず、新聞・雑誌でなら威勢のいい宮内オーナーは、この球団の不人気が続いた時に何を言い出すのでしょうか?
ユニフォームの話題で少々冷静さを欠いてしまいましたが、この他にも檻ウミウシにとって今後厄介な問題は残っています。その1つは、ご存知の通り岩隈投手の扱いです。
以前こちらの記事で磯部選手の問題を扱ったときに、コメント欄でオリックス側の対応を「借金の形に半ば無理やり結婚しようとしている相手に対し、カネや何やで歓心を買おうとする高利貸しの姿」と書いたことがありますが、岩隈投手に対しても同じ感じを受けてしまいます。
借金の形に貧乏な家の娘を連れ去り、その娘の心を買おうとばかりにカネを積んで見せる高利貸し。別にオリックスだからだというわけではなく(それもあるかな)、そういうイメージがどうしても重なってしまうのは私だけでしょうか。
もう1つの問題が背番号です。共同通信の記事では背番号の重複する選手については問題なさそうですが、注目されるのが永久欠番の扱いです。
バファローズでは鈴木啓示投手がつけていた背番号1が永久欠番となってきました。ですが、これが引き継がれるかどうかはまだ結論が出ていないのだそうです。
300勝投手を記念した永久欠番制度がなくなるのは抵抗がありますが、一方でブルーウェーブで背番号1をつけてきた後藤の気持ちも尊重しなければなりません。
どちらにするにせよ、すんなりとはいかないでしょうが、こういう細々とした問題で悩むのはほとんど現場で、合併を言い出したり指揮したりするフロントではないんですよね。
共同通信の別の記事では、笑顔を見せる小泉社長と仰木新監督の後ろで中村GMが冴えない表情を見せていました。何か象徴的な写真でした。
(11日追記:スポニチの記事によれば、結局背番号1は後藤が引き続き着用することになったようです。記事では、檻中村GMが永久欠番保持者の鈴木啓示氏から快諾を得たとなっていますが、鈴木さんの発言は「永久欠番は近鉄でのもの。球団は消滅するので(統合球団で)自由にお使いくださいと伝えた」というものです。本当に「快諾」なのでしょうか?)
…と書いている合間にふとニュースを調べると、新しい球団旗が公開されたようです。
あのねぇ、
どこまでふざける気や(怒
そりゃまぁ、確かにほかにはないアンサーですけどね。こんなのを作って堂々としていられる企業はそうそうないでしょうから(-_-メ)
で、そのユニフォームというのがこちら。デイリーの記事では村松選手が着用した写真が掲載されています。
はっきり申し上げるならば、
取って付けただけのユニフォーム
と言うよりほかに表しようのないものです。
ブルーウェーブのホーム用ユニフォームの胸に書かれた"BlueWave"の文字が消え、変わりにあるのはほとんど同じ(というより、どこが違うか分からない)書体の"Buffaloes"という文字列。
しかも、ブルーウェーブのユニフォームの袖にあったはずの"KOBE"の文字が消え、袖にはデカデカと書かれた「近鉄」のロゴ。
チーム1つ潰した成果が会社の宣伝ですか。
よかったですね、近畿日本鉄道さん。
それにしても、関西、しかも阪神間と呼ばれる地域に住む私にとってやりきれないのが、先ほど書いた"KOBE"の消滅とともに、バファローズのユニフォームにあった"OSAKA"の文字が受け継がれなかったことです。
こういうものを見て「大阪や神戸の扱いが悪くなった」と思うのは、地元民のやっかみでは済まされないはずです。
バファローズは球団名に「大阪」を冠したことに象徴されるように、大阪の球団としてのアピールに努めてきました。一方、ブルーウェーブの現場の方々もこれまで神戸に密着した球団作りに努力なさっていたのです。にもかかわらず、どちらの地名をも捨て去ることは、その努力を否定することにつながりかねません。
(ちなみに、ブルーウェーブの現場の方々がなさってきた努力の一端は、「ハムぞーの『職業野球研究所』」さんのこちらの記事に表れています。)
少なくとも、大阪や神戸の住民からは、そのように受け取られても文句は言えますまい。地元の名前を消して、それに代わり得るものを呈示していないからです。
ファンの怒りを買い、地元を顧みず、この球団は何を目指そうとしているのでしょうか?そして、ファンや選手の前にはまるで姿を見せず、新聞・雑誌でなら威勢のいい宮内オーナーは、この球団の不人気が続いた時に何を言い出すのでしょうか?
ユニフォームの話題で少々冷静さを欠いてしまいましたが、この他にも檻ウミウシにとって今後厄介な問題は残っています。その1つは、ご存知の通り岩隈投手の扱いです。
以前こちらの記事で磯部選手の問題を扱ったときに、コメント欄でオリックス側の対応を「借金の形に半ば無理やり結婚しようとしている相手に対し、カネや何やで歓心を買おうとする高利貸しの姿」と書いたことがありますが、岩隈投手に対しても同じ感じを受けてしまいます。
借金の形に貧乏な家の娘を連れ去り、その娘の心を買おうとばかりにカネを積んで見せる高利貸し。別にオリックスだからだというわけではなく(それもあるかな)、そういうイメージがどうしても重なってしまうのは私だけでしょうか。
もう1つの問題が背番号です。共同通信の記事では背番号の重複する選手については問題なさそうですが、注目されるのが永久欠番の扱いです。
バファローズでは鈴木啓示投手がつけていた背番号1が永久欠番となってきました。ですが、これが引き継がれるかどうかはまだ結論が出ていないのだそうです。
300勝投手を記念した永久欠番制度がなくなるのは抵抗がありますが、一方でブルーウェーブで背番号1をつけてきた後藤の気持ちも尊重しなければなりません。
どちらにするにせよ、すんなりとはいかないでしょうが、こういう細々とした問題で悩むのはほとんど現場で、合併を言い出したり指揮したりするフロントではないんですよね。
共同通信の別の記事では、笑顔を見せる小泉社長と仰木新監督の後ろで中村GMが冴えない表情を見せていました。何か象徴的な写真でした。
(11日追記:スポニチの記事によれば、結局背番号1は後藤が引き続き着用することになったようです。記事では、檻中村GMが永久欠番保持者の鈴木啓示氏から快諾を得たとなっていますが、鈴木さんの発言は「永久欠番は近鉄でのもの。球団は消滅するので(統合球団で)自由にお使いくださいと伝えた」というものです。本当に「快諾」なのでしょうか?)
…と書いている合間にふとニュースを調べると、新しい球団旗が公開されたようです。
あのねぇ、
どこまでふざける気や(怒
そりゃまぁ、確かにほかにはないアンサーですけどね。こんなのを作って堂々としていられる企業はそうそうないでしょうから(-_-メ)
バファローズにしない方が絶対良かったです。
僕の日記でも檻に呼称しようかなぁ。
ほんま、ふざけたユニフォームに球団旗・・・ゲッソリしますわ。
上のぜんこうさんと同意見なんですけど、いっそ無くした方が良かったくらいの中途半端さ。
私、合併報道が出た当初、球団名を「オリックスBuルーウェーブ」と予想してたんですよね。
「F・マリノス方式」というか。
「いやしかし、仮にも2つをひっつけるんだ、そんなアホな真似はすまい」と思ってましたが、ユニをコレに即決したミャーウチさん、私の斜め上45度くらいの所にいるようです。有り難う、すっぱり諦めさせてくれて。そういう配慮なんでしょ?
盲目的愛情に(持つ人に)脱帽です。
ファンの気持ってそんなに軽いんですか?と
訊きたいですよ。ほんとまぢで
見本が10個あれば、真っ先に落とすべき例です。
まあ、余裕があればサンデーで使ってもいいかな、くらいのものですね。
ホント、センスないのがよお判りました。コレ見たら皆「楽天」を希望するでしょね。
宮内さん、ケチるのも何だが、選手の立場にも立ってやれよお。
どんどん自爆への道を進んでるようにしか思えませんけどきっと宮内オーナー的には「これで万事OK」なんでしょうね。ちょっと理解出来ないです。
とどめを刺されたような、そんな感じです。
正直、バッファローズの名前が残った時には
合併吸収する側がずいぶん譲歩するじゃないか?と
思ったものでしたが、こういう結末(まだ終わってませんが)が待っていたとは・・・。
ある意味、「ウミウシ」チームを象徴した形となりましたね。
はぁ。。。
あれこれ略語候補があって考えがまとまりませんが、やはり1字なら「檻」が最もこの球団の体質を表しているようにも思いますね。
それに、このような中途半端な形でブルーウェーブの残骸を残されても、BWファンが喜ぶとも思いません。
それだけに、バファローズのみならずブルーウェーブの要素もすっきりなくなったほうがよかったのかも知れませんね。もっとも、3年もすればきれいさっぱりなくなるでしょうが…
>有り難う、すっぱり諦めさせてくれて。そういう配慮なんでしょ?
ここまで来ますとそう考えたくもなりますよね。
少なくとも、これでBu・BWのファンがどちらもついてくると宮内氏が思っているのであれば、一度全ての職をなげうって関西の一般家庭にホームステイした方がいいです。