
■ 来季は「大阪オリックス」、大阪D買収で(ニッカン・2006年4月27日10時18分更新記事)
( ´_ゝ`)フーン
昨日の時点ではこのニッカンの記事しかなかったので、エントリにしようかどうか迷ったのですが、今朝になってスポニチにも同様の記事が出たので、おそらくこういう動きが進んでいるのは間違いないのでは、と思います。
球団合併が強行された当初、フランチャイズの一本化は2008年という観測がありました。それだけに唐突な感はありますが、オリックスグループによる大阪ドーム買取ありきで考えれば、今こういう動きが出るのは十分理解できます。
そのドーム買取についても、買った後すぐに大阪市に寄付するという案が取りざたされています。
これも一見非常に奇妙な話ですが、仮に寄付した後に合併球団が使用料を請求されず、ただでドームを使えるというのであれば、永久使用料を一括払いした形になるわけです。おそらく十数年後には元が取れる計算になるでしょう。
さらに言えば、どれだけ収益が上がるか分からない資産を持っていたところで何の価値もありません。収益が上がらなければ、いずれは減価償却によって資産価値はゼロになります。加えて毎年運営費は必要なわけで、そうなると大阪ドームはオリックスにとってお荷物そのものです。
それなら、ドームを買った後持ち続けるよりは、とっとと大阪市に押し付けて運営費の負担をなくした方が、むしろ損失を限定できて合理的です。
そう考えると、一見珍妙なドームを買い取った後大阪市に寄付するというプランは、実は非常によくできたアイデアかも知れない、とは言えそうです。
そういう条件下では大阪ドームをわざわざ使わないというのは金勘定からして馬鹿げているわけです。旧近鉄ファンを取り込むという皮算用もあるかも知れませんし、そうなると神戸を切り捨てるコストより期待される利益の方が上回るのでしょう。
それまでオリックスが球団を持ち続けるのか、という疑問も沸きますが、オリックスグループからすれば大阪でのビジネス拡大を図る上で(最近大阪圏での土地開発でオリックスの名前を見かけることが増えたような気が。あくまでも感覚的なものですが)、球団保持による宣伝効果は重要になります。
今後また赤字が拡大する可能性も考えられますが、その時は(あくまで彼らからすれば)阪神か広島を吸収すれば済む話ぐらいに考えているのかも知れません。あくまでもこれは憶測ですが。
というように銭金だけの勘定で考えていくと、この話は非常に合理的にできていて、十分に理解できる話ではあります。
ただ、私からすれば理解することと納得することとは別物でして、理解はしてもこの動きに納得することは間違ってもあり得ないでしょうが。
このブログを開設した日のエントリにも書きましたが、にわか日ハムファンとしての私の原点はヤフーBBスタジアム、ほかならぬ今のスカイマークスタジアムです。そして、その時の対戦相手はもちろんブルーウェーブでした。
あの試合からもうすぐ3年になろうとしています。たった3年のうちにオリックスという企業はブルーウェーブを捨て、今また神戸を捨て去ろうとしている。次は一体何を捨てるんでしょうね?
それにしても、関西がプロ野球を見るのに不向きな土地に成り下がっていくのを実感しています。まぁ、以前から分かっていたことではありますが。
※ タイトル画像はスカイマークスタジアムにしようかと思いましたが、あえて西宮球場の画像にしました。
今は取り壊されてしまったこの球場こそが、オリックスという企業がプロ野球に行ってきたことの原点を示しているように思えたからです。
( ´_ゝ`)フーン
昨日の時点ではこのニッカンの記事しかなかったので、エントリにしようかどうか迷ったのですが、今朝になってスポニチにも同様の記事が出たので、おそらくこういう動きが進んでいるのは間違いないのでは、と思います。
球団合併が強行された当初、フランチャイズの一本化は2008年という観測がありました。それだけに唐突な感はありますが、オリックスグループによる大阪ドーム買取ありきで考えれば、今こういう動きが出るのは十分理解できます。
そのドーム買取についても、買った後すぐに大阪市に寄付するという案が取りざたされています。
これも一見非常に奇妙な話ですが、仮に寄付した後に合併球団が使用料を請求されず、ただでドームを使えるというのであれば、永久使用料を一括払いした形になるわけです。おそらく十数年後には元が取れる計算になるでしょう。
さらに言えば、どれだけ収益が上がるか分からない資産を持っていたところで何の価値もありません。収益が上がらなければ、いずれは減価償却によって資産価値はゼロになります。加えて毎年運営費は必要なわけで、そうなると大阪ドームはオリックスにとってお荷物そのものです。
それなら、ドームを買った後持ち続けるよりは、とっとと大阪市に押し付けて運営費の負担をなくした方が、むしろ損失を限定できて合理的です。
そう考えると、一見珍妙なドームを買い取った後大阪市に寄付するというプランは、実は非常によくできたアイデアかも知れない、とは言えそうです。
そういう条件下では大阪ドームをわざわざ使わないというのは金勘定からして馬鹿げているわけです。旧近鉄ファンを取り込むという皮算用もあるかも知れませんし、そうなると神戸を切り捨てるコストより期待される利益の方が上回るのでしょう。
それまでオリックスが球団を持ち続けるのか、という疑問も沸きますが、オリックスグループからすれば大阪でのビジネス拡大を図る上で(最近大阪圏での土地開発でオリックスの名前を見かけることが増えたような気が。あくまでも感覚的なものですが)、球団保持による宣伝効果は重要になります。
今後また赤字が拡大する可能性も考えられますが、その時は(あくまで彼らからすれば)阪神か広島を吸収すれば済む話ぐらいに考えているのかも知れません。あくまでもこれは憶測ですが。
というように銭金だけの勘定で考えていくと、この話は非常に合理的にできていて、十分に理解できる話ではあります。
ただ、私からすれば理解することと納得することとは別物でして、理解はしてもこの動きに納得することは間違ってもあり得ないでしょうが。
このブログを開設した日のエントリにも書きましたが、にわか日ハムファンとしての私の原点はヤフーBBスタジアム、ほかならぬ今のスカイマークスタジアムです。そして、その時の対戦相手はもちろんブルーウェーブでした。
あの試合からもうすぐ3年になろうとしています。たった3年のうちにオリックスという企業はブルーウェーブを捨て、今また神戸を捨て去ろうとしている。次は一体何を捨てるんでしょうね?
それにしても、関西がプロ野球を見るのに不向きな土地に成り下がっていくのを実感しています。まぁ、以前から分かっていたことではありますが。
※ タイトル画像はスカイマークスタジアムにしようかと思いましたが、あえて西宮球場の画像にしました。
今は取り壊されてしまったこの球場こそが、オリックスという企業がプロ野球に行ってきたことの原点を示しているように思えたからです。
彼は何を求めているのだろう?
頭の中は、CTスキャンでもしたら判るだろうか・・・。
大阪ドームを買い取る事にはなんら反論致しません。親会社の性格から、大阪市よりかはいくらかドームの管理能\力があるだろうし、まぁ妥当だろうと。
ただ、「チームの大阪移転」これはどうかと。屋根がない事で試合が雨天中止になる事になるのは運営上苦しいですが、なにより、天然芝で屋根無し球場が今のこの世の中どれだけ貴重か。
あれだけやればそれなりに恨みも買っていると思うんですが、なにせ一大企業グループを牛耳っているわけですし、周りに彼を諫めるような人もいないんでしょう。
それで球団経営以外はうまくいってきたでしょうからいいのですが、落ちだしたら早いような気はします。その時は腹から笑ってやりますよ(暴言)
コメントを拝見して気づいたんですが、これでパ・リーグからは天然芝球場を本拠地にするチームがなくなるんですよね。
村松、詐欺で訴えたれ(苦笑)