今日はよみうりテレビで朝から震災10年の特別番組「阪神大震災から10年~REMEMBERそして未来へ~」が放映されています。午後1時からはその第3部として、「プロ野球12球団ふれあいチャリティ10年目のプレーボール」の前半が放送されました。
これはNPBと日本プロ野球選手会、そしてよみうりテレビが神戸市内の会場で共催したイベントの模様を生中継するというもので、選手約50人と各球団のマスコットが集結するということで、私も期待していました。
イベントそのものは進行がもう一つだったのと、ガンちゃんの自虐ネタがシャレになってなかったので(^^;)あまりいい印象を持てなかったのですが、阪神藤本選手をはじめとする当時の育英高校ナインのVTRを見ると、やはり心の中に熱くなるものを感じました。
もちろん、ブルーウェーブの優勝を振り返る映像もありました。優勝が決まり、ビールかけのとき「神戸の人たちも元気が出ますね」とマイクを向けられたイチローが「そうですね、それが一番です」と、今の姿からは信じられないほど高揚しながら語るシーンは印象的でした。
ですが……映像が終わり、しばらくしてネッピーとリプシーの帽子に刻まれた"Bs"の文字を見た瞬間、私の心は現実に引き戻されました。ある程度予想できたこととはいえ、衝撃を受け、また落胆したことは否定できません。
しかも、選手たちがブルーウェーブのホームユニを着ていたにもかかわらず、ネッピーとリプシーが着ていたのは"BlueWave"の文字のないビジターユニでした。神戸市内の会場でのイベントだというのに。北海道から来たB・Bですら、ホームユニを着ていたというのに。
私は神戸市民ではありませんが、「がんばろうKOBE」を合言葉に戦ったブルーウェーブには心からの感動をもらった1人です。'95年のリーグ優勝、'96年のGS神戸での優勝と日本一は、あの頃の神戸を知るものとして忘れられません。
しかし、あの感動はなんだったんでしょうか?ブルーウェーブの名を捨て、ユニホームに入っていた"KOBE"を消し、そして神戸そのものから去ろうとしている球団にもらった「感動」とは、一体なんだったのでしょう?
ひょっとして、私はオリックスに騙されていただけではないのか?そんな疑問が拭えません。
「騙される方がバカ」「たかが野球くらいで」そうおっしゃる方もいるでしょう。そういう方に対しては別に反論する気もしません。
ただ、神戸を出たいのがミエミエなのに「これからもがんばろうKOBEの精神で」などと言ってのける、それで10年前同様神戸の人々が信じてくれるなどとタカをくくっている球団には、この言葉を投げつけてやりたいです。
You are not what you used to be 10 years ago.
これはNPBと日本プロ野球選手会、そしてよみうりテレビが神戸市内の会場で共催したイベントの模様を生中継するというもので、選手約50人と各球団のマスコットが集結するということで、私も期待していました。
イベントそのものは進行がもう一つだったのと、ガンちゃんの自虐ネタがシャレになってなかったので(^^;)あまりいい印象を持てなかったのですが、阪神藤本選手をはじめとする当時の育英高校ナインのVTRを見ると、やはり心の中に熱くなるものを感じました。
もちろん、ブルーウェーブの優勝を振り返る映像もありました。優勝が決まり、ビールかけのとき「神戸の人たちも元気が出ますね」とマイクを向けられたイチローが「そうですね、それが一番です」と、今の姿からは信じられないほど高揚しながら語るシーンは印象的でした。
ですが……映像が終わり、しばらくしてネッピーとリプシーの帽子に刻まれた"Bs"の文字を見た瞬間、私の心は現実に引き戻されました。ある程度予想できたこととはいえ、衝撃を受け、また落胆したことは否定できません。
しかも、選手たちがブルーウェーブのホームユニを着ていたにもかかわらず、ネッピーとリプシーが着ていたのは"BlueWave"の文字のないビジターユニでした。神戸市内の会場でのイベントだというのに。北海道から来たB・Bですら、ホームユニを着ていたというのに。
私は神戸市民ではありませんが、「がんばろうKOBE」を合言葉に戦ったブルーウェーブには心からの感動をもらった1人です。'95年のリーグ優勝、'96年のGS神戸での優勝と日本一は、あの頃の神戸を知るものとして忘れられません。
しかし、あの感動はなんだったんでしょうか?ブルーウェーブの名を捨て、ユニホームに入っていた"KOBE"を消し、そして神戸そのものから去ろうとしている球団にもらった「感動」とは、一体なんだったのでしょう?
ひょっとして、私はオリックスに騙されていただけではないのか?そんな疑問が拭えません。
「騙される方がバカ」「たかが野球くらいで」そうおっしゃる方もいるでしょう。そういう方に対しては別に反論する気もしません。
ただ、神戸を出たいのがミエミエなのに「これからもがんばろうKOBEの精神で」などと言ってのける、それで10年前同様神戸の人々が信じてくれるなどとタカをくくっている球団には、この言葉を投げつけてやりたいです。
You are not what you used to be 10 years ago.
そのドキュメンタリーはまさに95年9月、ブルーウェーブから現在進行形で勇気をもらっている神戸の人たちの笑顔が昨日のことのように映し出されていました。
この10年の間、オリックスという会社は、あの「ブルーウェーブ」に何をしてきたのでしょう。何をしてしまったのでしょう。
あの歓喜が完全に過去のものとなってしまったことがせつなくやりきれない思いでいっぱいです。
自分としては放送中は10年前の事を思い出してて,終了直前まで頭の中に入ってこなかったです。
鷲に行った金田選手・礒部選手や引退した三輪コーチ,Bsに所属する事になった北川選手等が去年所属していたチームのユニを着ていたので統一して欲しかったですね。
(だいたいネプリプがビジユニ着ているのは見た事がないw)
一番ショックだったのはオリックスブルーウェーブ(当時)と表示された事ですね。
仕方のないことかも知れませんけどね…。
藤本が西明石出身・育英卒と言うのは知っていましたけど選抜でサヨナラエラーしてしまったのが藤本だとは知らなかったです。この頃からエラー(以下略
野球好きとしては楽しい番組でした。
小学生「筋肉見せて欲しい」
ますだ「筋肉といえばオリックスの金田さん」
おかだ「ガリガリやん!!」
の流れは最高でしたよ(笑)
10年前はまさかこんなことになるとは思っても見ませんでした。あの頃神戸でブルーウェーブを応援してきた方々の多くがそうだと思います。
そういう方々が今どんな思いでウミウシを見ているのか、非常に気になるところです。
それにおっしゃるように、ビジターユニを着るマスコットはあまり見かけませんよね。去年ヤフスタに来たB・Bだってホームユニでしたし。
藤もんのエラーは高校生当時だけに見ていて痛々しかったですが、非常に強いデジャヴを感じたのも事実です(^^;)
>小学生「筋肉見せて欲しい」
ますだ「筋肉といえばオリックスの金田さん」
おかだ「ガリガリやん!!」
これは私もウケました(笑)
ますだは北川選手には「横山たかし師匠?」と言ってましたね。言われれば確かに似ています(笑)
一度、西武ドームに持ってくるの忘れて翌日、
「昨日は、ビジユニ忘れてゴメンでやんす」
ダンボールに書いて謝ったことがありました。( ^∀^)
番組は見なかったので、コメントできず、スイマセン。
ちょっとだけナナメ見してまだ全部見てないんですが
95年優勝の時のビデオは私が見たドキュメンタリーからの抜粋でした(さすが同じよみうりテレビ)。
あとでじっくり見ます~。
言われてみれば、夏に大阪ドームに来た時もビジターユニでした。写真まで撮ったのに忘れていました(^^;)
ただ、やはり神戸にいるネピリプがビジユニを切ることには違和感がありますね。
>「昨日は、ビジユニ忘れてゴメンでやんす」
ちゃんと謝るんですね。素直でよろしい(笑)
また感想などお聞かせいただければ嬉しいです。
ブルーウェーブのフロント陣の節操の無さに関しては、自分も何度か批判しているので、多くを書きたくは無いのですが、「がんばろうKOBE」とあれだけぶち上げておきながら、あっさりその神戸を捨てるという感覚は本当に信じられないものがあります。プロ野球ですから、採算性を度外視出来ないのは重々判っています。しかし、”まともな”企業として、その商品(この場合は球団になりますが。)を支えてくれている客の意向を全く無視して、尚且つあれだけ神戸に根を張ると言っていて、その土地を捨てるというのは、言葉は良く有りませんが、所詮「金貸し」の道楽だったのかなと思ってしまいます。こういうのを見聞する度に、日本は本当の意味で、スポーツや芸術という”文化”を育成しようという土壌がないのかなあと寂しく感じます。
さて、書き込み戴いた件ですが、以前、何かの番組でプロ野球界とサッカー界に於ける、選手教育の差異を取り上げていました。サッカー界が実践的&具体的なプログラムであったのに対して、球界のそれは”概論”めいた実に抽象的なもので、御粗末極まりなかったのに唖然としました。
結局、フロントのみならず、選手達も現役である時には、当事者意識が極めて低いのではないかと思います。両者共に「貴方任せ」なんでしょうね。
餅は餅屋ですから、専門的な事迄教育する必要はないと自分も思っています。スキル的なもので言えば、一般社会で働く上で最低限知っておかなければいけない、PCの操作程度(出来ればエクセルやワード位。)は教える必要が有るのではないでしょうか。その意味では、ルパート様が書かれている様に、ゴールデンイーグルスの方針は悪くないと思います。
そして、何よりも必要だと思うのが、一般社会人としての”視点”を判らせる事だと思います。プロの世界に選抜された人達ですから、常に一般人としての視点を持てと言うつもりはありません。でも、一般人の視点、これは常識や金銭感覚等ですが、はこんなものだという事を、心の何処かに留め置ければ、いざ引退→一般社会に放り出されても、どうして良いか判らないという最悪な事態は防げるのではないでしょうか。
最後に、御存知かとは思うのですが、キャリアプロモーションという人材紹介会社で幾人かの元プロ選手が働いています。この会社には、「アスリート人材育成本部」という部署が在り、引退後の去就に悩むアスリート達の教育&働き場所の紹介を行なっているのですが、元ファイターズの生駒投手や元スワローズの城選手等が働いておられます。本当はこういった事は球界で行なうべきものだとも思うのですが、民間レベルでもこういった動きが活発になると良いなと思います。
http://964.jp/Z3Ef
http://964.jp/Z3Eg
まあでも、10年前震災が起きて、「がんばろうKOBE」のキャッチフレーズがあって、オリックスが優勝したっていうことは事実だし、当時はオリックスがうらやましいかったし、阪神が情けなかったし・・・。感動したのはほんとうなので、「騙された」っていいじゃない。あの年、ほんとに野球が観られるなんて思いもしなかったんだから。
今も「本拠地はファンが決める」などいろいろ言っているようですが、最終決定を下すのはオーナーなんですよね。
こういう二枚舌で球団経営ができると思っていることに、オリックスという企業の救いようのなさを感じます。
さて、書き込ませていただいた件について。
「一般社会人としての”視点”を判らせる事」という点は私も非常に重要だと思います。
子どもの頃から野球漬けで育ってきた選手たちが球界から離れるとなると、やはり右も左も分からないでしょうし、不安もあることでしょう。
それで、いかがわしい商売の広告塔にされたり、騙されたりした元選手も少なくないでしょうし、そういう悲劇を防ぐためにも、一般社会の常識を知っておくことは役に立つと思います。
キャリアプロモーション社の話は聞いたことはあるのですが、ほとんど知りませんでしたので勉強になりました。
おっしゃるように本来ならこれはNPBや選手会が率先して行うべきことなのですが、それらが動かないのなら民間に期待することになるでしょうね。
その意味でも、キ社の動きには注目してみたいと思います。1社だけでは労働供給に対応できないでしょうが、ここがビジネスとして成立すれば、他にも進出する企業は必ず出てくると思いますからね。
ただ、騙されるのは仕方ないとして、もう少しキレイに騙してくれたらなぁという気もするんですよね。
今みたいに本拠地移転をちらつかせながら「がんばろうKOBE」を持ち出されてもとても信用できませんし、あの頃の思い出が穢されるようでイヤなのです。
も旧ホームユニで出てよかったですね。
自分の所にも書きましたが、95年・96年のV戦士は檻
現役選手としてはもういなくなってしまいました。
ただ、あの頃が原点だったので、「がんばろうKOBE」
は持ち出すなら大切にして欲しいと思います。
寂しい限りですが、TBしていただいた記事にもありましたように、三輪コーチが檻に残っているのがまだ幸いです。
ペナントを争う他のチームのファンとしては、オリックスと当たる節では「3タテ食らわなきゃ御の字だ」と思いながら試合の実況を聞いていたものです。
10年前は、球団が統合されることなんて考えもしませんでした。一野球ファンとして、かえすがえすも残念でなりません。
おっしゃるように'95年、翌'96年のブルーウェーブは本当に素晴らしいチームでしたね。神戸市民でない私ですら、彼らの快進撃に心を動かされたものです。
ただ、そんなチームが消されてしまったわけです。野球ファンとしてもそうですが、地元民としては悔しさとやりきれなさで一杯です。
そうなんですか~。テレビでは和気藹々の雰囲気しか見て取れなかったので(しかもニュースしか見れない地域なので余計かも)なんだかショックです。
私も当時は神戸で被災し、どうしていいか解らない状態だったときオリックスにずいぶん励まされましたので、なんだかこの結果には残念で仕方ない感じもします。
もうあの当時のV戦士が選手としてはオリックスにいないのも残念ですね。三輪コーチ頑張れ!
これからもよろしくお願いいたします。
ルバート・ジョーンズさんも10年前にブルーウエーブから勇気を貰った一人だったのですね。
この10年間で、オリックスもすっかり変わってしまったようですね。
選手は入れ替わりがあっても会社自体は変わらないのに・・・
一昨日のイベント、そして今日の10年目の式典でオリックス側が何かを感じてくれているといいのですが・・・甘いですね。
イベント会場自体は私の見る限り楽しそうではありました。ただ、テレビではテロップの出し間違いがちょこちょこありましたし、何より"Bs"を見た時点で私はどうしても楽しい気分にはなれませんでした。
たった10年であの頃のブルーウェーブが消え去ってしまったということは残念で仕方がありませんが、それだけに三輪コーチには頑張ってくださいの一言を送りたいです。
それだけに、私もこれを機会にあの頃のことを思い出してほしいとどうしても思ってしまいます。中村GMだって被災した1人なんですし。
もっとも、叶わぬ希望など持たぬに越したことはないのでしょうが……
ほんと、あの当時のブルーウェーブのことは、忘れることができないですね。
そして、それを消し去ろうとする行為も忘れることができないです。
昨年10月頃にの某オーナーが、がんばろう○○って、発言も、どういうつもりなんでしょうかね。
ただ、それを知る現役選手は神戸から姿を消し、「がんばろうKOBE」を利用しつくした企業のみが居座っている。やりきれない思いです。
ただ、次は絶対に騙されまいと強く思います。
年が明けても檻という会社の無神経さは相変わらずなようで。ハァ…。
節目の年なんだから
二軍だけでもブルーウェーブの名前を残そうという
心遣いぐらいは欲しいものです。
そういえば、「ブルーウェーブ」の名前はオリックス・グループが経営するホテルチェーンに今でも使われているのだとか。名前を全く残さないよりもタチが悪いです。
m(--)m
阪神淡路大震災から10年経つのか…と感慨深くこの番組を見ておりました
「がんばろうKOBE」を袖口に刻み頑張るBWの選手が好きで応援しておりました
でも、時が流れ合併という形でBWの名が消えたのが今でもショックですね--;
それだけに、ブルーウェーブの名が消え、チームそのものも消えてしまったことは、今でも残念でなりませんし、いまだ怒りを捨てることはできません。