日高本線の終着駅、様似。ここからバスに乗り換えれば襟裳岬から十勝へと向かうこともできるし、その方が旅としては真っ当な気がするが、「鉄道」が最優先の旅行ではそうもいかず、列車で引き返す。
駅からぶらぶら歩くと、またしてもファイターズのポスター。北海道なのは理解しているが、これまで札幌には一歩も足を踏み入れてないというに、毎日見かけることになるとは恐ろしい。
さらに歩くと、スーパーを見つけたので、そこで昼食を調達し、再び駅前へ。
ホームでは、苫小牧から乗って来たディーゼルカーが、折り返しの出発に向けて準備中。
駅に入ると、今度は等身大パネル。ここまでやるか、というのが、全道で広がっているのを実感する。
もっとも、球団の努力の方向としては間違ってはいまい。この方向だけでは、プロ野球の球団として足りないだろう、ということだ。
ホームからアポイ岳方面を望む。
かつてはこの先から襟裳を巡り、帯広までの鉄道との路線を結ぶ構想があったと聞くが、すでに幻となって久しい。
再びディーゼルカーに乗り、苫小牧へ。JR北海道なので、車内でもハムからは逃げられない。
折り返しの列車とはたいてい味気ないものだ。だいたい、単純に行って帰るというのが芸がない。同じ風景を見て帰るのだから。
しかし、こと日高本線に関してはそんな文句は的外れだ。海側の景色、山側の景色、往復で見るものを変えれば、少なくとも夏のこの時期に関しては、飽きることはない。
沿線のところどころに拡がる花畑。
残り少ない温暖な時期を逃すまいと咲く花々。
競走馬でも白馬はいる。
列車に合わせてと言うわけでもないだろうが、走り出す馬の親子。そして、その舞台となる緑の大地。
秋が来る前に、そして冬が全てを閉ざす前に、さまざまな生命が輝きを放つ。
列車は静内まで戻ってきた。ここでまた停車時間がある。
ここでいかめしを購入。食べ過ぎになるかと少々迷ったが、この機を逃すと、次はもうないかも知れないのだ。悔いは残すまい。
列車に戻り、いかめしをあてに呑む。さすがに旅の疲れが重なっているうえ、この陽気である。次第にうつら、うつらとなってゆく。
半ば意識をようやく取り戻した頃には、終点苫小牧はもうすぐで、どこか現に戻りきらないまま支度をして、終着とともに下車。いったん改札を出たのだが、
しょっぱいチームの、厳しいイベント。
一気に現実に引き戻された。
さて、2013年の更新は、余程のことがない限り、これで最後となります。
今年あった嫌なことは、すべて今年に置き去りにして、新たな年を明るく楽しく迎えたいものですね。
当ブログにお越しの皆様にとって、2014年が素晴らしいものになりますように。
駅からぶらぶら歩くと、またしてもファイターズのポスター。北海道なのは理解しているが、これまで札幌には一歩も足を踏み入れてないというに、毎日見かけることになるとは恐ろしい。
さらに歩くと、スーパーを見つけたので、そこで昼食を調達し、再び駅前へ。
ホームでは、苫小牧から乗って来たディーゼルカーが、折り返しの出発に向けて準備中。
駅に入ると、今度は等身大パネル。ここまでやるか、というのが、全道で広がっているのを実感する。
もっとも、球団の努力の方向としては間違ってはいまい。この方向だけでは、プロ野球の球団として足りないだろう、ということだ。
ホームからアポイ岳方面を望む。
かつてはこの先から襟裳を巡り、帯広までの鉄道との路線を結ぶ構想があったと聞くが、すでに幻となって久しい。
再びディーゼルカーに乗り、苫小牧へ。JR北海道なので、車内でもハムからは逃げられない。
折り返しの列車とはたいてい味気ないものだ。だいたい、単純に行って帰るというのが芸がない。同じ風景を見て帰るのだから。
しかし、こと日高本線に関してはそんな文句は的外れだ。海側の景色、山側の景色、往復で見るものを変えれば、少なくとも夏のこの時期に関しては、飽きることはない。
沿線のところどころに拡がる花畑。
残り少ない温暖な時期を逃すまいと咲く花々。
競走馬でも白馬はいる。
列車に合わせてと言うわけでもないだろうが、走り出す馬の親子。そして、その舞台となる緑の大地。
秋が来る前に、そして冬が全てを閉ざす前に、さまざまな生命が輝きを放つ。
列車は静内まで戻ってきた。ここでまた停車時間がある。
ここでいかめしを購入。食べ過ぎになるかと少々迷ったが、この機を逃すと、次はもうないかも知れないのだ。悔いは残すまい。
列車に戻り、いかめしをあてに呑む。さすがに旅の疲れが重なっているうえ、この陽気である。次第にうつら、うつらとなってゆく。
半ば意識をようやく取り戻した頃には、終点苫小牧はもうすぐで、どこか現に戻りきらないまま支度をして、終着とともに下車。いったん改札を出たのだが、
しょっぱいチームの、厳しいイベント。
一気に現実に引き戻された。
さて、2013年の更新は、余程のことがない限り、これで最後となります。
今年あった嫌なことは、すべて今年に置き去りにして、新たな年を明るく楽しく迎えたいものですね。
当ブログにお越しの皆様にとって、2014年が素晴らしいものになりますように。