■ 萩本監督が解散撤回 茨城ゴールデンゴールズ(共同通信・2006年7月22日13時55分更新記事)
■ 欽ちゃん球団、存続へ=署名など受けて解散撤回(時事通信・2006年7月22日14時0分更新記事)
■ 欽ちゃん球団、存続へ=署名など受けて解散撤回(毎日新聞・2006年7月22日14時1分更新記事)
解散という性急な思いつきが撤回されたのは、非常にいいことです。それは私自身を含め多くの方々が求めていたことですし、選手に対する責任を果たす上でも真っ当な判断だと思います。
ただ正直に申せば、私がこの知らせを聞いたときに最初に思ったのは、嬉しいとか、よかったとかいうものではありませんでした。むしろただ一言、
「あ~、アホくさ」と。
ネットで第一報を知った後、いくつかの記事を読んだのですが、そこで分かったことを私なりにまとめてみると、茨城ゴールデンゴールズを解散するつもりだった萩本氏が、署名活動の話などを聞き、「応援してくれるファン」のために野球を続けようと決意したというところです。
もっと簡単に言えば、萩本氏の気が変わったから存続が決まった、それだけの話です。
まさに今、茨城ゴールデンゴールズは新潟県魚沼市で親善試合をしている最中です。そしてこれから、今回の騒動がなかったかのように、このチームは野球を続けていくのかも知れません。
しかし、大きな問いは残ったままです。
萩本氏が解散を口にしたのは、それが已むに已まれぬ気持ちだったか、あるいはただの茶番だったかわかりませんが、あくまでも個人の一存だった。
様々な選手やファンの夢や思いがつまっていたであろうチームを、オーナー監督は自分だけの判断で消滅させようとした。そんな夢や思いも、チームとともに潰されるところだった。
そのことをどうお考えなんですか?萩本さん。
ゴールデンゴールズに託された、多くの人の夢や思いを、あなたに潰す権利はあるんですか?
この問いに対する答えをちゃんと出さない限り、私は「解散撤回」ということを美談として捉える気はまったくない。なぜなら、これがうやむやになるのであれば、またいつか同じことが繰り返されるだろうから。
こういう時に冷や水をかけるようなことを申して、興ざめに思われる方もいらっしゃるかも知れません。ですが、私は納得の行く答えを得られない限り、この問いを取り下げるつもりはありません。
そして、萩本氏が自分の思いつきで茨城ゴールデンゴールズを解散させようとしたことは、しっかり覚えておくつもりです。
■ 欽ちゃん球団、存続へ=署名など受けて解散撤回(時事通信・2006年7月22日14時0分更新記事)
■ 欽ちゃん球団、存続へ=署名など受けて解散撤回(毎日新聞・2006年7月22日14時1分更新記事)
解散という性急な思いつきが撤回されたのは、非常にいいことです。それは私自身を含め多くの方々が求めていたことですし、選手に対する責任を果たす上でも真っ当な判断だと思います。
ただ正直に申せば、私がこの知らせを聞いたときに最初に思ったのは、嬉しいとか、よかったとかいうものではありませんでした。むしろただ一言、
「あ~、アホくさ」と。
ネットで第一報を知った後、いくつかの記事を読んだのですが、そこで分かったことを私なりにまとめてみると、茨城ゴールデンゴールズを解散するつもりだった萩本氏が、署名活動の話などを聞き、「応援してくれるファン」のために野球を続けようと決意したというところです。
もっと簡単に言えば、萩本氏の気が変わったから存続が決まった、それだけの話です。
まさに今、茨城ゴールデンゴールズは新潟県魚沼市で親善試合をしている最中です。そしてこれから、今回の騒動がなかったかのように、このチームは野球を続けていくのかも知れません。
しかし、大きな問いは残ったままです。
萩本氏が解散を口にしたのは、それが已むに已まれぬ気持ちだったか、あるいはただの茶番だったかわかりませんが、あくまでも個人の一存だった。
様々な選手やファンの夢や思いがつまっていたであろうチームを、オーナー監督は自分だけの判断で消滅させようとした。そんな夢や思いも、チームとともに潰されるところだった。
そのことをどうお考えなんですか?萩本さん。
ゴールデンゴールズに託された、多くの人の夢や思いを、あなたに潰す権利はあるんですか?
この問いに対する答えをちゃんと出さない限り、私は「解散撤回」ということを美談として捉える気はまったくない。なぜなら、これがうやむやになるのであれば、またいつか同じことが繰り返されるだろうから。
こういう時に冷や水をかけるようなことを申して、興ざめに思われる方もいらっしゃるかも知れません。ですが、私は納得の行く答えを得られない限り、この問いを取り下げるつもりはありません。
そして、萩本氏が自分の思いつきで茨城ゴールデンゴールズを解散させようとしたことは、しっかり覚えておくつもりです。
今回の件、全く同感であります。
この程度の事が『美談』として語られてる事に、なんとなく居心地の悪さすら感じますね・・・
世の中おめでたい人が多いんだなぁ~と、改めて思いました。
チーム解散という最悪の事態にならなかったことは良かったと思う反面、オーナーの一存に振り回された選手やファンのことを考えると、なにやら素直に喜べない気分です。
散々やめると意志の固そうなコメントをしておきながら署名活動が始まった瞬間に継続を発表するとはただ気が変わっただけじゃないかとしか思えないです。
GGの選手の方々がまた野球が出来るという状況になったということは素直に喜びたいですが欽ちゃんの行動は腑に落ちないです。
解散撤回は賛成です。
しかし、いくら反社会的な不祥事が起こったとしても、軽はずみに「チーム解散」を口にしてしまったのは、欽ちゃんらしくないというのが正直な気持ちです。
ともあれ、「がんばれ欽ちゃん!」
特に茨城GGの場合はチーム全体だけではなく、選手個人に対してもスポンサーがついているような状況ですから、他のチームよりもずっとパブリックな性格を持っています。
だからこそ、こういう発言は軽々にしてほしくなかったのですが。
今後、同じようなトラブルを生じさせないためにも。
ゴールデンゴールズ結成当時はそれが新鮮で注目を浴びたのですが、今回は電撃解散→すぐに撤回という流れが野球ファンには反感を買ってしまったのかなと。
正直野球にそんなに興味のない人には「ああよかったね」
とポジティブに受け止められてしまう騒動かと思いますが、社会人や旧チームの現象といい、一昨年の合併1リーグ騒動といい「縮小」という文字にナーバスになっている野球界を分かっていない行動のようには見えました。
下で右打ち職人さんから頂いたコメントにもありますが、球界に詳しくない人からすれば「欽ちゃんがファンの思いを聞き入れて解散を撤回した」、と理解されてしまうんでしょうね。
昨日の魚沼の試合では、正式の試合の前に「解散試合」として九回1イニングだけを行ったそうです。
私などはあまりの作為性に吐き気を催しそうになりましたが、これも人によって受け止め方は違うんでしょうね。
私も解散が現実にならなかったこと自体は歓迎すべきことだと思っています。
その反面、ゴールデンゴールズが萩本氏の思いつきでどうにでもなる存在だったんだ、という現実は、最後まで何ら変わっていないとも思うんです。
もっと言えば、一昨年の球界再編騒動で露呈した、オーナーがチームを好き勝手にできるという構造が再生産された、そう言えなくもないんですよ。
それだけに、選手やファンにとってこれが手放しで喜ぶべきこととは言い切れません。
ですが、今回の騒動は解散も撤回も萩本氏の「思いつき」(これが思いつきどころか、最初から算段ずくだった可能性もあるんですが)で、結局は萩本氏の一人芝居にしか見えないんですよね。
そこが私も納得が行きませんし、おそらくこれから先も納得が行かないままなんだろうなぁと思います。