■ 選抜出場を辞退 部員飲酒で駒大苫小牧(共同通信・2006年3月3日17時24分更新記事)
飲酒喫煙が発覚した時の記事はこちら↓
■ 駒大苫小牧高校、また不祥事 野球部員、居酒屋で騒ぐ(産経新聞・2006年3月3日3時9分更新記事)
飲酒も喫煙も法に反しているのは当然のこと。しかも夏にも不祥事があったわけで、出場できなくなるのは仕方なかったのでは、と思います。
1,2年生には本当に気の毒ですが、ただ不幸中の幸いはこれが春だったこと。甲子園に出るラストチャンスはまだ残されています。今はまだ難しいかも知れませんが、ぜひ早く気持ちを切り替えて、夏に戻ってきてほしい。そう思います。
以下、これは勝手な暴論。飲酒も喫煙も法に反する行為であるのは当然のことです。なのでこういう行為自体を咎めるのが本来スジでしょうが、ここはちょっと視点を変えてみたい。
上でご紹介した産経新聞の記事を、よく読んでいただきたい。すると、「店内で騒いだため、客が警察に通報した。」という一文があります。
これを裏返せばどうなるか?つまり、騒いでなければ通報されなかった、少なくともその可能性が高かったということです。
私はタバコは吸いませんが、お酒に関しては高校生自分からフツーに呑んでいたので、この点について駒苫野球部員を責める資格はありません( ̄▽ ̄;;;)
ただ、呑むというなら呑み方ってものがある、というのはあえて言わせていただきたい。もっと言えば、ハメを外すにも外し方ってものがあると。
その外し方を心得ていれば、こんなことにはならなかったのでは……そう思わずにはいられません。何をムチャなことを、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、まぁちょっと待っていただきたい。
個人的な話になりますが、高校時分の私は正直なところ「マジメ」ではありませんでした。
決して不良ではなかったのですが、週末には先輩たちと一緒に夜中まで遊んでいたこともしばしばです。といっても、別に夜の街をぶらついていたわけではなく、知人の家で遊んでいただけですが(笑)
そんな私に対して、両親は一度も咎め立てするようなことありませんでした。ただ親父に何度か言われたのは、
「まぁ、夜遅ぅまで遊ぶのはかめへんけどな。
ただ飲んだら外出るなよ」
なんという親だ、というツッコミもあるかも知れませんが( ̄▽ ̄;;;)
誤解してほしくないのですが、別に親父は法を破ることをおおっぴらに認めていたわけではありません。
ですが飲酒に限らず、人間どうしても法の枠を超えて行動したくなる時が、人生において一度ならずあるはずです。もしそんな誘惑を感じたことが生まれてこの方一度もないという人がいれば、それは単に自分で気がついてないだけでしょう。
そうなったとして、もしその「違法行為」をするなら、そこから生まれるリスクを避ける方法はちゃんと用意しておかないといけない。もし用意できないのならそんな行為は止めておけ、というのが親父の真意だったと思います。
実際、私は夜中まで遊んでいても、そこでお酒を呑むことはついに一度もありませんでした。卒業後は駒苫野球部員よろしく同級生と呑みに行ったこともありますが(;^^)ゞ、その時も昔の担任と一緒だったわけで、ある程度の歯止めはあったと思います。
一方の駒苫野球部員。酒とタバコだけならまだ見逃されたかも知れませんが、よほど騒いでなければ、あるいは駒苫野球部員というのがはっきりと分かるような格好をしてなければ、通報されることなどなかったはずです。
そう思うと、彼らの「甘さ」が見えてきそうな気がします。法に触れる行為を行ったのも問題なら、自分たちが「危ない」ことをしているという自覚もなかった、ということです。
繰り返しますが、未成年には飲酒も喫煙も勧められた行為ではありません。ただ、もし一線を越えてしまった時にどうするのか、というある種の「リスク管理」法を考えておくことは、決して無駄ではないはずです。
「こうこうせいはおさけをのんではいけません」そういう教育は大変結構。ただ、そんな教育を越えたところに別の歯止めがあるかどうか、これこそが大事なのです。
そして、その歯止めを持っている人間がいなかったことこそが、今回の悲劇の本質だと私は思います。
駒苫の話はここまで。
今朝の報道によれば、駒苫がセンバツ出場を辞退したことで、補欠校第1位の北海道栄が繰り上げ出場となるのが濃厚なようです。北海道栄にすれば甲子園に出場できることが嬉しくないはずはないでしょうが、まぁ素直には喜べないのも本音だと思います。
ですが、もう1校北海道から出場する旭川実業も含め、ここは北海道勢の底力を示す絶好の機会だと捉えてほしいです。「北海道は駒苫だけじゃない!」ということを示す、今が絶好の機会だと。
そんなわけで、道民ではない私ですが、今回のセンバツでは旭川実業高校と北海道栄高校を蔭ながら応援したいと思います。
飲酒喫煙が発覚した時の記事はこちら↓
■ 駒大苫小牧高校、また不祥事 野球部員、居酒屋で騒ぐ(産経新聞・2006年3月3日3時9分更新記事)
飲酒も喫煙も法に反しているのは当然のこと。しかも夏にも不祥事があったわけで、出場できなくなるのは仕方なかったのでは、と思います。
1,2年生には本当に気の毒ですが、ただ不幸中の幸いはこれが春だったこと。甲子園に出るラストチャンスはまだ残されています。今はまだ難しいかも知れませんが、ぜひ早く気持ちを切り替えて、夏に戻ってきてほしい。そう思います。
以下、これは勝手な暴論。飲酒も喫煙も法に反する行為であるのは当然のことです。なのでこういう行為自体を咎めるのが本来スジでしょうが、ここはちょっと視点を変えてみたい。
上でご紹介した産経新聞の記事を、よく読んでいただきたい。すると、「店内で騒いだため、客が警察に通報した。」という一文があります。
これを裏返せばどうなるか?つまり、騒いでなければ通報されなかった、少なくともその可能性が高かったということです。
私はタバコは吸いませんが、お酒に関しては高校生自分からフツーに呑んでいたので、この点について駒苫野球部員を責める資格はありません( ̄▽ ̄;;;)
ただ、呑むというなら呑み方ってものがある、というのはあえて言わせていただきたい。もっと言えば、ハメを外すにも外し方ってものがあると。
その外し方を心得ていれば、こんなことにはならなかったのでは……そう思わずにはいられません。何をムチャなことを、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、まぁちょっと待っていただきたい。
個人的な話になりますが、高校時分の私は正直なところ「マジメ」ではありませんでした。
決して不良ではなかったのですが、週末には先輩たちと一緒に夜中まで遊んでいたこともしばしばです。といっても、別に夜の街をぶらついていたわけではなく、知人の家で遊んでいただけですが(笑)
そんな私に対して、両親は一度も咎め立てするようなことありませんでした。ただ親父に何度か言われたのは、
「まぁ、夜遅ぅまで遊ぶのはかめへんけどな。
ただ飲んだら外出るなよ」
なんという親だ、というツッコミもあるかも知れませんが( ̄▽ ̄;;;)
誤解してほしくないのですが、別に親父は法を破ることをおおっぴらに認めていたわけではありません。
ですが飲酒に限らず、人間どうしても法の枠を超えて行動したくなる時が、人生において一度ならずあるはずです。もしそんな誘惑を感じたことが生まれてこの方一度もないという人がいれば、それは単に自分で気がついてないだけでしょう。
そうなったとして、もしその「違法行為」をするなら、そこから生まれるリスクを避ける方法はちゃんと用意しておかないといけない。もし用意できないのならそんな行為は止めておけ、というのが親父の真意だったと思います。
実際、私は夜中まで遊んでいても、そこでお酒を呑むことはついに一度もありませんでした。卒業後は駒苫野球部員よろしく同級生と呑みに行ったこともありますが(;^^)ゞ、その時も昔の担任と一緒だったわけで、ある程度の歯止めはあったと思います。
一方の駒苫野球部員。酒とタバコだけならまだ見逃されたかも知れませんが、よほど騒いでなければ、あるいは駒苫野球部員というのがはっきりと分かるような格好をしてなければ、通報されることなどなかったはずです。
そう思うと、彼らの「甘さ」が見えてきそうな気がします。法に触れる行為を行ったのも問題なら、自分たちが「危ない」ことをしているという自覚もなかった、ということです。
繰り返しますが、未成年には飲酒も喫煙も勧められた行為ではありません。ただ、もし一線を越えてしまった時にどうするのか、というある種の「リスク管理」法を考えておくことは、決して無駄ではないはずです。
「こうこうせいはおさけをのんではいけません」そういう教育は大変結構。ただ、そんな教育を越えたところに別の歯止めがあるかどうか、これこそが大事なのです。
そして、その歯止めを持っている人間がいなかったことこそが、今回の悲劇の本質だと私は思います。
駒苫の話はここまで。
今朝の報道によれば、駒苫がセンバツ出場を辞退したことで、補欠校第1位の北海道栄が繰り上げ出場となるのが濃厚なようです。北海道栄にすれば甲子園に出場できることが嬉しくないはずはないでしょうが、まぁ素直には喜べないのも本音だと思います。
ですが、もう1校北海道から出場する旭川実業も含め、ここは北海道勢の底力を示す絶好の機会だと捉えてほしいです。「北海道は駒苫だけじゃない!」ということを示す、今が絶好の機会だと。
そんなわけで、道民ではない私ですが、今回のセンバツでは旭川実業高校と北海道栄高校を蔭ながら応援したいと思います。
いるって判って通報したらしいです、それなら先に
一言注意してくれたらいいのに・・・大目に見てやれよ
それにしても一緒に飲んでたバスケ部も処分されるんでしょうか?
やはり、「バレなきゃバレない」で通るのではないでしょうか。
私も暴\言ですが、「飲酒」に関しては、ごまかしが効くのと、多少不良の氣がなくとも、飲む機会があるだろうので、取り締まるのは難しいだろうと。しかし、「喫煙」は未成年のたしなみでは絶対にないし、成長期によいモノではありません。
結局は喫煙も飲酒も未成年には無縁のモノですが、「見つかったら・・・。」ではなく「たばこと酒」と向き合うという事を大いに考えていただきたいと思います。
※全國の教育関係者のみなさん、見つけ次第厳しく罰しましょう
通なお写真ですね!! 私もここの公園の名前を見てびっくりしましたもの。あそぶべ…なんだって!
その割にはあまり広くないんですけどね(笑)
駒苫…。
まあね、結果的には悪いことをしてしまったのだから罰せられるのでしょうが これから試合に出る生徒たちはこの問題には関係していないので 気の毒ですね。20歳になったらフリーというのもよくわからないルールなのですが、やはり法律は法律。
それにしても、通報した人は一言注意とか されたのでしょうかね???
ただ、直接注意しなくていいから、まず店員に言えばよかったのに、とは思います。若いの相手に下手に直接注意したら、逆ギレされる恐れもありますからね( ̄▽ ̄;;)
それでいいなら別に構わないのですが、もし誰かが見ていようが見てなかろうが酒もタバコもダメ、というなら、別の歯止めが必要になるわけで。
そこで酒とタバコと向き合う、というのが大事になってくるのだと思っています。
それに、酒とタバコに限らず人間誰しも誘惑にかられることはあるわけで、その誘惑にいつもいつも勝てるわけではないんですよね。
となると、ただ単に誘惑に強くなることだけではなくて、うまい負け方を知っておくのも悪くない、というのが私の考えです。
4年前に北海道旅行をしていて偶然通りかかったので撮ってみました。最初見た時はのけぞりましたよ(^^;)
>駒苫
「悪法も法である」という言葉もありますから、実際に飲酒をした連中が法的な処分を受けるのは仕方ないと思います。
その下級生がとばっちりを受けてしまうことには納得行かない思いもあるにはあるのですが、去年夏に続いての不祥事となった以上、どうしようもありませんよね。
しかし、通報した人もどう思っているやら。違法行為を警察に伝えた以上、何ら咎められるべき行為ではないと思うのですが、その結果が結果ですからね……
この問題に関しては、当該OB(厳密に言えばOBではなく、現役の生徒という扱いになる様ですが。)の行為は軽率の謗りを免れないと思っています。法律違反で在る事は確かですし、それ以上にあれ程注目されている立場での行動ですから、非難されて然るべきでしょう。
しかし、そうは言っても我が身を省みた時、学生の頃に学校行事の打ち上げで、クラスの連中多数と飲酒&大騒ぎをし、近隣住民から学校にクレームが行き、大目玉を食らった前科が在りますので(笑)、彼等を非難する気も無いですし、寧ろ同情してしまう部分が在るというのは正直な所です。(煙草に付いては、ルパート様と同様に全く吸えないクチです。)
唯、彼等が非難されるのは致し方無いにせよ、この一件に”現役”の選手が加わっていて、尚且つ彼等”も”飲酒&喫煙していたならば別ですが、そうでなかったら現役の選手達の甲子園出場の芽が摘み取られてしまった事は一寸筋が違うのではないかと思うんです。
この一件が表面化した際、マスメディアの報道には「OBが起こした事件故、高野連が出場停止を決める事は無いだろう。」というものが少なからず在りました。でも、結果的には学校側から出場辞退を申し入れて決着する事に。其処に自分は、学校側が体面を守る為に即断したという感じを受けました。昨年に続く不祥事という事で、自ら厳しい処分をいち早く課したというのは、民主党の様にダラダラと迷走しているよりは危機管理能力が在ると評価される部分は在るかとは思います。
でも、本来責任を負うべきは学校側と当事者(OB)、そしてその親達だと思うんです。その責任を曖昧にして、無関係な現役部員達の”夢”を理不尽に摘んでしまった事が本当に教育なのだろうかという疑問が自分にはどうしても残ってしまいます。
学校側の管理体制の甘さ、当該OBの自覚の無さ、そして闇雲に”魔女狩り”に走る世の中の風潮。こういった事が、本来は問題なのではないのかなあと個人的には思うのですが・・・。
ルパート様の仰る「ハメを外すにも、外し方ってものが在る。」というのは全く同感です。これは自戒を込めてですが(^o^;;;。
ところで、「ウルトラチキン」の歌最強ですよね。唯でさえ気だるい日曜の朝に、あの脱力感溢れる歌を聞かされたら、もう何をか況やといった感じになられたのではないかと。
札幌ドーム球場でも、試合の合間にあの音楽を是非とも流して貰いたいし、TVのCMでも流して欲しい。あの曲を何とか流行らせて欲しいと願って已みません。関連記事のアップ、今から期待しております^^/。
「バイトしとるわ!」って言い返されるかも……(^^;)
ただ方法はともかく、本気で止めたいと思うのであれば、通り一辺倒のことを話すだけではなくて、もっと直接的な教育が必要になりますよね。
もちろんこれが即体罰につながってはいけないのですが、口で軽く注意したからそれでいいというものではないと思います。
もし去年夏の不祥事がなかったら、おそらく世論も同情的だったのでは?とは思うんですよ。本来なら甲子園に出る野球部員には関係のない話ですし。
ただ「再発防止」と言った舌の根も乾かないうちに事件が起きてしまったわけで、もう何もしないでは通らなくなってしまったのでしょう。
とはいうものの、現役の野球部員からしてみれば自分たちに無関係なところで不祥事が連発して甲子園への道を断たれたわけで、その部分については非常にやりきれない思いがします。
何より、これで幕引きとなってしまうことで、giants-55さんの懸念するような学校やOBの甘さや世間の風潮が何も問われなくなるというのはやはりおかしいですよね。
エントリを書いた時はこの点まであまり気が回らなかったのですが、言われてみれば本来問われるべきことが問われないまま終わってしまいそうな、そういう懸念を感じました。
もっとも、補導された生徒もその保護者も近隣には顔を知られているでしょうし、苫小牧市民も楽しみにしていたわけですから、当分彼らは表を歩けないんじゃないか、とは思いますね。
>ウルトラチキン
歌っている人たちにまったくふざけている様子がないのがポイントですよね。マジメに歌っている分かえって脱力しました。
ちなみに、現時点では誰か気弱な投球をする投手がいたらこの歌を使って試合短信のネタにしてやる予定です(^^;)