フィンランド・エストニアの旅、現在ムーミンワールドを探索中です。ここまでの旅の記録はまとめエントリでどうぞ。
竜のエドワードがいる桟橋から南の方を見ると、何やら船のようなものが見えました。あれが若き日のムーミンパパを乗せ、冒険の旅を繰り広げた船「オーケストラ号」です。見に行ってみましょう。
船のある辺りに向かう小径に立てられていたゲートには、「ムーミンパパの思い出」とあります。前のエントリでも出てきましたが、トーベ・ヤンソンによるムーミンシリーズの一冊のタイトルです。
「ムーミンパパの思い出」は、ムーミンパパの不幸な生い立ちから、冒険の日々、そしてムーミンママとの運命的な出会いを、ムーミンパパの自伝という形で記した作品です。
エドワードのいる桟橋からの小径を歩けば、その一部を読むことができます。こちらは生まれて間もないムーミンパパ。もっとも、この時点では当然「パパ」ではないので、ムーミンなんですけどね。
孤児院で育ったムーミン(パパ)が、冒険に出ることを決意したときのこと。フィンランド語とスウェーデン語、英語で綴られています。
これがオーケストラ号です。冒険を終えた今は海には浮かんでおらず、岩場に上げられています。
舳先から見た海。かつてはこの先にさまざまな光景が見えたことでしょう。
操舵室以外はほとんどなにもない甲板。
その操舵室に行ってみました。海図が置いてありますね。
操舵室から海を眺めてみると、若き日のムーミンパパの気分が味わえ
バン!!!
[;;?J?]
驚いて横を見ると、窓にスティンキーが張りついています。
さっき操舵室にいたこいつです。ここでは頭の先しか見えてませんが、焦げたコロッケというか、たわしみたいなヤツです(ムーミン公式サイト参照)。
このスティンキー、出て行ったと思ったら、力任せに窓を叩いてきました。ガラス窓なら割れるんじゃないかというぐらいの勢いです。窓の上の方にひびが入ってるのも、ひょっとしてこいつが原因?
大人相手だから良かったものの、子どもならびっくりして泣き出してたかも知れませんよ。もっとも、子ども相手じゃないから手加減せずに脅かしたのかも知れませんが。
さておき、船室はこうなっています。決して広いとは言えませんし、少しでも高い波が来ようものなら、大きく揺れたことでしょう。これで海に乗り出すのは勇気が要りますね。
船の外に出ると、スナフキンを発見。ここから少し歩いたところに、テントを張っているらしいです。そちらも訪れてみないといけませんね。
ムーミンワールドの南半分を行く道。この先にスナフキンのキャンプがあるそうです。
オーケストラ号を後にして、林の中の道をたどります。
看板が出てますね。スノークの……なんでしょう?
見ると、スノークの作業場でした。あいにく本人は留守のようですが、ここではスノークだけではなく、わたしたちも工作ができるそうです。
さらに歩くと、スナフキンのテントがありました。スナフキンが物語を読み聞かせているようですね。
読み聞かせはフィンランド語とスウェーデン語とで、それぞれ1日数回行われているとのことです。どちらの言語もできないのが残念ですね。
こちらはスノークの潜水艦。中ではWWFの協力のもと、海の生き物が展示されています。
さて、これでムーミンワールドの南半分を回ったことになりますが、さすがにちょっと休憩したいですね。
のども渇いてきましたし、水でも欲しいところです。ちょうどいいところに売店があったので、1本頂くことにしましょう。
気をつけないといけないのが、日本と違ってソーダ水もミネラルウォーターとして売られていること。普通に呑んだら炭酸が入っててびっくり、という経験をした人も結構いるようですし。
ただ、ボトルを見ても、フィンランド語とスウェーデン語では、炭酸が入っているのかいないのか分かりません。とりあえず売り子さんに聞いてみましょうか。英語は通じるでしょうし。えーと……
[;;0J0]<「スーミマセーン、タンサンヌキノミネラルウォーターハ、アーリマスカー?」
我ながら怪しい英語です。まぁ、でも、このぐらいなら分かってもらえ
∬◎ー◎)<「ただの水ですか?」
[;;・J・]「はい?」
返ってきたのはまったく予想外の日本語。逆に受け答えに詰まってしまいました。しかも「ただの水」って、どこで覚えたのでしょう。
ともあれ、ただの水がほしいのでその旨伝えると、奥の冷蔵庫から取ってくれました。ベンチがあるので、しばし休憩です。
しかし、英語でのやり取りを想定(覚悟?)していたところに、まさかの日本語です。やり取り自体は楽になって助かったはずなんですが、どうにも拍子抜けというか、肩透かしというか、変な感じです。
なお、ムーミンワールドの従業員全員が日本語を話せるというわけでは(人によってロシア語とかスペイン語とか、使える言語が違うようです)。
そのため、ムーミンワールド全体で「ただの水」という日本語が一般的に通用するという保証はない点はご注意を。
【参考資料】
竜のエドワードがいる桟橋から南の方を見ると、何やら船のようなものが見えました。あれが若き日のムーミンパパを乗せ、冒険の旅を繰り広げた船「オーケストラ号」です。見に行ってみましょう。
船のある辺りに向かう小径に立てられていたゲートには、「ムーミンパパの思い出」とあります。前のエントリでも出てきましたが、トーベ・ヤンソンによるムーミンシリーズの一冊のタイトルです。
「ムーミンパパの思い出」は、ムーミンパパの不幸な生い立ちから、冒険の日々、そしてムーミンママとの運命的な出会いを、ムーミンパパの自伝という形で記した作品です。
エドワードのいる桟橋からの小径を歩けば、その一部を読むことができます。こちらは生まれて間もないムーミンパパ。もっとも、この時点では当然「パパ」ではないので、ムーミンなんですけどね。
孤児院で育ったムーミン(パパ)が、冒険に出ることを決意したときのこと。フィンランド語とスウェーデン語、英語で綴られています。
これがオーケストラ号です。冒険を終えた今は海には浮かんでおらず、岩場に上げられています。
舳先から見た海。かつてはこの先にさまざまな光景が見えたことでしょう。
操舵室以外はほとんどなにもない甲板。
その操舵室に行ってみました。海図が置いてありますね。
操舵室から海を眺めてみると、若き日のムーミンパパの気分が味わえ
バン!!!
[;;?J?]
驚いて横を見ると、窓にスティンキーが張りついています。
さっき操舵室にいたこいつです。ここでは頭の先しか見えてませんが、焦げたコロッケというか、たわしみたいなヤツです(ムーミン公式サイト参照)。
このスティンキー、出て行ったと思ったら、力任せに窓を叩いてきました。ガラス窓なら割れるんじゃないかというぐらいの勢いです。窓の上の方にひびが入ってるのも、ひょっとしてこいつが原因?
大人相手だから良かったものの、子どもならびっくりして泣き出してたかも知れませんよ。もっとも、子ども相手じゃないから手加減せずに脅かしたのかも知れませんが。
さておき、船室はこうなっています。決して広いとは言えませんし、少しでも高い波が来ようものなら、大きく揺れたことでしょう。これで海に乗り出すのは勇気が要りますね。
船の外に出ると、スナフキンを発見。ここから少し歩いたところに、テントを張っているらしいです。そちらも訪れてみないといけませんね。
ムーミンワールドの南半分を行く道。この先にスナフキンのキャンプがあるそうです。
オーケストラ号を後にして、林の中の道をたどります。
看板が出てますね。スノークの……なんでしょう?
見ると、スノークの作業場でした。あいにく本人は留守のようですが、ここではスノークだけではなく、わたしたちも工作ができるそうです。
さらに歩くと、スナフキンのテントがありました。スナフキンが物語を読み聞かせているようですね。
読み聞かせはフィンランド語とスウェーデン語とで、それぞれ1日数回行われているとのことです。どちらの言語もできないのが残念ですね。
こちらはスノークの潜水艦。中ではWWFの協力のもと、海の生き物が展示されています。
さて、これでムーミンワールドの南半分を回ったことになりますが、さすがにちょっと休憩したいですね。
のども渇いてきましたし、水でも欲しいところです。ちょうどいいところに売店があったので、1本頂くことにしましょう。
気をつけないといけないのが、日本と違ってソーダ水もミネラルウォーターとして売られていること。普通に呑んだら炭酸が入っててびっくり、という経験をした人も結構いるようですし。
ただ、ボトルを見ても、フィンランド語とスウェーデン語では、炭酸が入っているのかいないのか分かりません。とりあえず売り子さんに聞いてみましょうか。英語は通じるでしょうし。えーと……
[;;0J0]<「スーミマセーン、タンサンヌキノミネラルウォーターハ、アーリマスカー?」
我ながら怪しい英語です。まぁ、でも、このぐらいなら分かってもらえ
∬◎ー◎)<「ただの水ですか?」
[;;・J・]「はい?」
返ってきたのはまったく予想外の日本語。逆に受け答えに詰まってしまいました。しかも「ただの水」って、どこで覚えたのでしょう。
ともあれ、ただの水がほしいのでその旨伝えると、奥の冷蔵庫から取ってくれました。ベンチがあるので、しばし休憩です。
しかし、英語でのやり取りを想定(覚悟?)していたところに、まさかの日本語です。やり取り自体は楽になって助かったはずなんですが、どうにも拍子抜けというか、肩透かしというか、変な感じです。
なお、ムーミンワールドの従業員全員が日本語を話せるというわけでは(人によってロシア語とかスペイン語とか、使える言語が違うようです)。
そのため、ムーミンワールド全体で「ただの水」という日本語が一般的に通用するという保証はない点はご注意を。
【参考資料】
ムーミンパパの思い出 (講談社文庫 や 16-6) | |
トーベ・ヤンソン | |
講談社 |
数日持たせようと3リットルくらいのでかいボトル買ったら炭酸水で、すっごく持て余した人なんてイナイヨー(棒