藝術館の傍らでは公式のレプリカ小鴨が並んでいる。しかし値段は日本のものとほとんど変わらない。これだけ便乗グッズがあふれている中では、売り上げも相当苦戦していることだろう。
1つ買おうと思ったが、現金払いでないとだめらしい。実のところ、台湾ではカードが使えるところが多いだろうということで、現金をほとんど持っていないのだ。
どこかで下ろさないといけないので、いったん藝術館を離れてATMを探す。さっそく駅で見つけたのだが、休日のためか国際カードが使えない。
仕方なく、他のATMを探しに街へ繰り出す。幸い市街図に場所が載っているので、歩くことさえ厭わなければ、どうということはない。
そういう中で街を歩くと、こんなポスターを発見。
どうも犯罪防止、とくに薬物濫用の防止キャンペーンらしいが、写真の人たちは誰なのだろう。基隆のご当地アイドルとか、そういうことなのだろうか。
ともあれ、無事現金を補充し、藝術館に戻って小鴨を1羽無事スカウト。
こうする間に昼もだいぶ時間が遅くなった。いい加減どこかで昼食をとりたいのだが、近くに適当な店がない。藝術館近くの基隆駅の中にあるのはキオスクぐらいだし、また歩いて探すしかない。
ところが、街中を歩いてみると、洋品店や雑貨店はあるものの、レストランや食堂がそもそもない。あったとしても日本食の料理店や喫茶店だし、地元の食堂となると、そもそも何があるのか分からない。
例えば、こんな感じである。往年のマリーンズファンでもなければ、基隆まで観光できて、なぜわざわざ入るのか、となろう。
仕方がないのでさらに歩くと、廟堂に出た。何を祀っているのかは分からないが、随分近代的である。あるいは、夜はかなりの電飾が施されるのかも知れない。
ただ、そんなところにも黄色小鴨。というか、議長の宣伝のような気がしないでもない。いいのだろうか、作者は。
中では熱心に祈る人たちがいる。そしてLED表示。日本の寺院や神社の拝殿で見た記憶はないが、とにかく目立たせるだけのメッセージがあるのだろう。われわれも開運を祈る。
さらに歩いていると、陽光客運の小鴨バスを発見!基隆に着いた直後にも見かけてはいたのだが、写真は撮れなかったので、これは幸運。
などと言っているが、本来の目的は昼食だ。さらに洋品店や玩具店ばかりが並ぶ街中を歩くと、夜市にまで出てしまった。夜市と言えば台湾名物、しかし昼間も営業しているのは盲点だった。単に知らなかっただけだが。
日曜だけあって人でごった返している。こういうところはスリが怖いので、来なくてもいいかと思っていたのだが、その一方で昔ながらの台湾然とした雰囲気に心惹かれるのも事実。
何より、腹が減っている。中で屋台を見て回っていると、こちらにも廟堂がある。あるいはこの夜市、元をただせば廟堂の門前町だったのかも知れない。
屋台は地元の人々だけではなく、海外からの観光客も来る。なので、こんな日本語表記はあちこちでみる。VOW世代のわれわれは、そんな表記を見るたびに心を揺さぶられる。
とか言ってる場合ではなく、昼食に有りつかなければならない。居並ぶ屋台の多さに、何を食べるかさんざ迷った挙句、目の前のカニ料理の屋台に座る。
軽い食事でも良いかと思ったところ、意図が通じずセットを出されてしまったが、それでも1人50元。安い。そして何より、旨い。
ここへきてようやく、真っ当な基隆の街歩きをやった気がした。もっとも、それが目的ではなかったのも事実だが。
1つ買おうと思ったが、現金払いでないとだめらしい。実のところ、台湾ではカードが使えるところが多いだろうということで、現金をほとんど持っていないのだ。
どこかで下ろさないといけないので、いったん藝術館を離れてATMを探す。さっそく駅で見つけたのだが、休日のためか国際カードが使えない。
仕方なく、他のATMを探しに街へ繰り出す。幸い市街図に場所が載っているので、歩くことさえ厭わなければ、どうということはない。
そういう中で街を歩くと、こんなポスターを発見。
どうも犯罪防止、とくに薬物濫用の防止キャンペーンらしいが、写真の人たちは誰なのだろう。基隆のご当地アイドルとか、そういうことなのだろうか。
ともあれ、無事現金を補充し、藝術館に戻って小鴨を1羽無事スカウト。
こうする間に昼もだいぶ時間が遅くなった。いい加減どこかで昼食をとりたいのだが、近くに適当な店がない。藝術館近くの基隆駅の中にあるのはキオスクぐらいだし、また歩いて探すしかない。
ところが、街中を歩いてみると、洋品店や雑貨店はあるものの、レストランや食堂がそもそもない。あったとしても日本食の料理店や喫茶店だし、地元の食堂となると、そもそも何があるのか分からない。
例えば、こんな感じである。往年のマリーンズファンでもなければ、基隆まで観光できて、なぜわざわざ入るのか、となろう。
仕方がないのでさらに歩くと、廟堂に出た。何を祀っているのかは分からないが、随分近代的である。あるいは、夜はかなりの電飾が施されるのかも知れない。
ただ、そんなところにも黄色小鴨。というか、議長の宣伝のような気がしないでもない。いいのだろうか、作者は。
中では熱心に祈る人たちがいる。そしてLED表示。日本の寺院や神社の拝殿で見た記憶はないが、とにかく目立たせるだけのメッセージがあるのだろう。われわれも開運を祈る。
さらに歩いていると、陽光客運の小鴨バスを発見!基隆に着いた直後にも見かけてはいたのだが、写真は撮れなかったので、これは幸運。
などと言っているが、本来の目的は昼食だ。さらに洋品店や玩具店ばかりが並ぶ街中を歩くと、夜市にまで出てしまった。夜市と言えば台湾名物、しかし昼間も営業しているのは盲点だった。単に知らなかっただけだが。
日曜だけあって人でごった返している。こういうところはスリが怖いので、来なくてもいいかと思っていたのだが、その一方で昔ながらの台湾然とした雰囲気に心惹かれるのも事実。
何より、腹が減っている。中で屋台を見て回っていると、こちらにも廟堂がある。あるいはこの夜市、元をただせば廟堂の門前町だったのかも知れない。
屋台は地元の人々だけではなく、海外からの観光客も来る。なので、こんな日本語表記はあちこちでみる。VOW世代のわれわれは、そんな表記を見るたびに心を揺さぶられる。
とか言ってる場合ではなく、昼食に有りつかなければならない。居並ぶ屋台の多さに、何を食べるかさんざ迷った挙句、目の前のカニ料理の屋台に座る。
軽い食事でも良いかと思ったところ、意図が通じずセットを出されてしまったが、それでも1人50元。安い。そして何より、旨い。
ここへきてようやく、真っ当な基隆の街歩きをやった気がした。もっとも、それが目的ではなかったのも事実だが。
ソウル明洞の「かいぶつわけぎるもの」に匹敵しますね(笑)。
もっとも、日本での韓国語・中国語表記も、向こうの人から見たら変なのがあるんでしょうねぇ。