〔観戦記〕安房－城北＠第80回センバツ1回戦（前）過渡期の甲子園球場で開会式

　内野席（アルプス席を除く）の改装なった甲子園球場。第80回の記念となるセンバツ高校野球大会が、一般へのお披露目となります。
　トップ画像は、球場正面。落ち着いた雰囲気がありながら、今までとは全く異なるデザインです。



　場所は微妙に違いますが、こちらが過去の球場正面辺り。やはり、全然違いますね。



　スタンドに入ってみました。座席が一新され、緑一色に。



　こちらが2005年当時のスタンド。座席も変わりましたが、特に3塁側を見ると、ファウルグランドが若干狭くなったのも分かります。といっても、若干という程度ですが。



　こちらが問題のベンチ。
　いや、平野辺りがまた飛び込んでケガしそうで恐いんですよ……



　さて、この日は第80回の大会開催を記念して、現大会歌の作曲者・谷村新司さんを迎えたイベントが開催されました。
　ちなみに、司会者は「あどりぶランド」で関西だけではおなじみ、毎日放送の結城哲郎アナウンサーです。



　大会歌の作曲にまつわる秘話、特に作詞者で、昨年亡くなられた阿久悠さんのエピソードがいろいろと語られました。



　そして、ブラスバンドの演奏と、毎回センバツ大会歌を合唱する神戸山手女子高校在校生・OGの合唱をバックに、谷村さんが大会歌「今ありて」を歌います。
　って、何見てんですか谷村さん（苦笑）



　プレイベントも終わり、しばし静けさを取り戻す甲子園。



　そして、ファンファーレが響きわたり、いよいよ開会です！



　入場行進が始まりました！



　演奏は大阪府警の音楽隊。
　関係ないんですが、こうして見ると、改装した内野席と古いままのアルプス席とがものすごいコントラストを成してますね（苦笑）



　話を戻して、球児たちは前年優勝校・準優勝校を先頭に、北から南の順に入場していきます。



　「80」の人文字を成した音楽隊。その後から、球児たちが続々と行進してきます。



　全員が揃ったところで、国旗・大会旗が掲揚されます。演奏するのは画面にもある通り、西宮市の高校生たち。



　国旗・大会旗の掲揚が終わると、出場校の校名を書いた旗が一気に開きます。



　そして、一斉に前進していく球児たち。
　これに続いて、優勝旗・記念杯・準優勝旗の返還、関係者の挨拶が行われたのですが、



　途中でマイクの電源が切れるハプニングも（苦笑）



　最後は選手宣誓。
　今回宣誓役を務めた中京大中京（愛知）の矢沢英典主将は、2回のリハーサルで言葉に詰まったというだけに（こちらの記事を参照）、聞いている私までドキドキしてきます。
　ですが、本番では多少声が上ずりながらも（そりゃ緊張しますよねぇ）、無事に大役を務めました。

　これで開会式が終わり、いよいよ熱戦の火蓋が切って落とされます。
　試合については後ほど。