■ 名護球場が老朽化 フェンスの金属片で金森負傷(道新・2008年1月25日)
施設の老朽化だけならまだしも、損傷があったところに気がつかずに放っていたというのは聞き捨てならない話ですね[メ0J0]
金森には申し訳ない言い方になりますが、まだ1人がねんざしただけで済んだからよかった話。会長が言うように、多くのファンがフェンスにのしかかって、それでフェンスが壊れでもしたら、それこそ惨事になってたかも知れないのです。
名護市側は一応応急措置を施し、老朽化したフェンスの交換を決めたそうですが、キャンプが始まる前になぜちゃんと点検をしなかったのか。そもそも点検してたかどうかも疑問ですし、正直なところ気分の悪い話です。
もっとも、私が気分が悪いだけならまだいいのですが、会長はカンカンになってる様子。「10年前から何もしてこなかった」というのですから、そりゃ怒って当然ですし、でもって怒っているのは会長だけではないんでしょう。
それでなくても、名護の設備については以前こんな話がありました。
■ 日本ハム梨田監督が「えこひいき」宣言(北海道日刊・2008年1月23日)
「えこひいき」という言葉にどうしても目を奪われがちになりますが、ここでも背景には名護の設備の老朽化があるわけです。
この点については球団と名護市で話し合ってもいるんでしょうが、具体的な成果があるようには思えません。というより、成果があれば金森がケガをすることはなかったはずですし。
ということがあるだけに思ったのですが、もしこのまま名護球場の設備に改善が見られないのであれば、キャンプ地の移転も検討すべきではないか? と。
12球団どこであれ、キャンプを行えばその地域には経済効果がもたらされます。それだけに、キャンプ地移転を考えるとなれば、候補に名乗りを上げる自治体は出てくることでしょう。
もちろん実際に移転すべきかどうかは、他の候補地と名護との比較、あるいは名護市側が施設をどれだけ改善してくれるかを考えた上で決定するべきです。
ですが、現状では名護市側のキャンプ地としての認識がどうも甘いのではないか、そう思わざるを得ないわけです。
そうであれば、少なくともキャンプ地再検討もあり得ることを示した上で、名護市側に緊張感を持ってもらう必要はあるでしょう。昨日のエントリではありませんが、交渉の中でこのぐらいはしてもおかしくはありますまい。
確かに、名護市とはキャンプ地として30年の長きにわたり関係を築いてきたわけですし、これを安易に断ち切れというのもどうかとは思います。
ですが、関係が長いということは、それだけ気の緩みやたるみを生み出しやすいもの。名護市もその例には漏れていないようです。
キャンプ地には施設をはじめキャンプを行う上での環境向上に、一定の緊張感は持って取り組んでもらう必要があります。
名護市が今回の事故を受けて緊張感を持ってくれるなら、もちろん結構。私がキャンプ地再検討という話を持ち出したのも、つまりはそれが目的です。
ですが、もしそういう姿勢が見られないのであれば、ここで一度キャンプ地について真剣に検討しなおすべきではないでしょうか。
施設の老朽化だけならまだしも、損傷があったところに気がつかずに放っていたというのは聞き捨てならない話ですね[メ0J0]
金森には申し訳ない言い方になりますが、まだ1人がねんざしただけで済んだからよかった話。会長が言うように、多くのファンがフェンスにのしかかって、それでフェンスが壊れでもしたら、それこそ惨事になってたかも知れないのです。
名護市側は一応応急措置を施し、老朽化したフェンスの交換を決めたそうですが、キャンプが始まる前になぜちゃんと点検をしなかったのか。そもそも点検してたかどうかも疑問ですし、正直なところ気分の悪い話です。
もっとも、私が気分が悪いだけならまだいいのですが、会長はカンカンになってる様子。「10年前から何もしてこなかった」というのですから、そりゃ怒って当然ですし、でもって怒っているのは会長だけではないんでしょう。
それでなくても、名護の設備については以前こんな話がありました。
■ 日本ハム梨田監督が「えこひいき」宣言(北海道日刊・2008年1月23日)
「えこひいき」という言葉にどうしても目を奪われがちになりますが、ここでも背景には名護の設備の老朽化があるわけです。
この点については球団と名護市で話し合ってもいるんでしょうが、具体的な成果があるようには思えません。というより、成果があれば金森がケガをすることはなかったはずですし。
ということがあるだけに思ったのですが、もしこのまま名護球場の設備に改善が見られないのであれば、キャンプ地の移転も検討すべきではないか? と。
12球団どこであれ、キャンプを行えばその地域には経済効果がもたらされます。それだけに、キャンプ地移転を考えるとなれば、候補に名乗りを上げる自治体は出てくることでしょう。
もちろん実際に移転すべきかどうかは、他の候補地と名護との比較、あるいは名護市側が施設をどれだけ改善してくれるかを考えた上で決定するべきです。
ですが、現状では名護市側のキャンプ地としての認識がどうも甘いのではないか、そう思わざるを得ないわけです。
そうであれば、少なくともキャンプ地再検討もあり得ることを示した上で、名護市側に緊張感を持ってもらう必要はあるでしょう。昨日のエントリではありませんが、交渉の中でこのぐらいはしてもおかしくはありますまい。
確かに、名護市とはキャンプ地として30年の長きにわたり関係を築いてきたわけですし、これを安易に断ち切れというのもどうかとは思います。
ですが、関係が長いということは、それだけ気の緩みやたるみを生み出しやすいもの。名護市もその例には漏れていないようです。
キャンプ地には施設をはじめキャンプを行う上での環境向上に、一定の緊張感は持って取り組んでもらう必要があります。
名護市が今回の事故を受けて緊張感を持ってくれるなら、もちろん結構。私がキャンプ地再検討という話を持ち出したのも、つまりはそれが目的です。
ですが、もしそういう姿勢が見られないのであれば、ここで一度キャンプ地について真剣に検討しなおすべきではないでしょうか。
おそらくはアルビレオさんがおっしゃるように、予算云々で名護市側が力を入れてくれなかったんでしょうが、
それではキャンプ地としての意識は疑われて仕方ないと思います。
球場のメンテナンスに関する要望を出していたにも拘らずなんら応えなかったのであればキャンプ地移転も真剣に検討しなければいけないでしょうし、球団職員による事前チェックが無かったのなら管理意識そのものを変える必要を感じます。
仮に動くとすれば沖縄本島内での移動でしょうかね。今さら海外は流行らないでしょうし。
とはいえ、マリーンズの場合もキャンプ誘致に積極的な自治体があったから動けたわけで。
そういう自治体がなくなったとは思いませんし、ここはいろいろ候補を調べる位はしといた方がよさそうですね。
他はちゃんと補修してると思うんですが、それだけに名護市にはいささかがっかりしました。
今回の応急処置も、怪我人が出たから発動できたんだろうし。
ちょうどロッテも鹿児島県に再三施設改善を要望しながら実現せず、ようやく改修したら石垣島へ移転。(すごくもめてましたね)
ロッテは川崎球場が億単位の金でリニューアルした翌年に千葉へ移転したという過去もあり、間が悪すぎるというか自治体の対応の遅さは似たようなものというか。
>球団が率先して改修工事資金を出す
球団にすれば年に1ヶ月ちょいしか使わない施設にそこまでするのは難しいだろうし、自治体側もその程度しか使わない一利用者のために税金を使うのは難しいんですよね。
名護市としては「利用者に怪我人が出た」というのは予算化の口実にはなったかもしれません。
MLBの様に下部組織のチームでもあれば、球団が率先して改修工事資金を出すとこなんだろうけど…。