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にわか日ハムファンのブログ記念館

2004年8月から2014年6月にかけて更新してきた当ブログを静態保存しております。

フィンランド・エストニアの旅(2) 関空からヘルシンキへ

2011-01-06 23:29:49 | さすらいブロガー旅情編
 フィンランド・エストニアの旅2回目のエントリです。1回目のエントリはこちらからどうぞ。

 さて、大阪の自宅を出ると、ラピート(珍しくαでした)で関空へ。私にとっては関空も国際線も3年半以上ぶりです。
 セキュリティ・チェックも出国審査も難なく通り、なぜかドラゴンズ時代の福留ユニTシャツを着た子どもがいるのを見ながら搭乗口へ向かいました。



 関空からヘルシンキへはフィンランドの航空会社「フィンエアー」による直行便が毎日就航しています。
 ヘルシンキはヨーロッパ・EU加盟国の中でも東に位置することから、その立地を生かし、日本からヨーロッパ各地に向かう時の拠点空港の役割を果たしているのです。
 実際、旅行計画を立てる時点でツアーをいろいろ見てみましたが、他の北欧各国に向かうツアーでも、ヘルシンキ乗り継ぎのものばかりでした。
 時間がある間に携帯でブログやらツイッターやらと確認をしている間に、搭乗が始まりました。
 乗り込んでみると、フィンランドや北欧のみならず、他のヨーロッパ各国に向かう人も見かけます。もっとも、機内はほとんど関西近辺の人なわけで、雰囲気はヨーロッパと言うより南海電車の延長線ですが。
 そしていよいよ離陸。といっても普段乗る国内線と国際線で様式が変わるわけでもなく、飛行機はあっさりと日本を離れました。
 機体が安定すると、まずは機内エンターテインメントを調べてみます。初めての長時間フライトなので、どんな映画や音楽があるのかはどうしても気になったのです。
 見てみると、さすがフィンランドの航空会社。自国の作曲家によるクラシック選集なんてのがありました。
 ほかにも、フィンランドのポピュラーやオールディーズもあります。もっとも、フィンランド語がまったくできない私は、聞いても何を言ってるのか全然わかりませんが……

 関空からヘルシンキ・ヴァンター空港までは、だいたい10時間。まずは機内食です。
 写真を撮っていないのですが、私が注文したのは鶏肉。野菜のソテーにフェトチーネはいいとして、天津飯風のご飯に茶そばにサラダにパン、クラッカー、チーズと、いかにも機内食な取り合わせでした。
 合わせて注文したドリンクは、フィンランドのビール。私にとって、航空会社地元のビールは、国際線に乗る時の楽しみなんですよね。
 注文したビールは日本より若干アルコール度数が低めで、その分ちょっとライトな感じでしたが、かえって向こうの人には合うのでしょう。これはこれでイケるなぁと私も思いました。
 食事も済んでひと眠りして、日本時間の夜8時ぐらいにサンドイッチの軽食です。ロングフライトですし、日本だと晩ご飯の時間です。
 一方、目的地時間に直すと昼の1時。あと2時間ほどでヘルシンキです。なんかドキドキしてきました。コミュニケーションはとれるのか、トラブルがなければいいけど、……。
 そんなことを考えている間に、飛行機はヴァンター空港に着陸。



 ついにフィンランド、ヘルシンキです!ここまで来られたことが不思議な気すらしますが、着いちゃいましたよ、ええ。
 飛行機では現地の天気は曇りと聞きましたが、来てみると結構晴れています。



 飛行機からヴァンター空港の到着口までは、バスの移動。
 バスには気温計がついていて、25℃から26℃を行ったり来たりしています。この時期のヘルシンキにしては気温は高めなんでしょうね。といっても、日本と比べたら……ねぇ(笑)
 到着口での入国審査も難なく終わり、ヴァンター空港からはフィンエアーバス(フィンランド航空シティバス)
でヘルシンキ市内へと向かいます。
 高速道路から市内の大通りを進み、35分ほどでヘルシンキ中央駅に到着。ここから歩いてほどなく、ヘルシンキでの宿「ホテル・ソコス・ヴァークナ」に到着しました。
 宿でクーポンを提出した後、荷物預かりを依頼します。次の日に1泊2日でムーミンワールドに行くのですが、ヘルシンキに戻るとまたこのホテルに泊るので、その間重い荷物は置いておきたかったんです。
 ただその辺はホテルの人も心得ていて、すんなりと話は通り(そもそも、荷物預かり用のスペースが備えてありましたし)、チェックイン完了。今回泊る部屋に入りました。



 こちらがこの日泊った部屋。幸運なことに角部屋の大きな部屋で、ヘルシンキの街角が見下ろせます。



 窓からの風景。石畳の街路、重厚な建物、次から次へと現れる、スマートなトラム(路面電車)……
 まるで夢のようですが、本当にヘルシンキに来たんですね。

 ちょっと休憩してから、街をふらりと歩いてみましょう。夕食も食べに行きたいですし。以下、次回のエントリにて。


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