世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

メリークリスマス!!

2024年12月24日 | 日記
メリークリスマス!!


といっても普通の火曜日だけどな。
非日常感を出すために、スーツにクマブローチを付けてみる。


去年のクリスマスイブは日曜日で年末恒例の縮毛矯正をかけていた。
たしか一昨年は土曜日でこの日も縮毛矯正を。
どんだけチリチリ毛なんだ…!?


…平日のクリスマスイブって久々。前回はどうだったっけ?と過去のブログを見てみたら退勤後にカレーうどんを食べていた!帰宅後、クマたちとクリスマス会を開催していた!

そうだよな。社会人になってからのクリスマスイブってこんなもんだよな。
精々、自分で自分にプレゼント!とかいってヴィトンの小物を買ったりしていた。
子供の頃はあんなに一大事だったのに。

小学生の頃、父は毎晩残業か飲み会で、平日はあまり遭遇しなかった。
家族なのにレアキャラだったのである。
そんな父がクリスマスイブの日だけは18時ぐらいに帰宅してた。
下校後に飾り付けをしたクリスマスツリーを父に見せて喜ぶ私、妹、弟。
ちなみにBGMはクリスマスソングが入ったカセットテープ。
こたつの上には母が焼いたケーキ、ゆで卵が入ったハンバーグ、ラザニア、フレンチサラダ、鶏のから揚げ。それらを食べながら讃美歌を歌う、楽しいクリスマスイブだった。

恵まれていたなと思う。
今年は、この前、野ばら先生に会えたし、もういいや。
新作もサイン会も、自分にとって最高のクリスマスプレゼントだった。




退勤後、和幸で「ひいらぎ」を食べる。
カニクリームコロッケ、一口ヒレカツ、そしてエビフライ。






「昔、『柊』という曲があってだな」、咀嚼をしながら心の中でつぶやく。
そう、某くんが当時好きだと言っていた「Do As Infinity」。
私も少し聴いていたけど、柊の赤い実が見守る「ただならない男女」の歌が陰鬱で特に好き。
「某くんは何をしているだろうか」、かぶりついたカニクリームコロッケで口内を火傷しながら涙目で想う。あちち…。

帰宅してポストを見たら不在通知が。
「はて?」
差出人を見たら某くんだったのでビックマ!!
なんか、ビガビガに光るクマさんが送られてきた。


一気にラブホみたいになる我が家。

吉熊ちゃんねる 2024年クリスマスイブ🎄


LINEで「ありがとう。正月にお礼をさせてね」と、あざとい感じでデートの約束をゲット!!


そうそう、帰宅前にお直しをしたお洋服が仕上がったというので取りに行った。

風呂上がりに着用してみる。
袖の長さを詰めたのである。しかし袖口に複雑な装飾がなされており、職人さんに根気強く相談と確認をした。
この前のサイン会に付けていった瑪瑙のブローチを付けてみる。
やばい!好きだよ、このクラシカルな感じ。
この日に仕上がってくれてありがとう。まるでクリスマスプレゼントである(お直し代かかったけど)。



はあ…今年は良いクリスマスイブだったな。


と、今日のブログを終えるはずだったのに、嶽本野ばら先生がブログをUPしているではないか。

クリスマス文章 サイン会を終えて


そういえば、毎年クリスマスイブに野ばら先生はブログをUPなさっている。
(去年のは号泣したよなあ…)


【抜粋】




珠玉のクリスマスプレゼントではないか!!

そうですよね。来年は自分自身を推せるよう、推したくなるような自分になれるよう、頑張ろう。
この前のサイン会で渡したお手紙、けっこうヘヴィなことをつらつらと書いてしまったんだけど、やっぱり重かったかな(猛省)。


みなさま、良いクリスマスを!!


今年の目標の達成率について

2024年12月23日 | 日記
昨日の第九の第三楽章(まったりタイム)の時にもそうしていたのだが、今日もなんとなく一年を振り返ってみた。
今年の年始に掲げた目標「無理をしない」「ストレスを溜めない」。
両方とも無事に達成できそう。
「無理をしない」
人に気を遣ったり、あれこれ考えることをやめた。
「どうせみんな30年後ぐらいには死んじゃうんだし」と刹那的というか、「みんな死ぬのよ」というサラ・コナー(ターミネーター2)的ともいおうか。とにかく今まで「大変だ!」と思っていたことが些細な事に感じられるようになった。

去年大病をしたせいで初めて自分が死ぬことを感じた。そして何年生きるのかはわからないけど、限られた時間の中で自分がいかに生きやすくするためには?ということを考えた。その結果「無理をしないことの重要性」に気付いたんである。
今までさんざん気を遣ってきた。これからは多少わがままを言っても罰は当たらないだろう。気遣い貯金をわがままという現金でおろすことにしたのであった。
そして「ストレスを溜めない」。
今の職場は非の打ち所がないほど良い環境なので毎日楽しく仕事ができている。
その他の人間関係も、先述の「無理をしない」を応用し、ストレスフリー。
サポートするのは心療内科のクマ医師。
私の思考の交通整理を彼はおこなってくれている。

あともう一つ。
「水泳」
今年の初めから水泳を始めた。「月に2回」を目標に近所の区営プールでちゃぷちゃぷしている。「三日坊主になるかな」と思いながらロングヘア用の水泳キャップと水中グラスを買ったのだが、今のところ月に平均2回は行けている。
その結果、職場の健康診断ではオールA!
いや~、本当に良い一年だった。
自分の人生を生きてるって感じ!!
引き続き、来年も「無理をしない」「ストレスを溜めない」を心がけようと思った次第。



朝食は昨日、銀座の教文館で買ったフランスケーキマダレナ。函館のトラピスチヌ修道院で手作りされたもの。小麦粉、卵、バター、砂糖しか入ってない。4年前、函館に行った時に食べて忘れられなかった素朴な味わい。




包装紙もかわいいの。




夕食はサイゼリヤ。ドリアとミネストローネ。体がポカポカする。




ショッピングセンターで福引をすることに。
3回引けるので頑張る。
「私、男運がないんでねぇ~」とブツクサ言いながら回した結果、ポケットティッシュ1個とお菓子2個。




帰宅後、急いでお風呂へ。
教育テレビにチャンネルを合わせる。



「青い壺」、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

有吉佐和子先生の「青い壺」、んもう、ほんとッ大好き!
特に第5話。緑内障で失明した老母を兄夫婦から引き取る女子(独身、家持ち)の話が大大大好き。
互いを思いやる母と娘の会話や心持ちが清くて、これを読むと母が恋しくなる。

放送後、思いがけず母にLINE通話をしてしまう。
サイン会の野ばら先生のお洋服に反応した母。
「素敵!斬新!似合う!」だって。
母に「まだ新作『ピクニック部』読めてないんだよね」と言ったら、「急いで読んだら先生に失礼。文章が頭に入らないので落ち着いた時に読みな」とのこと。

母、ノバラー?



第九特別演奏会2024

2024年12月22日 | 日記
10時半に起床。今日もよく眠れた。

今日は第九の演奏会を聴きに六本木のサントリーホールへ。

毎年、小林研一郎(コバケン)先生がタクトを振るう日フィルの第九を聴いている。

今年も芸術劇場で開催されると思っていたのだが、まさかのサントリーホール!!
行き慣れないホールなので、早めに現地に到着した。



(地下鉄内で着替えをさせられた吉熊)

さ、入場しよう。





そうそう、ロビーの天井が綺麗なのよね。




何年も第九を聴いてきたが、今回は最前列。
初めてのことなのでチケットをポチった瞬間、鳥肌が立った。

25年ぶりの第九@サントリーホール。
音響が最高に良くて感動した。

第一楽章はタクトの先っぽから音が生まれて広がっていくのを見た気がする。
第二楽章はパワフルで、五臓六腑に響くほどの迫力で興奮した。
第三楽章はぼんやりタイム。今年一年を回想。
第四楽章、特にソプラノが超音波みたいな高音を奏でるところで今年も涙が出てきそうになった。

ベートーヴェン先生、この曲を作った時にはすでに聴力がほぼなかったとか。信じられないよな。
コバケン先生も84歳とは思えぬほどパワフルで情熱的なタクト&唸り声だった。良い音が出ると演奏者や合唱団にOKサインを出すの、すごくかわゆかった。


センターより少しヴァイオリン側の良席。
視線の高さが演奏者の足!(演奏終了後は写真撮影可能)







ご挨拶するコバケン先生。


嗚呼、今年も第九を聴けて満足。これで一年が締めくくれる。



銀座線を駆使して銀座へ。教文館で買い物をする。
年末の銀座のキラキラ感は異常。


嗚呼、林真理子先生と原田宗典先生の新刊が並んでいる!
しかし、今、読みたい本が部屋に山積みの状態にあるので「来月、迎えに来るからね」と言って立ち去った。



最寄り駅で下車し、喫茶店で生姜焼き定食を食べる。
なかなか良い味付け。


本棚があり自由に本が読めるので週刊誌をば。
中山美穂さん逝去の記事に胸が痛む。


喫茶店でまったり味わうコーヒーでリラックス。


帰宅したらポストに出来上がった年賀状が届いていた。
明日、宛名を書こう!!

昨日野ばら先生にサインを入れてもらった「ピクニック部」、なんだか勿体なくてなかなか読めない。
広島の友達・鯖ちゃんの分の本を郵送した。早く届きますように。



「ピクニック部」(小学館)刊行記念 嶽本野ばら先生サイン会

2024年12月21日 | 日記
10時半、起床。よく眠れた。
今日は待ちに待った嶽本野ばら先生のサイン会。




セブンイレブンのカレーうどんを食べた後に、お風呂に入って身支度をする。

今回のプレゼントは赤い薔薇にした。
昔、まだ青山ブックセンターで野ばら先生のサイン会が開催されていたとき、私はよく薔薇の花を贈呈していた。
昨今はお菓子類を多く持参していた(同居なさっている野ばら先生のご家族にもって思って)。
その前、10年ぐらい前はカロリーメイトやショートホープを贈呈していた。
今回は「下妻物語」から20年ということもあり、初心に戻って赤い薔薇をチョイス。
先週、お花屋さんのイケメン店員さんと色々相談して決めたのである。

私「名前に『ばら』が入る作家さんにプレゼントするの」
店員「そしたらやっぱり薔薇がいいですよ。ちなみにどんな作家さんなんですか?」
私「『下妻物語』が有名です。おすすめです」



手紙も書いたけど、お花屋さんのメッセージカードにも愛をしたためる。



手に汗を握りながら池袋に向かう。
ジュンク堂書店 池袋本店。


1Fのサービスカウンターで新作「ピクニック部」を受け取る。
広島の友達・鯖ちゃんの分も。

15時に会場に到着。
モデルのような美女や愛くるしいロリータさんがたくさんいて、自分の順番を静かに待っていた。
野ばら先生の読者さんはみなさん、お行儀が良い。
女優の黒木華さんが唯一行ったことがあるサイン会は野ばら先生のサイン会だと仰っていたっけ。





40分ほど待って、ようやく自分の番が来た。
花束は紙袋に入っていたけど、渡す際は分離させた。

野ばら先生の前に立った瞬間、まず本日来る予定だった野ばら友が体調を崩して欠席することを報連相。
「え~、そうなんだ~」と野ばら先生。

薔薇を差し出し、別にしていた紙袋も出す。
「これ、帰りの持ち物を入れるときに使ってくだされば」と言いながら。
そしたら「読者歴が長いとね。気遣いがね。さすがだね」と笑っていた。天使!!


差し出した本と為書き(私と鯖ちゃんの名前)を見ながら野ばら先生はペンを走らせる。


サインをする野ばら先生。


「いつもありがとうね」と言いながら。
何も言わなくても、嗚呼、ちゃんとクマを入れてくれている。ありがたい。


本を渡す際も立っているときもぶるぶる震えていたら「なんで緊張するの?いつも来てくれてるじゃん」とクスクス笑っていた。天使過ぎる!

2ショット。
いっつも本を持つのを忘れるんだよな。これじゃただの2ショットじゃないか。

似たような色合いのお洋服で胸キュン!!
じつはこれ、手をつないでいるんだからな。
ラピュタのバルス状態なんだからな。

バルス\(^o^)/


疑似彼氏ショットも撮ってくださった。(これはUPしない)

別れ際、「今年は野ばら先生にたくさん会えて良い一年でした。先生、良いお年を」と言った。

私は緑内障なので段差で転びやすく、慎重に壇上からおりる。
その様子を最後まできちっと見届けてくださる野ばら先生。

はうぅぅ…昇天したのでした…。

椅子に戻ってコートを着る。
前回、ここでおこなわれたサイン会(「ロリータ·ファッション」)のとき、現場を仕切っていた担当の女性がカメオのブローチを付けていてとても素敵だったので真似をした。
コートを着ていた時、その担当者さんに「前回も来てましたよね?」と声をかけられて嬉しかった。
「このカメオ、あなたのを真似させていただきましたの」と告白しちゃった。




「野ばら先生がいる限り、私は生きていける」

人でごった返す池袋の街並みを歩きながら口元が緩みっぱなしで変態度UP!




帰りに西武百貨店の資生堂で下地を買う。
ルーセントの下地、来年廃盤だってよ。
「無理です。駄目です。これがないと生きていけないんですぅ」とBAにブツブツ言って結局2本購入。老害である。
「代替になる『フューチャーソリューション』の試供品を入れておきますからね。ちょっと使ってみてくださいね」とBAさんに言われて見送られた。
いや~。困るよね。上京して24年。そのタイミングでプラウディア(当時)からルーセントの下地にランクアップし、以来、ずっと使っていたからね。
てか、資生堂、大丈夫なのか?色々心配。





生の野ばら先生に初めて会ったのは池袋の滝沢。
ルーセントの下地に出会ったのも池袋の三越。

滝沢も池袋の三越もなくなった。
ルーセントの下地までなくなるとは。

だから、今は野ばら先生を全力で慈しもうと思う。

「ピクニック部」は、三部作で「ブサとジェジェ」「こんにちはアルルカン」、そして今回書下ろしされた「ピクニック部」という構成。
「ブサとジェジェ」「こんにちはアルルカン」はすでに読了しており、「ピクニック部」はこれから読む。

楽しみなんだけど勿体ない気分。

…と、ここで今日のブログを完成させる予定だったのであるが。

あ、この薔薇…!!



はうぅぅ…再度、昇天したのでした…。


受容して駒を進める

2024年12月20日 | 日記
心療内科デー。待ち時間4時間10分。
時間がもったいないので先に処方箋だけ出してもらい、少し離れた調剤薬局へ赴く。
お薬ゲット。そうそう木曜日に皮膚科で出されたリンデロンもゲット(右首筋に謎の湿疹)。

勿論、金曜日なので駅そばでキメる。
お!!夏に隣の席でそばをすすっていたロリータさん(三つ編み)を目撃!
「…明日の野ばら先生のサイン会、この子も来るのだろうか」
思わず邪推をしてしまった。



心療内科の待合室は、年末ということもあり、田舎の分校の全校生徒分ぐらいの人々が待っていた。
20時時点でこれってことは、今夜は今日中には帰れないな…と覚悟を決める。
明日の野ばら先生のサイン会の様子をシミレーションしてみたり、障害年金のことをググったりしていた。

さて、診察。

今週もあまりネタがなくて困ってしまう。
職場も家族も友達関係も全てが穏やかな状態にある。
睡眠も食事も問題ない。
せっかく自立支援の申請をしたのに。
急に元気になっちゃって…。

クマ医師に「障害年金について進捗はありますか?」と唐突に訊かれた。

眼科医いわく私の緑内障による視野欠損は障害年金の要件を満たしているらしい。
来年、また視野検査をしてその結果を用いていけそうであれば社労士の先生を頼って申請を試みようかと。
ちなみにこの社労士の先生はクマ医師おすすめの先生。なかなか実績のある先生らしい。

クマ医師いわく、「医者よりも社労士の先生の方が障害年金に詳しいんですよ」とのこと。
(遠回しに眼科医の知識不足を指摘された)

クマ医師は「精神科の障害年金の申請だと~」と繰り返し色々なことをレクチャーしてくださった。

先般、順天堂醫院に行った際、1号館3階のフロアで障害年金のパンフレットをもらってきた。
今、それを熟読していることを申し伝えた。

障害者になることについて、もちろん抵抗はあった。
でも10月に東大病院で「すでに緑内障末期なので、福祉や行政などに頼っていくのがベスト」と言われてから、割り切れた。
この体で生きていく以上、周囲の助けを受ける方が生きやすいという現実を受容したのである。
同席してくれた両親もその意見に静かに賛成してくれた。

来年は障害年金について駒を進めたい。


処方変更なし
ビオスリー、マイスリー、サイレース、ハルシオン、パリエット。
清暑益気湯、黄連解毒湯。
冬なのに体を冷やす漢方薬を飲んでいるのは、ホルモン治療によるホットフラッシュ対策。
化学閉経をしててそれについては「ラッキー」以外何物でもないのだけれども、時々襲うホットフラッシュが曲者。
心療内科の診察中もハンカチが手放せない。
こんなに極寒なのに興奮したり笑ったりすると汗が噴き出すのである。

次回心療内科で年内の診察はおしまい。
なんだか一年があっという間。

帰宅後、化粧を落としてスチームを浴びて肌の手入れに勤しむ。

明日は野ばら先生のサイン会だもん。
楽しみ~。緊張して吐きそう~。