
古い着物の端切れや愛着のある絹のブラウスなどから色々な布花になる喜びはひとしおです。
だいぶ昔に古布を初めて使い展覧会に出展依頼された時、信州の古い布に付いてのご本を出版された徳嵩よし江さんに
私の布花を「布の命の終の花」とタイトルを付けていただきました。ボロボロの擦り切れて、つぎはぎだらけの布を
渡されて、これで布花を作れますか?と言われた時のワクワク感は忘れられません。
生徒さんが濃い紫の布を持参されたので、その方の秋の作品展出品用にアネモネと・小花にしました。
白の紬や羽二重も使います。
小花が増えたらまた撮影しますね。

今日も有楽町の交通会館に布花展を見に行きました。
初日に会場が思ったよりも広いので、明日は皆さんが、もう少し作品を持ってきてねと、
お願いしておきました。
だいぶ賑やかになっていました。
江口さんの八重の向日葵は,ゴージャスな大作です。ぜひ見て欲しいですね。

大森、大鳥居さんお二人のお気に入りの薔薇たち。上品に咲いています。

萩原さんの愛おしい花たちの籠いっぱいの笑顔も見ていてこちらも幸せが届きます。
まだまだ沢山の素敵なアレンジがいっぱいです。
どうぞいらしてください。

ライラックのガーランドも細かい作業が光ります。

紫陽花の季節からそろそろ、梅雨明けになりますね。
毎年色々な紫陽花を楽しみ、布花でも様々な紫陽花を作る喜びを感じます。
アトリエに入会されてまだ数回目に紫陽花のレッスンでもあっという間に
こんなに素敵に完成されました。
染色が魅力的なのは、ご本人の個性が出るからでしょうか。とてもお洒落なな紫陽花になりました。
制作者の生徒さんにお願いして花束を抱えていただきました。

展覧会の案内状に使つた布花は5人の皆さんの合作で300本以上の様々な布花がいっぱいで
皆様のお越しをお待ちしています。

私の作品も参加しました。涼しげなイメージで作りました。
180センチくらいの夏色のガーランド。薔薇や紫陽花、白い小さな葡萄、チランジア、オリーブなど20種以上
入っています。


皆さんの個々の作品がとても魅力的に飾られています。

初日の一番人気だったミモザは、シルクジョーゼット16枚重ねで丸くしたミモザと、シルクの葉の付いた
モアのミモザの沢山入った籠盛りのアレンジだったようです。
本当に手が込んでいて素敵です。

プルメリアと小さなランは、夏の訪れを喜んでいるようです。

ブログで人気のkotobukiさん。丁寧で、優しいお人柄が、一つ一つの作品にも出ています。
細かい野の花がいっぱい咲いています。
まだほんの少ししかお見せできませんが沢山沢山飾られています。どうぞいらしてお手にしてごらんください。