
ドイツから半年間布花留学しているニナさんは、私が忘れている遠い昔にるい先生からお習いした布花を
壁に吊るしてある中から見つけ出すのがとても得意です。
こちらはるい先生の大きな花小さい花にも載っている、グラジオラスを白で作りました。90センチあります。
クラシカルなフランスアジサイはシルクサテンの薄手で作りますが、少し根気がいりますね。
深い黒に近い臙脂のチューリップは大きめな白いアンジェリックを見つけたので、白の他に染めてみました。
黒い花は大人の魅力で素敵です。

白くて大きな花が好きなのでコブシも作りましたがこの作品はかなり背が高く120センチありました。
ニナさんの散歩道に朝顔を見つけて、作りたいと言っていたので本物を見ると作りたくなるのわかりますね。
日本人はどんなに狭いところにも植物を植えて楽しんでいるのが、素敵と言われてとても嬉しいです。
両国は広い公園もないけれど街には様々な花がいたるところで咲いています。