I’s Blog

伊藤久志@アイズサポートのブログです。

査読へのディフェンスは無の境地で

2021-09-06 19:19:25 | Weblog
先日のASD学会のワークショップでは偉そうに「査読結果が来たら色々な感情や思いが湧きますが、そんなものはヒトが勝手に作り出したものだから置いといて、指示された通りに手直ししましょう」なんて言ってました。
今日、自分の投稿論文の査読結果が返ってきました。色々なものが湧いてきます。自堕落な時は1週間ほど寝かせておくのですが、今回はワークショップで講師をした手前当日から向き合いました。
「自分はロボット」なんてイメージでただ手直しします。
ロボットと言うと聞こえは悪いですが、禅で言うところの無の境地みたいなもんですね。
辛い時間ではありますが、少しずつ体裁が整っていく過程に快感を感じるんですよね。
言ってること支離滅裂ですけど・・・。

実践報告ばかりの自分ですが、展望論文にチャレンジしています。
バカな私は展望論文なんて論文数稼ぎのための論文だろと思っていたのですが、これが作成してみると驚くほど奥が深いのです。
特にこの10年ほどで展望論文の基準がかなり厳しくなってきています。
ただ論文を集めればいいというものではなく、【研究】なんです。
「この論文で掲載されてるのに、なんで俺の論文が・・・!」なんて失礼なことを愚痴りながら身悶えしながら体裁を整えていきます。
こんな一喜一憂する自分に「生きてるな~」と感じます。

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