I’s Blog

伊藤久志@アイズサポートのブログです。

ターン

2019-09-23 14:00:33 | Weblog
水泳で泳ぐ距離に応じて、何回ターンしたらいいのか変わってきます。
大会で100メートルの種目の場合、25メートルプールなら3回、50メートルプールなら1回。

この前、テレビを見ていたら、海外のドキュメンタリーがやってて、たしか自閉症の青年達が水泳に取り組んでいて大会に出たりするような内容でした。
その映像の中に、コーチがレース前にターンの回数を伝えるシーンがあって、
これを参考にして少しアレンジしつつ自分が担当している子に試してみました。
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論理的にわかりやすいが実際は難しい

2019-09-18 09:42:57 | Weblog
論理的にわかりやすいので巷には広がるけど実際に有効かどうかは微妙なものって療育の業界に限らず多くあると思います。

例えば、SSTとか。
社会性に問題があるからソーシャルスキルトレーニングをやればうまくいくんじゃないかという論理は非常に明快です。
ただ、それを実践して効果を上げるのは、あまりにも難しい。

最近だと、自己理解とか。
自己理解に問題があるから自己理解を促して適切に自分に合った対処がとれるようにという論理は非常に明快です。
ただ、それを実践して効果を上げるのは、あまりにも難しい。

どちらにも共通するのは、ボトムアップ的な思考だと思う。
ボトムアップの罠を理解しつつ、トップダウンを併用することが妥当な線かと思うけど、
それはそれで難しい。


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研修システムの構築

2019-09-17 08:51:53 | Weblog
昨日は、アイズセミナー【トークンエコノミー】でした。

演習問題として、「アイズセミナーへの参加行動」を標的行動として、トークンエコノミーの適用を考えていただきました。
予想以上に盛り上がって頂けたのかなと思います。
考えもつかなかったアイデアが多く出てきて、非常に刺激的でした。
皆様にいただいたアイデアを活用し、当面の目標である研修システムの構築に取り組んでいければと思っています。


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行動の威勢

2019-09-10 19:00:18 | Weblog
行動モーメンタムなんて言われますが、行動の勢いを活用した手続きがあります。
具体的な手続きの名前は以下になります。
・既習得課題挿入手続き(未だ習得できてない課題に取り組む際に、既に習得できてる課題を挟み込むつつ実施する)
・高確率・指示順序手続き(低確率でしか遂行できない課題の直前に、高確率で遂行することができて強化される課題を数試行連続で実施する)


高確率・指示順序手続きの使い処としては、
・逃避/回避行動が起きやすいルーティン(衛生/医療)
・エラーレス方略で実施したい学習課題
・強迫症状で次の行動に移行することが困難な場面

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